核問題関係年表


原水爆禁止日本国民会議の結成〜東西冷戦の終結

1965 2/1 東京・電通会館で「原水爆禁止日本国民会議」(原水禁)の結成大会。総評、中立労連、社青同、日本婦人会議など13団体と地方代表4000人が参加。代表委員には太田薫・総評議長、森滝市郎氏、浜井広島市長ら6氏。事務局長に伊藤満広島大教授
2/7 ベトナム戦争で米軍機による北爆が開始
2/10 衆議院で統幕会議の極秘文書「三矢研究」が問題化
4/8 ブリュッセル条約調印。欧州3共同体の機関を統一
6/22 日韓基本条約等調印
7/1 ブリュッセル条約発効により単一閣僚理事会、単一委員会発足。以後3共同体は欧州共同体(EC)と総称される
7/29 米軍のB-52爆撃機が沖縄からベトナムへ出撃
8/5 被爆20周年原水爆禁止世界大会が開かれた
9/1 インド・パキスタン両軍、カシミールで衝突(印パ戦争)
10/1 インドネシアで軍部左派のクーデター失敗(9・30事件)
10/12 日韓条約批准阻止統一行動、10万人が国会請願デモ
11/27 ワシントンでベトナム平和大行進
1966 1/17 米軍のB-52爆撃機がスペイン沖で墜落、水爆を紛失
5/16 中国共産党中央文化革命小組設置を通達(文化大革命はじまる)
6/18 国労原爆被爆者対策協議会が発足
7/11 広島市議会、原爆ドームの保存を決議。工事費については、共産党・保守党の一部の反対で予算を否決。
7/25 茨城県東海村の日本原子力発電株式会社の東海発電所が運転開始。出力16万6,000kW。日本一のガス冷却炉でで、英国の技術による。ギリスのコールダーホールにの原子炉と同型。のこの発電所はイギリスから技術を導入して造られたもので、わが国唯一のガス冷却炉です。この型の発電所はイギリスのコールダーホールに最初に造られたため、コールダーホール型とも言います。この発電所は、1998年3月31日に運転終了
10/5 米エンリコフェルミ原発(高速増殖炉)で大事故
1967 1/6 米軍がメコン・デルタに上陸開始
2/14 中南米非武装条約(トラテルロコ条約)調印
2/17 佐藤栄作(第2次)内閣発足
5/2 ラッセル主唱の「ベトナム戦犯裁判」が開廷、アメリカに有罪判決を下す
6/5 アラブ諸国・イスラエルの第3次中東戦争(6日戦争)
6/17 中国が初めて水爆実験を実施
7/1 欧州共同体(EC)発足
8/8 東南アジア諸国連合(ASEAN)結成
10/8 佐藤首相が東南アジア歴訪に出発、抗議の全学連と警官隊が衝突(第1次羽田事件)
10/21 ワシントンで反戦デモ
11/12 佐藤首相訪米に抗議デモ(第2次羽田事件)
1968 1/9 アラブ石油輸出国機構(OAPEC)結成
1/19 米原子力空母エンタープライズ佐世保入港に大規模な抗議行動
1/21 水爆を積載したB-52がグリーンランドに墜落
1/29 東大医学部学生自治会無期限ストに入る(東大紛争はじまる)
1/30 南ベトナム民族解放戦線と北ベトナム軍が大攻撃開始(テト攻勢)
2/26 成田空港阻止三里塚集会で警官隊と乱闘
5/3 パリで学生デモ(5月革命)
6/11 宮本顕治共産党書記長が山本幸一社会党書記長に「原水爆禁止運動の統一問題で協議したい」と申し入れ
6/26 小笠原諸島が日本復帰
7/1 62ヵ国が核拡散防止条約(NPT)に調印
8/20 プラハの春。ソ連・東欧5ヵ国軍がチェコ侵入。4/17ドプチェク第一書記解任、後任にフサーク氏
10/21 国際反戦デー。新宿駅をデモ隊が占拠
12/10 東京府中市で現金輸送車の3億円強奪される
1969 1/19 機動隊が東大安田講堂の封鎖解除
2/4 パレスチナ解放機構(PLO)議長にアラファト氏
3/2 中ソ両軍がダマンスキー(珍宝)島で衝突
6/12 原子力船「むつ」が進水
7/20 米、宇宙船アポロ11号月面着陸に成功
