平成16年新春 

大黒様のおまつり

それぞれ各家の大黒天をお寺で煤払いする

正月八日(午前11時・午後1時)

 

本堂に湯を奉安して読経する。

午前と午後二回にわたり上経が続く

 

午前の部(抜魂式)

 

多くの感得主が合掌して読経を共にされる

 

いよいよ御魂抜き!

昼食の休憩がここで入ります。

参加者はそれぞれに信徒会館へ移動し、少しの休息

 

境内の模様

この日も出店が仁王門前に連なります

 

参拝者は適当にお時間を過ごしました

 

 

午後の部(煤払い並び入魂式)

再度読経!

修法師により御神酒が桶に入れられ、順番にお清めをしていく。

 

丁寧に祈祷師によって1年のご苦労を落とすように磨かれる各大黒様

 

千五百躰を越える大黒様が煤払いされる。

次々とお湯(お風呂)に浸かって1年の疲れを癒される大黒様

全国各地からやってこられる尊像はそれぞれ形が異なっています。

 

そして全修法師で入魂!

 

 

山首謝辞

山首は、日本人としての知識が欠落しています!といつものように力説
され、しきたりや作法の意味を解説することを怠ってきた教育に原因が
あるのではないかと言われていました。年頭の行事やこうした大黒様の
意味、それを築き上げた先師の日本人としての誇りを捨てないでくださ
いとおっしゃっていました。そして私達僧侶もしかりと言われ、賭け事
や娯楽に暮れる者が増え、歴史を遵法する者の姿勢も正していかなけれ
ばならないと原因を説明され、異文化への憧れを捨ててもっと日本文化
を啓蒙すべきと結ばれました。たしかに、今の世相にある報復って良く
ないですよね。悪いとされる敵も最終的には敬うという教えが佛教にあ
る根本思想でしょうから……。                  
                

 

法要が終わると余興!

恒例の福引きです。

 

今年の大黒様

 

さあ。盛り上がって行きましょう!

 

みんなで祝いの手拍子!

沢山の景品が奉納され、どんどん番号の読み上げが行われていきます

大型画面に映し出された景品を順番にさばいていく青年会(司会は会長)

 

当たって喜ばれる檀信徒の皆様

 

自分の札を見間違えないようにしてくださいって何度も注意が…。

 

今年のメインとなった電動自転車と福引きを楽しくご覧になる御前様

 

青年会のさばきもだんだん板についてきました

 

次々と出てくる景品!電気製品も多かったですね。カラーテレビ欲しかったなあ

 

後ろの人が当たればちゃんと手渡しで回して下さいました。どうもすいませんね

 

これでことしも景気がいい!

余興の合間にパチリ! 役員とそれを見守る御前様が記念写真

 

 

 

この大黒祭典は、

年頭祈願のひとつである。

 

 

付記

毎年福引きでは最後に一等、二等、三等の選出があってます。

今年の一等は子供さんでした。鬼塚たつのり君!開経偈から自

我偈まで暗記してるそうです。やはり清らかな心は仏様ご存知

のようです。おめでとうございました。          

 

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