國祷会

平成20年2月15日開会

 

高橋前岳上人
日蓮宗加行所成満帰山奉告式

初行を成満しました!

「帰山式」

 

此度は、御前様の弟子である私達の兄弟が、荒行を無事成満した記録を掲載します。

 

スナップ

午前10時

百日の修行を終えた前岳さん!おかえりなさい!見慣れない髭と髪の毛で登場。

   

参道門から行列で、本佛寺に帰ってきました。

 

石段を上がる行列、御前様も嬉しそうに、お出迎え!

      

奥様が率先して、前岳サンの行列で、太鼓を叩いていました。

 

 

励光閣お払い

到着後、励光閣聖地の基礎をお祓い致しました。

  御前樣導師で、修行僧とともに、建設地を囲み木剣祈祷です。

       

荒行の法力を頂いて、聖地をお祓いすることにより、さらに励光閣が大切な建物であるとの思いが深まりました。

 

まだ、型枠状態の現場ですが、ここにそびえ立つ励光閣が楽しみです。

行僧様の到着と同時に行われた祈願でした。

 

 

水行式

11名の修行僧が、水をかぶり、身を清められました。

   

荒行での日常を披露、一日七回の水をかぶるそうです。

 

午前11時

大本堂にて、立正安国『國祷会』帰山報告式

開式之辞

 寒水白粥 梵骨将に死れなんとす。昨秋十一月一日より本年二月十日に至る百日間、結界と称して、社会との会通を寸断し、ひたすら修行に徹しての日常を送る日蓮宗大荒行。この修行を完うされ、本日帰山された 我等が兄弟弟子 高橋前岳上人。時あたかも、日蓮聖人が国家を案じ「立正安国論」を時の権力者、北条時頼に献上して七五〇年の歴史と重ねると、その機縁は並々ならないものと伺い知る所であります。本日、鎮西身延御宝前に、中山法華経寺格護の国宝「立正安國論」御親筆復刻版を供え、当時の往事を忍び、国家安穏を祈らんと、「國祷会」と銘打って、一同と共に祈願法要を厳修致します。ご来賓には、大荒行堂正伝師 当山前山首 佐野日修猊下のご臨席を頂戴し また日蓮宗福岡県宗務所長松尾周学僧正、同じく修法師会長 立野良顕僧正、本佛寺一門会鎮西連合代表 佐野前明上人のご来山を仰ぎ、本年度福岡県加行成満僧侶各聖並び兄弟弟子の出仕を得、山首導師のもと、只今より 立正安国國祷会 帰山報告式を開式したします。

一同、合掌。法味言上。

 

来賓の御寺院と、読経をする修行僧の法要

  

 

前岳さんの導師で、初めての木剣祈祷!

 

  

力の籠もったご祈祷でした。

 

帰山奉告文言上

 高橋前岳師が荒行のすべてを御宝前に言上いたしました。

 

涙する内容でした。

 

日蓮宗加行所正伝師 博多東公園銅像主管 本佛寺第八世 佐野日修猊下より、許証の授与、併せてお言葉を頂戴致しました。

  

そして日蓮宗福岡県宗務所所長 八幡龍潜寺ご住職 松尾周学僧正より認証書授与と祝辞、

福岡県修法師会会長本岳寺ご住職 立野良顕僧正よりお祝辞を賜りました。

 

 

次に、当山本佛寺の修行僧一門会を代表して、孝性寺ご住職 佐野前明上人の祝辞、行僧代表原上人より挨拶がありました。

  

                                           涙する奥様とお母様

最後に前岳さんの御礼、そして御前様の謝辞があり、法要が終わりました。

     

 

大衆法楽

御前様の導師で最後に行われた法楽加持!

  

御前様の横で、初めて木剣をふる前岳さん。本人の夢が実現した瞬間でした。

成満本当におめでとうございました!

 

 

特別祈祷は、御真骨堂で行われました。

  

 この日は施餓鬼大法要の聖日。午後1時から同時に大本堂では施餓鬼会が行われました。

お寺の行事ではありませんでしたので、参拝の皆様にはご案内をしていませんでした。

それでも、自然と口伝えでしょうか?沢山の方が迎えて下さいました。

本当に、感動した國祷会でした。

前臣さんも、頑張って荒行にいきたいと言ってました。

編集 前晴

 

最後までご覧頂きありがとうございました。 

 

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