役員総会

(本佛寺総代世話人総会)

平成19年10月6日(土)午後二時開会

 

代表役員挨拶

総会挨拶
 
 此度も公私ともにお忙しい中、殆どの役員各位にご出席を賜り、住職として厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。            
 さて、我等が本佛寺の境内で面白い事が起きましたことをまず御報告旁々お知らせ致します。それは「御会式」という行事について、私達が遂行している意義と方向を確かなものとする出来事であります。新たにオエシキザクラが咲いたのです。境内にそれが点在していることは周知の通りでありますが、今年初めて枝垂れ桜の花が「今」開きました。しかも、御真骨堂(日蓮聖人のお骨安置)横の木だけです。私が住職になった七年前に、契機として檀徒の神代守人氏が植樹した記念樹であります。三本植えた一本だけが秋に花を咲かせたのです。御会式での万灯行列が交通事情などで厳しい状況にあることは案内状でも申し上げました。苦戦していると表現までしました。川施餓鬼での挨拶でも申しました。その最中であります。しかも科学的証明が成り立たない「枝垂れ桜」にです。日蓮聖人からのご教導としか思えません。私は皆様と共に「信徒会館建築準備」にこの一年間奔走して参りました。いよいよ今月をもって解体作業に入り着手致します。実はこの建築に対しても最近特に穏やかではない心中でありました。「御会式」「新信徒会館」この重圧がそうさせていたのですが、桜の開花は私の迷いを払拭させてくれました。永遠大明王そして日蓮聖人から力強い承認を賜ったと今をして一人勝手ですが感じています。それならばなおさらの事、何としても完遂しなければならないと使命感に燃えてまいりました。何卒、各位にもこの意志を御理解下さいますよう、ここで再度お願いする次第であります。                            
 本日は、設計士の足立社長も同席し、「励光閣」(信徒会館名称)建設の進捗と今後について詳しくご説明致します。お陰様で沢山な御寄付が集まりつつあります。心から感謝の念に絶えません。その檀家の皆様の大切な資財を一円も無駄にすることなく活用すべく努めている事も含めご報告します。また御会式については、警察官の益田係長同席のもと説明致します。各位に於かれましては、本日の議題への暖かいご承認を迅速に頂戴し各講中へのご説明を宜しく願い上げ、住職としての挨拶とさせて頂きます。           合掌

平成十九年十月六日

  山首  佐野前延

いよいよ19年度の総会が開会

 

一同合掌!お題目三唱

総代の南氏が司会を務め、開式

 

 

平成十八年十月定例総会 

次 第

司会進行 南爲三郎様

一、お題目三唱

一、開会の辞  南 爲三郎様

一、総代挨拶  神代啓司様 安川重徳様

一、住職挨拶

一、議 事

     一、 信徒会館建設進捗について

     一、御会式について 

     一、米・麦初穂報告     

     一、 境内整備報告

     一、今後予定(正月・寒行・二月一日総会)

     一、新規檀家紹介

     一、法話

     一、閉会の辞 立石清隆様   

お題目三唱

 

総代挨拶

  

お二人の総代が、決意を述べられ、御前様のご意志を是非汲み取って、皆様のお力を下さいと力説されました。

 

 

 議事の模様

 

信徒会館の名称が「励光閣」と決まり、模型をスクリーンに映して、細かく説明がありました。

 

図面から正確に創られた模型は、大変解りやすく、どんな物が建つのかが詳細に知らされました。

間取り、広さ、配置などのスケールが発表され、皆さんの想像は今まで以上に膨らんでいました。

今月いよいよ解体される事、そして地鎮祭から棟上げ、完成までの日程が提案決定致しました。

「日本一の会館」を建てる!この構想が現実となります。勿論完全木造建築二階建だそうです。

 

 

今年度オエシキについて

行列体系などが説明(南総代)され、課題となった警備について、今年はわざわざ

警察の方が解説に来られ、伝統ある御会式を成功させるシステムが承認されました。

 

安全説明をされる益田交通係長

かなり厳しい指摘もされましたが、警察の方々も協力的に万灯行列を考察されたことが伺えました。

ご迷惑をお掛けしますが、私達も安全に努め、社会と共に真実を継承して参りたいと思います。

 

今年の教箋が公開されました

万灯提燈行列教箋
 
「咲いた!」秋の風物詩とされている御会式は日蓮聖人がお亡くなりになった本月本日、時ならぬ時に咲いた桜の花「秋に江戸中の桜が満開となった」との言い伝えから始まりました。以来こうして造花で飾った花車を並べ街を練り歩く「お祭り」が全国で盛んに行われています。但し、この故事の信憑性を疑う者も少なくはなかったそうです。
 さて、本佛寺の境内には「オエシキ桜」と称する木が点在しており、今年も機重にも花を咲かせています。科学的根拠を求める昨今の世相では、「秋に咲く種類」という品種に括られてしまいましたが、自然界と人間界を繋ぐ神秘の関係は、情緒を育むものとして伝承していきたい仕業ではないでしょうか。
 そんな中、今秋新たに枝垂れ桜が花を付けました。七年程前に植樹した数本の苗木が、昨年の春あたりから花を付け今年の春は満開となり、根付いたことを証明してくれました。それが何故か今、また咲かせているのです。異常気象の故なのでしょうか?私達は故事を信じます。そして国際化する社会成ればこそ、このような日本人の感性や伝統を継承すべきであると呼び掛けます。理性の力でどんなに蓋をしようとしても隙間から漏れ出す「不思議」にこそ宗教的視野の必要性があります。白壁の沿道で合掌される皆様と共にご先祖様への感謝を表現しながら、先人から受け継いだ意義を風化させることなきよう私達は、万灯を引いております。ご協力ありがとうございました。   合掌
 

 

 

平成十九年十月     西身延 本 佛 寺

 

二つの大きな議題に前向きに取り組む役員の皆様

 

 

各万灯(題目講)に目録を渡す御前様

 

山首法話を聞かれ、お題目三唱で、散会しました。

 

 

それぞれに、決定議案を題目講に伝えるべく、お寺を後にする役員方。

 

 

1年に一回の総会が今年も濃厚な議案可決を見て幕を閉じました。

新しく強い本佛寺の再スタートであります。

ご覧の皆様もともに、頑張って参りましょう!

 

新事業計画が承認された本佛寺を今後も宜敷くお願いします!

 

広報 前岳

 

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