53-10: 北海道 札幌 白い恋人パーク



所在地:所在地:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36    

取材時期:2017年11月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

白い恋人は言わずと知れた北海道銘菓である。以前には吉本興業から「面白い恋人」も発売され、話題となった(現在は関西限定で発売することで和解が成立したようである)。そのテーマパークが凄いことになっているとのことで、札幌に出かけてみた。日本3大がっかりスポットの一つ札幌時計台の前から小樽行きのバスにのり、西町北20丁目で下車し大野記念病院を過ぎるとすぐにわかる。当日は連休中日で駐車場はすでに満車なので、公共交通機関で来た方がよいだろう。園内は無料で楽しめるスペースもたくさんあるが、やはり目玉は工場見学だ。入場料600円を支払うと白い恋人1つと館内案内を手渡されツアースタートである。

  

まずはコレクションモールに突入する。お宝鑑定団に出てきそうなデミタスカップやステンドグラス、古いチョコレートの包み紙(当然欧州製)などがきれいに展示されている。さらに進むとカカオ豆からチョコレートのできるまでの昔の製法が、ミニジオラマで再現されている。それだけではなく、展示ケースまえのボダンを押下すると、なんとプロジェクションによる動画再生が始まる。古いものと新しいテクノロジーの融合か・・(大げさすぎ)。なるほど、チョコレートはこうやって造られるんだ・・と感心していていると、次は肝心のお菓子製造現場に入る。もちろん工場内部をガラス越しに見るだけなのであるが、その内部がギャラリーから見られることを前提に作られている。なにやらキャラ人形がたくさんあるのである。うーん、工場見学はいろいろ参加してきたが、製造現場にキャラ人形が存在するのは初めてだ。

  

さて、ここまでくると見学も終盤。4階に上がるとそこはカフェ&レストランである。今回はあまり時間がなかったのでお茶はしなかったが、せっかくお菓子工場にきたのであれば一休みしてもよかったかもしれない。レストラン入り口にある砂糖菓子でつくった城やドレス、オウムなど、必見である。残念ながら食べられないらしい。レストランを抜けると企画コーナーであり、当日は昔のおもちゃ展をやっていた。そのご1階にもどって工場見学終了。事前予約するとお菓子作り体験もできるそうなので、申し込んでみるのも面白いかもしれない。工場をお城にしてしまう点では、あの日本食研の宮殿工場には足下も及ばないが、内部の作り込みは負けていないと思う。かなりちかい施設としては、犬山お菓子の城などであろう。札幌の超有名スポットなので一度は訪問されたい。

  


リンク等:
日本食研 宮殿工場
犬山 お菓子の城

取材記録53に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