9/1 リビアでカダフィら青年将校のクーデター
9/19 国連事務総長、70年代を「軍縮の10年間に」と提唱
11/15 ワシントンのベトナム反戦集会に25万人
11/21 佐藤・ニクソン共同声明。安保堅持と核抜き本土なみの沖縄施政権返還を確認
12/27 第32回総選挙で自民党圧勝。社会党の50減の大敗
1970 1/14 第3次佐藤栄作内閣発足
3/14 大阪で日本万国博覧会開催
3/31 赤軍派学生が日航機よど号をハイジャック。北朝鮮へ亡命
4/16 ウィーンで米ソのSALT(戦略兵器制限交渉)開始
6/23 日米安保条約自動延長、全国で反安保集会デモなど
10/24 チリ大統領選で左翼統一連合のアジェンデ当選
11/15 沖縄で国政参加初選挙
11/25 三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で憲法改正を訴え割腹自殺
12/20 沖縄コザ市で市民5000人が反米暴動
1971 3/26 バングラデシュ(東パキスタン)がパキスタンから独立
4/24 ワシントンで統一反戦大集会。50万人が集まる
6/17 沖縄返還協定調印
8/15 ニクソンがドル防衛策として金とドルの交換停止を発表。東京株式市場、史上最大の暴落(ドルショック)。8/28円の変動相場制移行を決定
10/25 国連総会で中国招請、台湾追放を可決
11/7 米アムチトカ島で史上最大の地下核実験実施
11/19 沖縄返還協定の強行採決に全国的抗議行動
11/24 衆議院本会議で非核三原則を決議
12/3 第3次印パ戦争(〜17日)
12/7 原水禁、ミクロネシアにビキニ調査団を派遣
12/18 ワシントンで10ヵ蔵相会議。スミソニアン合意で固定相場制復活
1972 1/27 アメリカで「ECCS」の公聴会始まる
2/3 冬季オリンピック札幌大会
2/19 連合赤軍浅間山荘事件。警官隊と銃撃戦。2/28全員逮捕
2/21 ニクソン訪中。2/27米中共同声明(上海コミニュケ)発表
5/15 沖縄施政権返還、沖縄発足
5/22 ニクソン訪ソ。5/26戦略核兵器制限条約(SALT1)に調印
6/2 広島県教組、国労広島地本など単産、被爆者団体7組織が「被爆二世問題連絡会」を結成
6/17 米民主党全国委員会本部に盗聴器をしかけようとした5人が逮捕(ウォーターゲート事件)
7/7 田中角栄内閣発足
9/25 田中首相訪中、日中国交正常化の共同声明。台湾の国民政府が対日外交関係断絶
11/6 日本政府がミッドウェーの母港化承認
12/21 東西ドイツが関係正常化基本条約調印
12/22 第2次田中角栄内閣発足
1973 1/1 英、アイルランド、デンマークがECに加盟。第1次拡大
1/27 パリでベトナム和平協定調印(3/29米軍、南ベトナム撤退完了)
2/10 被爆二世問題連絡会が山田広島市長に「被爆二世の無料健康診断の実施」「医療・生活面の救援」など、具体的な対策を申し入れる
2 被爆二世の問題で大同団結した被爆二世問題連絡会。当初の7団体が、社会、共産のワクを超え13団体に
5/13 ラルフ・ネーダーらが稼働中の原発の運転停止を提訴
6/16 ソ連のブレジネフ書記長が訪米。核戦争防止協定調印
6/21 SALT2基本条約が調印
7/5 宮本顕治共産党委員長が「中ソ対立によって世界の政治情勢は変わってきた。社会主義国の核実験であってもすべて防衛のために余儀なくされたとは言えぬ状況になった」と述べ、今後は「社会主義国の核実験でも反対する」とこれまでの主張を転換
7/20 フランスの核実験に抗議して原爆慰霊碑前で座り込み。以後、核実験の度に座り込み
8/5 全電通労組が広島市で全電通全国被爆者協議会の結成大会。会長に酒井喜芳全電通委員長、事務局長に近藤幸四郎広島地方支部副委員長
