ロミ空ツアー日記

・Dミラノ編 その2                         (2006.3.21.更新)


ちょうど時間も昼時でいい時間だったので、かねてより狙いをつけていた「ルイーニ」↓
というちょっと名前だけは印象はよくない(笑)店へ

店自体はパン・ピザ系のものが売っている店で、ガイドブックの説明ではピッツァの生地にチーズやトマトソースを挟んで揚げた大きな半月状のパンツェロッティのお店ということで、そのパンツェロッティ自体が私は分からずに行きましたが、商品名がルイーニって名前だったはずなのでこれで間違いないです(笑)。で、味のほうですが上の材料が好きな人は恐らく美味しくいただけると思います。私もこのルイーニは美味しかったです。これも温かいうちに食べたほうがいいと思うので店内でそのまま食べてる人が多いです。値段は2.2ユーロくらいだったと思います。
場所はガッレリアから歩いても2分程度なので便利な場所です。
とりあえずこのルイーニでは2つパンを買いましたが1つはまたどこかで食べようということでそのまま次へと行きました。

次の目的地は大公邸のモデルにもなったスフォルツェスコ城へ向けて、地下鉄ドゥオモからカドルナ駅まで行きました。そこはマルペンサ空港からの電車のマルペンサエクスプレスが到着するミラノ北駅(ノルド)もあったのでいちおうそこも偵察してきました。

で、その後いざスフォルツェスコ城へ

門も普通に開いてたのでアルフレドを国王の下へ!っていう風な感じは無かったですが(笑)それでも立派な城で、中には博物館もあったのですが時間的に微妙な感じだったので先を急ぐということでお城は通り抜けただけでした。写真は何故か改修中みたいな感じで足場がありました。

お城を抜けたところには狼団の聖地でもないですが、黒い兄弟との決闘のあったセンピオーネ公園です。冬場でちょっと雪が残ってる状態だったのでさすがに人も少なかったですがなかなか広い公園です。

この時点でもいかにも雨が降りそうな気配だったので早いうちに公園もあとに・・・・
でも、出口で迷いました〜結局どこか分からず、行きついた駅がランツァ駅でした。

このあとは記念墓地へ行こうととりあえず近くはないけど、ガリバルディ駅まで移動しました。ここからがこの旅の試練の時間でした・・・・
とりあえず墓地方面に向けて線路沿いを歩いてる時にポツリポツリと雨が。実は傘自体は今回の旅行でもロカルノで使ったりしてますが、今回雨は降らないだろうとミラノで間違って預けの荷物に傘を入れてしまいました。ということで、ちょっと濡れつつもなんとか墓地方向に行ってましたが、またまた完全に迷ってしまい路面電車だらけのところでさっぱり分からなくなって、さらに追い討ちをかけるようにどしゃ降りに(^_^;)
雨との格闘が30分ほど続き(大雨になったら屋根のひさしなどで急場しのぎしたり)かなりずぶ濡れになった時に墓地の入口らしきところが見えましたが、ここで雨がかなり強くなったのでこれ以上行くのは断念です。次回に墓地は行くと決めてなんとか雨をよけながら駅方向へ戻りましたがなかなか駅が遠くて、途中にコンビニに寄るも傘は売ってなかったです・・・・・
結局1時間ほど無駄にした後に電車でドゥオモまで戻りました。この時には地下鉄の降りたところで地面に店を広げてどこでも傘が売ってました(^_^;)

駅で人が売ってる傘も5ユーロの折りたたみ傘で、ドゥオモでワゴンで売ってたのも同じ5ユーロでした。まぁまだ雨が降っていたのでとりあえずドゥオモ側で買いました。

で、また改めて出発ということで、記念墓地も考えましたがあまりに縁起が悪い?ので個人的な趣味の場所へということで、サンシーロ競馬場へと向かいました。ここでも迷いまくった挙句、競馬はやってませんでした(^_^;)。で、向かいにソリを引くような競馬(トロット)がやってたので大雨の雨宿りも兼ねて入りました。傘があってもあれだけずぶ濡れだったので傘を買っててよかったなぁと。競馬は15時頃からだったのでちょうど始まったところでしたが、土曜日だったのでそこそこの人が来てました。

レースのほうはトロットの見方は全然分からないので新聞見てもさっぱりで、馬券の買い方もなんとか単勝式(1着を当てる)だけがビンチェンテ(Vincente)ということで分かってたので、なんとか窓口でということで、イタリア語も勉強不足で買いたい数字を言う必要があるのですが、思いついたのが、ロミオ界では一気にメジャーになった10(ディエチ)ときりのいい5(チンクエ)ってのだけだったので、どちらかでいこうと思い5番の単勝で勝負しました。結果は・・・・10番でした(笑)
よくよくついてないなぁという日です(笑)。次のレースも5番を買いましたが7番が来てはずれ、ちょうど雨がやんだので競馬場を後に・・・・

競馬場の横にはサッカーのセリアAリーグのACミラン、インテルのホームスタジアムであるサンシーロスタジアムがあるのでそちら方向へ歩いてると、サッカーユニフォームなどを売っている車があったり、途中にダフ屋かどうか分からないけど、チケットがどうのこうのと言われたりしつつもスタジアムの周りを歩きました。

