「國祷会」並び

「東日本大震災犠牲精霊第七回忌」法要 

平成29年2月15日

   

  

修行僧を乗せたバスが山門前に到着。午前10時。

  

九州一円の沢山の行僧が行進開始。大声でのお題目が始まりました。

  

  

  

仁王門前にて出迎えられる御前様と婦人会幹部。

  

  

  

弟子達も懐かしいご対面!

  

大本堂に一礼をし、日修聖人胸像前へと移動。帰山報告の読経。

  

  

  

   

  

  

水行式

  

  

  

  

  

  

  

午前11時。国土安泰を祈る大法要。東日本大震災7回忌法要、そして復興祈願へ

  

  

この度、私達、御前様の門弟の中から新たに徳永前啓師、佐々木前介師が加行を成満し、本日、九州教区の修行僧と共に帰山致しました。

第三行 濱田上人以下、16名の修行僧がいま集結し、相次ぐ震災などを憂い、国土安泰を諸天善神に祈る大法会であります。それでは…

 ただ今より、当山山首佐野日遠僧正大導師のもと、平成二十八年度日蓮宗加行所成満各聖の式衆を頂戴し、当山檀信徒の囲繞のもと、

国家安全、国土安穏、万民快楽の國祷会大法要を厳修致します。一同合掌 法味言上。

  

  

  

  

  

  

いま、荒行僧の大音声の中、國家安穏の祈りを捧げこの国のタミに災難が及ばないよう共に合掌しての御祈願を修めました。

これより平成二十三年三月十一日、未會有の自然災害「東日本大震災」。最大40.1mにも上る巨大な津波が発生し、

東北、関東の沿岸部に壊滅的な被害をもたらし、更には、巨大津波以外にも地震の揺れ・液状化・地盤沈下・ダムの

決壊などによって、北海道南岸から東北を経て東京湾を含む関東南部に至る広大な範囲で被害が発生、人々の生活に

必須な、ライフラインが長期に渡り寸断され、生活そのものが壊滅状態に陥りました。建築物の全壊・半壊は合わせ

て400,326戸。まさに地獄絵図のような惨状はいまなお、記憶に残る惨事でした。

あれから五年と11ヶ月。震災による死者・行方不明者は18,455名。

この御霊に鎮西身延の山から、供養の誠を捧げ、追悼すべく

ただ今より東日本大震災犠牲者18455精霊、7回忌法要を荒行僧の読経を頂き、厳修致します。改めまして一同合掌。

  

  

九州行僧のご紹介。第三行立野上人によるご挨拶。

  

  

熊本大地震被災地へ「寒修行浄財」の贈呈。嶋井総代より、濱田上人へ。

  

震災時の詳細を述べられた濱田上人。本佛寺一行が支援に入ったトラックの様子を白像に乗った仏様と喩えて紹介されました。

御前様謝辞

  

前啓さんと前介さんを紹介。宇久島の帰山式で42の船に大漁旗が立って祈祷した圧巻を披瀝されるなどのご挨拶。

  

大衆法楽

  

  

およそ1時間半に及ぶ大法会が終了しました。修行僧の力が充満した法要。国土安泰なれ!

  

特別祈祷

午後から、御真骨堂にて、特加がありました。

  

  

何座も続くご祈祷。境内に読経と木剣が木霊し、一層信仰の御山が充実しました。

  

  

  

  

長い長いご修行ご苦労様でした。うなぎで精を付けて下さい。 次ぎの巡業へと旅だった上人方を見送る婦人会。

  

國祷会、七回忌法要円成。感動の式典でした。祈りは届いたと確信します。日本万歳!日蓮聖人万歳!

ご覧戴き、ありがとうございました。

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