8/8 元韓国大統領候補金大中氏が東京のホテルから拉致(金大中)
8/27 伊方原発の設置許可取り消し訴訟が提訴
9/11 チリで軍部のクーデター、アジェンデ大統領死亡
10/6 第4次中東戦争。エジプト・シリア軍がイスラエルと交戦
10/17 OAPECが石油値上げ、生産・供給制限など石油戦略発動。オイルショック
10/27 東海第2原発の設置許可取り消し訴訟提訴
12/5 総評が労組で被爆者組織を結成している組合の代表を集め、「総評被爆者協議会連絡会議」(総評被爆連)を結成。全電通、国労、動労、全逓、日教組と準備中の自治労、全専売、全水道,ABCCの9単組。議長に大原亨代議士(広島1区・社会)
1974 5/18 インドが原爆実験を実施
8/8 ニクソン大統領ウォーターゲート事件で辞任、後任はフォード副大統領
9/1 原子力船「むつ」が放射能漏れ事故
10/3 米上院がラロック証言(核積載艦の日本寄港)を公表
12/9 三木武夫内閣発足
1975 4/17 プノンペン陥落、ロン・ノル政権崩壊
4/30 南ベトナム政府無条件降伏(ベトナム戦争終結)
7/7 フォード米大統領が「新太平洋ドクトリン」発表
7/15 米のアポロ・ソ連のソユーズの宇宙船がドッキング成功
7/19 沖縄国際海洋博覧会開催
7/30 ヘルシンキで欧州安保協力首脳会議開催
8/5 全逓労組が「全逓原爆被爆者全国協議会」を結成。全国規模の被爆者組織は国労、全電通、日教組についで4番目
8/15 三木武夫首相が現職首相として初めて終戦記念日に靖国神社参拝
11/15 パリ郊外のランブイエで第1回サミット
11/20 スペインのフランコ総統死去。11/22カルロス国王即位、王政復古
12/2 ラオス王政廃止、共和制樹立
1976 2/6 米上院公聴会でロッキード社のコーチャン副社長が日本政府高官への贈賄を証言
4/5 中国で天安門事件。4/7?小平失脚、華国鋒首相就任
6/25 河野洋平らが自民党を離党、新自由クラブ結成
7/2 ベトナム社会主義共和国成立(南北ベトナムの統一)
7/27 東京地検がロッキード事件で田中前首相を逮捕
9/9 中国、毛沢東主席死去。10/6四人組逮捕、10/7華国鋒首相が主席就任
10/29 防衛計画大綱決定。防衛費GNPの1%以下に
11/2 米6州で住民発議の原発禁止の州法の住民投票
12/24 福田赳夫内閣発足
1977 1/7 西独紙がチェコ自由派知識人の「77年憲章」宣言を報道
3/1 原水禁国民会議が全国委員会で、幅広い団体が一致した課題で統一行動を目指す「原水禁運動の統一テーゼ」を提案
3/7 米空軍が巡航核ミサイルの全面開発を決定
3/18 総評と共産党が8月をメドに「原水禁運動の新しい組織体をつくること」に合意
4/4 被爆者援護法制定を求めて2つの広島県被団協が統一集会
4/9 地婦連と日青協が「原水禁運動の統一を」と声明
4/25 日本原水協が原水爆運動統一を実現するため、統一組織発足と同時に原水協の組織自体を解体する方針を示す
5/19 森滝市郎・原水禁国民会議代表委員と草野信男・日本原水協理事長が東京の芝パークホテルでトップ会談。?8月の世界大会は統一大会を開く?年内をメドに国民的な統一組織を実現する?原水禁運動の原点に返り、核兵器絶対否定の道をともに歩むことを決意する、など5項目について合意
6/18 広島県原水禁、長崎県原水禁などが「原水爆禁止統一実行委員会」を地方無視と批判声明
7/1 米上院が中性子爆弾の開発予算を承認
8/3 14年ぶりの統一大会「1977年原水禁世界大会」の国際会議が広島市で始まる。海外30ヵ国14国際組織の代表を含む350人が参加。ソ連からも11年ぶりに代表参加
8/12 中国が文化大革命集結宣言、「四つの近代化」発表
10/3 SALT1が期限切れ失効
12/23 統一実行委員会が年内統一は不可能と結論を見送る