↑サンシーロスタジアムの入口

このサンシーロスタジアムへは路面電車の16番の路線の終点の停留所が近いので、帰りはちょうど止まっている路面電車に乗りました。

そのまま最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を通り過ぎ、コルドゥシオ駅まで行きました。そこで郵便局があるので切手でも買おうと行ってみましたが、土曜日だったのですでに閉まってました。切手はその後ドゥオモでも売ってなくてタバッキにあると言われましたがタバッキが見つからなかったです(笑)

とりあえずこの時点で17時頃だったんで、土曜日の18時までやっているというパピニアーノ青空市に行きました。最寄り駅は2線のサンタゴスティーノ駅。店は閉店準備気味でしたが雑貨も安く売ってて地元の人が群がってました。何か買おうと思ったけど荷物になるので自重し、そこから歩いて15分ほどでロミオではたまに出てくる運河シーンと思われるナヴィリオ運河があるのでそちら方面へ。

↑夕方のナヴィリオ運河

やたらと水が少なかったです。この時すでに暗かったので、めがね橋風なところの写真も撮れず、このあたりもちょっとした市場風な店もあり人も多かったです。また晴れてる昼間に行ってみたいですね。

このナヴィリオ運河から北へ2キロほどでドゥオモなのでそのまま路面電車も来ないので回りの店を見つつ北上しました。途中で名前だけですがサン・ロレンツォ・マジョーレ教会というのを地図で見つけたので前まで行きました。

↑サン・ロレンツォ・マジョーレ教会

この後路面電車でドゥオモへ戻り、まだ行ってなかった観光案内所へ行こうと探してたら見つけたときが17:58でした。中には人が居るので入れるかなと思ったら、ちょうどどこかの外国人が中のガードマンと言い合いになってました。どうやら、もう営業時間は終わったという内容で、なんとか入れてくれというような感じでした。しばらく見てましたが、中から出てくる人が出るたびにガードマンがその都度カギを開けたり閉めたりでとても入れそうになかったです。
結局ミラノの地図が手に入らなかったです(^_^;)。あまりに心残りだったので売店でお土産と一緒に地図を購入しました。古いのまで掴まされましたがまぁこれも経験ということで。次回はインフォメーションで地図をもらおう(笑)

とりあえず大体観光できるところはまわったので、後はと思ってたら、ロミオの家の近くにある原作では狼団と決闘した場所である市立公園に行ってないのに気づき、夜だったけど公園まで足を向けました。

↑市立公園(プッブリチ公園)

公園の中はランニングしてる人が居るくらいでさすがに夜なのでちょっと不気味さまでありますね。そのまま、公園もさらりと通り過ぎてまたみたびマンツォーニ通りへ。
そのままスカラ座まで突き進みガッレリアあたりでまったりとしてました。この時歩きすぎのためかかなり足が痛かったのでどこかで座ろうと、マクドナルドへ。マクドナルドはセットメニューなのでたのみやすさは万国共通ですが、何かのセットを頼んだら何も言ってないのに飲み物がコーラになってました(^_^;)何で?
その時の会計が5.5ユーロでしたが、10ユーロを出すと50セントは無いか?とイタリア語で聞かれおろおろしてたら、フィフティと英語で言われて納得です。さすがマクドナルドの店員のアルバイトをするような学生はイタリア語と英語を話せないとダメなんだなと思いました。で、ゆっくりと食事をして早めにミラノ中央駅まで戻りました。ホントはガッレリアのあたりの店でパスタを食べたかったのですがなかなか1人ではそういう店も入れず断念。次回は美味しいパスタでも食べてみたいという目標ができました(笑)。何故かガッレリアのあたりでは日本語メニューありますという宣伝が多いです。そういう店は微妙かなとか思ったりするのですが、案外地元の人も入ってるので美味しいのかな?

ミラノ中央駅に戻り、買い物などを済ませ、預けていた荷物を追加料金を払い(最初に6時間分しか払ってなかったので、追加が7時間)、ローマ行きの夜行電車(22:00発)を待ってました。その時に駅の中でタバッキの看板を見てそういえばと思いだして、そこで80セントの切手を5枚購入しました。ホントは77セントで送れるはずですがそういう半端な切手はないんですかね。
それで、ちょうど時間があったので、自分宛にテスト的にミラノ中央駅からもハガキを出しました。これも普通どおり到着しました。スイスよりは少し遅いかなといった感じでしょうか。

乗る電車は2等で寝台ではなく普通の座席だったのでどうかなと思ってたけど、思ったよりも横も広くてよかったです。早めに電車が来たので先に大きな荷物だけを乗せてその荷物にキーチェーンをかけてたんですが、どうもそこまでするほど危なくもないんではという感じでした。たまたま同室(3人掛けの席が向かいになってる)の人にカギをかけてることに驚かれたので。

まぁ22時には予定通りミラノを発ちました。アンジェレッタの心境ではなかったですが。

ミラノは実質夜から翌日夜までの1日でしたが、できれば2日は欲しいなと思いましたね。もちろんもっと長くてもいいんですが。今回は天気に少しやられたので今度はなんとかドゥオモの補修が完了してから天気の日に行きたいと思います。あと、冬のミラノは寒いので寒いのが嫌いな人は要注意です。

ロミ空ツアー日記としては実質ここまでですが、いちおうこのあとはローマ経由で帰国まで・・・


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