セントウソウは春に咲くセリ科の花である。 |
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セントウソウの花と葉
セントウソウの名の由来は仙人の庵(仙洞)の付近に咲くからとか春の初め(先頭)に咲くからとかの説が有るものの、牧野富太郎博士によると名の謂れは不明との事である。 |
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オウレン
オウレンはキンポウゲ科の花で、複葉の葉の形でキクバオウレンやセリバオウレン等に分類されるが、いずれも3出複葉の葉の形がセントウソウに似ている。 冬季積雪する地方に多く、この地で見る事は難しく、上記の写真も日本海側で写したものである。 セントウソウはオウレンのように有用な植物でもなく、花もオウレンよりずっとさえないし、オウレンダマシ等と呼ばれて気の毒な花ではあるが、それでも、春の山裾で目立つ花である。 |