1978 2/13 原水禁が独自の世界大会の開催を決定
2/15 ビキニ・デー中央集会が16年ぶりに統一して開催された
3/26 成田空港管制室に反対派が乱入、開港が延期
3/26 社会民主連合(田英夫・代表)結成
3/30 孫振斗さんが最高裁で勝訴
5/20 新東京国際空港正式に開港
5/24 ニューヨーク国連本部での第1回国連軍縮特別総会。日本からNGOとして原水禁など500名が参加。
8/1 市民5団体主唱で「’78核兵器完全禁止・被爆者援護世界大会」が開催
8/12 北京で日中平和友好条約調印
8/15 福田赳夫首相が靖国神社参拝
10/16 原子力船「むつ」が佐世保に入港
12/7 大平正芳内閣発足
1979 1/17 第2次石油危機
3/28 アメリカのスリーマイル島原発2号炉で放射能漏れ事故
6/8 米、MXミサイルの開発を決定
6/18 米ソが第2次戦略核兵器制限条約(SALT2)調印
8/6 原水禁世界大会広島で原発とソ連の核実験をめぐって意見が対立、紛糾
10/7 第35回総選挙。自民党敗北、40日抗争に
10/23 リムパック演習に海上自衛隊が初参加と防衛庁が発表
11/9 第2次大平正芳内閣発足
12/12 NATO理事会がパーシング2、トマホーク導入を決定
1980 5/10 ハワイで非核太平洋会議開催
5/25 韓国全土に戒厳令。5/27、デモ隊が占拠する光州市に戒厳軍突入(光州事件)
6/26 仏で中性子爆弾の実験を発表
7/16 ミクロネシアのパラオで世界初の非核憲法が成立
7/17 鈴木善幸内閣発足
7/19 モスクワ・オリンピック。米中日などボイコット
7/25 カーター米大統領が大統領指令59号に署名
8/14 ポーランドのグダニスクで造船労働者スト。9/22、「連帯」設立
8/15 鈴木善幸首相が靖国神社参拝(81年、82年も)
8/27 韓国で全斗煥大統領選出
9/9 イラン・イラク戦争はじまる(〜88年8/20)
12/11 原爆被爆者対策基本問題懇談会が意見書を答申
1981 1/1 ギリシャがEC加盟
1/10 原水禁・原水協・地婦連などが世界大会を統一して開くことに合意
2/18 レーガン米大統領が経済再建計画(レーガノミックス)
3/16 第2次臨時行政調査会(土光敏夫・会長)発足
3/16 ビキニ環礁の元住民が米に対し賠償請求を提訴
4 欧州で核ミサイル配備反対デモが巻き起こる
5/17 ライシャワー元駐日大使が「核積載米艦の日本寄港は21年前から了解済み」と発言。核積載の米艦の日本寄港論争起きる
5/21 仏大統領選で社会党のミッテラン就任
5/28 バヌアツ共和国ポートビラで核のない太平洋をめざす第1回太平洋労働組合会議、総評が代表団。太平洋労働組合フォーラムとよばれる調整委員会が設立
6/8 イスラエル機がイラクの原子炉を爆撃
6/29 中国で党主席に胡耀邦、党中央軍事委主席に?小平
8/30 イランの首相府爆弾テロ、大統領、首相爆死
9/3 太平洋地域首脳会談が日本の放射性廃棄物の海洋投棄に反対する決議を採択
10/6 エジプトのサダト大統領暗殺、後任ムバラク副大統領
10/10 ドイツのボンで30万人の反原発集会
10/16 レーガン米大統領が欧州で限定核戦争もありうると発言
10 欧州各国で反核運動が高揚
11/14 「第2回国連軍縮特別総会に核兵器完全禁止と軍縮を要求する国民運動連絡会議」が発足
12/13 ポーランドで戒厳令、ワレサ氏軟禁
1982 3/10 ケネディ議員らが「核兵器凍結・削減」を求める共同決議案を提出
3/12 「平和のための広島行動」
4/2 アルゼンチン軍、英軍が戦闘。フォークランド紛争(6/14英軍勝利)
4/9 西ドイツで反核大行進
4/25 イスラエルがシナイ半島をエジプトに全面返還
5/23 「平和のための東京行動」
