平成17年新春記録

正月八日(午前11時・午後1時)

 

午前の部

 

全国各地から大黒様が集まってくる

 

本堂に湯を奉安して読経する。

共に唱える信徒(感得主)の方々。

 

 

 

読経が続く…。

 

そしていよいよ魂を抜く祈祷。

 

 

 

 

すべての大黒様が1年を経て、お払いされる。

山首挨拶

今年も晴天に恵まれての大祭となりました。

皆様の信仰のお陰です。しかしながら本堂は

大変寒いので、今年はそのまま、コート等を

着用されたままで結構ですので、しっかり拝

まれて下さい。午後から煤払いと福引きがあ

りますので、お昼を召し上がってまた、ここ

でお会い致しましょう。決して偽札などは使

わないようして下さい。まあ冗談ですが…。

ありがとうございました。      合掌

 

 

 

午後の部(煤払い並び入魂式)

再度読経!

 

また本堂へ

 

いよいよ煤払い!

修法師により御神酒が桶に入れられ、順番にお清めをしていく。

 

 

祈祷師たちによってひとつひとつ丁寧にきよめられていく…。この模様は堂内設置の大形画面で写します。

 

画面に映った映像をここに貼り付けました。

 

 

浄められた後、山首が五穀を掻けていきます。

 

 

 

 

 

 

そして頂戴経

 

 

ライブ映像をコントロールする青年会

 

山首謝辞

(奥に見えるのが大型スクリーン)

今年は、ご存知のように終戦60年にあたります。私達はそのことを

伝えていく義務があります。それは、供養に他なりません。昨年、

私は、追悼供養に南方の島々にいってまいりました。そこには、日本

軍の船や戦車がまだ現存しており、放置された状態でした。現地の人

に尋ねると、日本人は誰も来ないとのこと。たしかに、他国はよく花

をお供えしたりしているようですが、日本人は観光や遊びが殆どでし

た。これはなんとかしなくてはなりませんね。本日、お寺は国旗を半

旗にしています。スマトラ沖地震による津波で亡くなられた方が14万

から15万人に上り、そのうち邦人の方も数百名おられるという情報が

流れ出したからです。私達に出来ることは弔いや供養しかありません。

対岸の火事と思わず、本仏寺の信徒の方々はみなさん我が身と思っての

供養をお願いします。宗教とはそのように暖かいものでなくてはなりま

せん。どうぞ、終戦時のことなども今一度お考えになって、経験者が生

存されているうちに、日本に残しておかなければならない精神などを語

って頂きたく思います。今年はそんな1年にして、合掌を怠ることない

年にして頂きたく切望致しまして、私の本日の御礼と致します。お寒い

中ご参詣頂きまして、誠にありがとうございました。        

 

 

 

式衆退堂後、西身延青年会が福引きを行いました。

 

福引き

 

 

今年(17年)も沢山の景品が集まりました。

御寄進有り難うございました。

 

 

電動自転車や液晶テレビなどなど…。

 

 

そしていよいよ今年の福の神を選ぶ、大黒抽選がはじまりました。

 

 

当たった方が(30名)壇上に上がり御前様からくじを引きます。

 

そして15名に絞られ、やがて、一等、二等、三等が決定しました。

 

 

 

福男と福女を囲んで万歳三唱!

 

 

おめでとうございました。

御前様と記念撮影です。

一等、梶原様・二等、奥田様・三等、安武様でした。

 

 

半旗にした玄関、仁王門前 

  

 

 

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