龍口法難会
平成24年10月5日(本佛寺内)
龍口法難とは?
- 片瀬龍の口で斬首刑
1271年(文永8年)9月12日のご法難
「外には遠流と聞えしかども内には頸を切べしとて、鎌倉龍の口と申す処に九月十二日の丑の時に頸の座に引きすえられて候き。」
と御遺文に記されています。その日、日蓮大聖人は、江ノ島片瀬(えのしま・かたせ)龍の口(たつのくち)刑場へとはだか馬
に乗せられ引かれていかれました。斬首の刑に処すためです。途中、鶴ヶ岡八幡宮にさしかかったとき、日蓮聖人は大声で「八
幡大菩薩はまことの神か・・・」と法華経の行者を守る役目を果たすよう叱りつけました。源氏の氏神を叱りつけたのですから、
役人はびっくりして、あわてて馬を引き立てました。途中老婆が大聖人へ「お食べ下さい」と団子を捧げましたが、大聖人は「帰
りに頂きます」とお断りになられたそうです。龍口に着き、いよいよ首を斬ろうと、役人が刀をかまえたとたん、江ノ島の方角か
ら不思議な光の玉が飛んできて、役人は驚いて逃げ去り、処刑どころではありませんでした。結局企ては失敗に終わり、「日蓮の
首斬れません」という早馬が鎌倉に向かいます。鎌倉からは北条時宗の使者が「日蓮の首斬るな」との連絡が、小さな川で行き合
い、その川は「行合川」と今も呼ばれています。
この日も、御会式のお花作りをしていました。毎年御会式10日前から有志の婦人会が、弟子達の染めたお花を取り付けます。
午後5時 御真骨堂にて「御法難法要」
大本堂へ移動し、お焼香、山首謝辞がありました。
法話ののち、台所で作られた沢山のぼた餅(おはぎ)を皆さんに分けて差し上げています。
日蓮聖人に額ずき、修行僧達の手作りの団子を供える法難会でした。
余談ですが、素晴らしかったので、掲載致します。
平成24年10月3日
筑後地区大法会
(川施餓鬼・お題目のつどい)
久留米の石橋文化センターで開催された法要に、本佛寺から105名が参拝。会場は1200名で埋まっていました。
一時間の大法要。ご祈祷などあり、大変厳粛な会場でした。 ご挨拶をされる御前様。
午前10時半から始まった式典は、第二部まであり、午後3時に解散となりました。
心に残る、歴史を刻んだ法会と思いました。筑後の日蓮宗御寺院の御上人様方、
ありがとうございました。また青年会の御上人様、特に村越会長様お疲れ様でした。
本佛寺広報一同
平成25年の川施餓鬼を見る
ご覧戴きありがとうございました。
編集部
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