6/7 第2回国連軍縮特別総会(SSD?)開会。NGOとして原水禁など参加
6/12 ニューヨークで120万人の反核集会
6/29 米ソ戦略兵器削減交渉(START)はじまる
7/4 レーガン米大統領が「国家宇宙政策」を発表
9/9 アラブ首脳会議でパレスチナ国家樹立とイスラエルの生存権を認める「フェス憲章」採択
9/26 ニューカレドニアのヌメアで第2回太平洋労働組合会議
10/24 「反核・軍縮・平和のための大阪行動」
11/27 中曽根康弘内閣発足
12/13 国連総会が核兵器凍結を決議
1983 1/17 中曽根首相訪米し「日本列島は不沈空母」と発言
1/29 米空母エンタープライズ号が15年ぶりに佐世保に寄港
2/10 ベラウで自由連合協定の住民投票が行なわれた
2/17 ロンドン条約締結国会議で「低レベル放射性廃棄物」の海洋投棄の一時停止が決議
3/6 西独総選挙で環境保護を唱える「緑の党」初進出
5/1 巡航核ミサイル搭載のB-52がグアムに配備
5/7 米下院が「核凍結」を可決
5/20 中曽根首相がウィリアムズバーグ・サミットで巡航核ミサイルの配備を予定通り断行すべきと発言
6/26 第13回参議院選挙(初の比例代表制)
7 欧州各国の反核運動高揚
7/11 20年ぶりに統一して行う平和大行進の広島―長崎コースが広島を出発
8/15 中曽根康弘首相が「内閣総理大臣たる中曽根康弘」として靖国神社参拝(84年も)
8/21 フィリピンの野党指導者アキノ氏が暗殺される
9/1 ソ連機が領空侵犯した大韓航空機撃墜
9/7 社会党大会。委員長に石橋政嗣
10/22 西欧10ヵ国で反核街頭行動に200万人が参加
10/25 米軍・カリブ6ヵ国軍がグレナダ侵攻
11/14 英グリナム基地に巡航核ミサイルが配備された
12/27 第2次中曽根康弘内閣発足
1984 7/28 ロサンゼルス・オリンピック。ソ連圏15ヵ国が不参加
10/31 インドのガンジー首相がシーク教徒に暗殺される
1985 1/2 中曽根首相訪米、SDI(戦略防衛構想)に理解表明
1/31 ニュージーランドが核積載米艦船の寄港拒否を表明
3/10 ソ連でチェルネンコ書記長死去、後任ゴルバチョフ
3/16 つくばで科学万博開催
4/1 NTT、日本たばこ産業発足
5/9 2年続いた統一平和行進が分裂
7/10 ニュージーランドで国際環境保護団体グリーンピースの核実験抗議船が爆発
8/2 原水禁世界大会が広島市内での国際会議で開幕。中国が20年ぶりに正式参加。統一開催だが原水禁国民会議、総評系代表は大半欠席
8/5 核廃絶に向けた都市の役割を話し合う「第1回世界平和連帯都市会議」開催。広島・長崎で海外63国内30の自治体首長が参加
8/6 ソ連85年末まで核実験を一方的停止
8/15 中曽根首相が首相として初めて靖国神社公式参拝。藤波孝生官房長官の私的諮問機関「閣僚の靖国神社参拝問題に関する懇談会」の答申を受けて
9/22 主要5ヵ国蔵相・中央銀行総裁会議G5。プラザ合意
12/10 ニュージーランド政府、核兵器積載艦と原子力推進艦の入港を禁止する「非核地帯・軍備管理・軍縮法案」を議会に提出
1986 1/1 スペインとポルトガルがEC加盟
1/28 米、スペースシャトル・チャレンジャー号爆発
2/25 フィリピンでマルコス退陣。アキノ夫人が大統領に
4/26 ソ連のチェルノブイリ4号炉で核暴走事故
5/4 東京サミット開催
7/6 衆参同日選挙。自民党圧勝、社会党大敗
7/22 第3次中曽根康弘内閣発足
8/4 日本被団協、日本生協連など10市民団体の「国際平和年'86市民平和大行進集結大会」、日本原水協の「原水爆禁止1986年世界大会」、原水禁国民会議の「被爆41周年原水禁大会」が広島市でそれぞれ始まる。9年ぶり分裂大会
8/7 長崎で18ヵ国・地域から海外代表四四名が参加する「核被害者フォーラム」を開催
9/6 社会党委員長に土井たか子選出
11/25 米大統領補佐官が対イラン武器供与代金をニカラグア反政府派に横流ししたことが判明(イランゲート事件)
12/30 87年政府予算案で防衛費が1%枠突破
1987 このころから地価が急騰。バブル時代に
4/1 国鉄分割民営化。JRグループが発足
6/4 ニュージーランド議会が核艦船の寄港禁止を含む反核法案を可決
6/11 英、総選挙で保守党大勝。サッチャー首相3選
9/22 昭和天皇、宮内庁病院に入院、手術
9/26 ニューヨークで第1回核被害者世界大会
10/9 ニューヨーク株式市場大暴落(ブラックマンデー)
11/6 竹下登内閣発足
12/8 レーガン・ゴルバチョフ会談。米ソがINF(中距離核戦力)全廃条約に調印
1988 1/13 台湾の蒋経国総統死去。後任に李登輝総統
3/18 ゴルバチョフ、新ベオグラード宣言。東欧に民主主義高陽
4/23 東京で「原発とめよう2万人行動」
5/30 ニューヨークで第3回国連軍縮特別総会。NGOとして原水禁も参加
9/17 ソウルオリンピック。160ヵ国・地域が参加
1989 1/7 昭和天皇死亡。皇太子明仁即位。平成と改元
2/24 昭和天皇の大喪の礼
4/1 消費税実施
4/9 六ヶ所村の反核燃行動に全国から1万1000人が結集
6/2 宇野宗佑内閣発足
6/4 北京天安門広場で戒厳令軍が学生・市民を武力制圧(天安門事件)
8/9 海部俊樹内閣発足
11/10 ベルリンの壁、取り壊しはじまる
11/21 官公労が合流し、日本労働組合総連合(新・連合)結成
12/3 マルタ島で米ソ首脳会談。東西冷戦終結宣言
1990 1/18 本島等・長崎市長が天皇の戦争責任発言で右翼団体員に銃撃されて重傷
2/5 ソ連で一党独裁を放棄
2/28 第2次海部俊樹内閣発足
3/15 ソ連初代大統領にゴルバチョフ就任
4/28 日比谷野音で脱原発法を東京集会。前日には四谷公園で署名提出集会など
5/26 カザフ共和国アルマアタ市で核実験禁止国際市民会議開催
6/29 文仁親王が川嶋紀子と結婚。秋篠宮家創立
8/2 イラク軍がクウェート侵攻
9/9 福島第1原発3号炉、主蒸気隔離弁の故障で出力異常、原子炉自動停止
10/3 東西ドイツが統一、ドイツ連邦共和国成立
10/21 原水禁、10月反核行動月間にエレーナ・ルキャノヴァ博士とアレクサンダー・ステファネンコ氏を招待し全国でキャンペーン
10/21 横田基地包囲行動
11/12 天皇、即位の礼
11/21 全欧安保協力会議(CSCE)首脳会議、「パリ憲章」に調印
11/22 天皇、大嘗祭
1991 1/12 「地球的反核同盟(GANA)」結成、日本から原水禁が参加
1/17 米軍中心の多国籍軍がイラク空爆開始。湾岸戦争突入(〜2/27)
2/9 関電電力御浜原発2号機で蒸気発生器の細管が破断、原子炉自動停止。緊急炉心冷却系作動、冷却水漏れ、環境中に放射能放出
4/24 掃海部隊のペルシヤ湾派遣決定
6/17 南アフリカでアパルトヘイト(人種差別政策)廃止
7/31 米ソが戦略核兵器を30%削減する戦略兵器削減条約(STAR1)に調印
8/6 連合(日本労働組合総連合)が広島で単独の平和集会開催
9/15 ユーゴ連邦軍とクロアチア軍が全面衝突、戦闘激化
10/17 原水禁訪ソ団が「ネバダ・セミパラチンスク核被害者同盟」主催の「核被害者国際会議」に参加。キエフ、セミパラチンスクの被害状況を調査
11/5 宮沢喜一内閣発足
12/11 EC首脳会談(マーストリヒト)、欧州連合(EU)創設合意。92年2月に欧州連合条約調印
12/18 原水禁第63回臨時全国委員会。代表委員制から、議長制に改めるなどの規約を改正
12/21 旧ソ連11ヵ共和国が独立国家共同体創設のアルマタ宣言
12/26 ソビエト社会主義共和国連邦消滅