クロノトリガー 強くてタイムアタック
- リアルタイム:4時間10分(THE END)
- ゲーム内時間:3時間38分(ラストセーブ@ラヴォス体内)
- 2005/08/29
- 達成
- 2006/05/14
- レポート作成
- 2007/08/05
- スタイルシート変更に伴い微修正(関連記録の古くなった情報を修正)
概要
強くてニューゲームによる周回を重ねると、ボスの瞬殺、攻略手順の定着などにより、プレイが自ずとタイムアタックの様相を呈したものとなる。しかし、5分程度でクリアできてしまうことが有名すぎるせいか、強くてニューゲームで通常通りシナリオをこなすタイムの短縮を図ったやりこみは、筆者の知る限りweb上にない。そこで本レポートでは、強くてニューゲームによる全シナリオ消化のタイムアタックを「強くてタイムアタック」と名付け、その攻略法を紹介する。
目次
はじめに
背景
クロノトリガーは、一度ゲームをクリアすると強くてニューゲームというモードが出現し、既存データのステータスやアイテムを引き継いで、シナリオ最初から再スタートできるようになる。序盤から最強の技を連発する爽快感を味わえる、シナリオ途中でラヴォスを倒すことにより別のエンディングが見られる、個数の限られた貴重なアイテムを無限に入手出来る、…といった、この巧妙なシステムにより、ついついクロノを何周もプレイしてしまうプレイヤーは少なくない。
強くてニューゲームを何周も繰り返していると、そのプレイは自ずと最適化され、タイムアタックの様相を呈してくる。従って、そのようなノウハウを活かしたやりこみがあってもよさそうなものである。しかし、強くてニューゲームでタイムアタックと言えば、開始5分程度でいきなりラヴォスに勝負を挑みクリアしてしまうプレイがあまりにも有名であり、シナリオをテキパキ進めるノウハウを活かすという観点からは面白味に欠けるものである。
もちろん、まっとうなニューゲームにおいてならば、タイムアタックは為されているが、最強パーティならではの豪快な戦略を用いたタイムアタックは筆者の調べた限りでは、web上には見あたらない。そこで、本やりこみでは、「全シナリオをこなす」ことの定義を定め、これを最速でクリアするタイムアタックを行った。また、このやりこみを「強くてタイムアタック」と勝手に名付けることにした。
頭を使わない大味なやりこみであるのは目をつぶることにする。
条件
- 強くてニューゲーム
- 全シナリオをこなす(※定義後述)
- 引き継ぎデータを選択した瞬間からタイム計測開始
- 引き継ぎデータはどんなデータを用いてもよく、作成にはいくら時間をかけてもよい
全シナリオをこなすことの定義
- 「星の夢の終わりに」までシナリオを進める
- 「運命の時へ…」のマルチイベントを全てこなす
- 時の最果てで仲間やハッシュが言及するものを指す
- 仲間やハッシュが言及しなくなった時点で完了したものとする
- エイラ(ルビーアーマー交換)に関してはセリフが変化しないので対象外
- クロノを生き返らせる
戦略
基本方針
シナリオ進行
既に最強であるから、宝箱の回収も経験値稼ぎも必要ない。ただひたすら最短路を突き進み、イベントをこなしていくのみである。「時の卵」までは一本道であるが、そこから先はマルチイベントとなるため、時代や場所の移動、メンバーの入れ替え等を考慮して、攻略順を練っておく必要がある。
戦闘
雑魚戦は敵の出現ポイントや移動パターンを覚えて極力回避し、逃げられる戦闘は全て逃げる。逃げられない戦闘に関しては、敵が1〜2匹であれば通常攻撃で倒し、それ以上の場合はガ系魔法で一掃する。
ボス戦は技のエフェクト時間を考慮に入れ、なるべく少ない技数で、しかも長い大技を無駄にうたないように、過不足のないダメージの技を選択する。各ボスごとに異なるので詳細は攻略ガイド中に示す。
装備
武器 | 頭防具 | 体防具 | アクセサリー | |
---|---|---|---|---|
クロノ | にじ | ヘイストメット | ノヴァアーマー | にじのメガネ |
マール | ワルキューレ | ヘイストメット | プリズムドレス | にじのメガネ |
ルッカ | ミラクルショット | ヘイストメット | プリズムドレス | にじのメガネ |
カエル | グランドリオン | ヘイストメット | ノヴァアーマー | にじのメガネ |
ロボ | クライシスアーム | ヘイストメット | ノヴァアーマー | にじのメガネ |
エイラ | ごうけん | ヘイストメット | プリズムドレス | にじのメガネ |
魔王 | ぜつぼうのかま | ヘイストメット | ノヴァアーマー | にじのメガネ |
ヘイストメットによる常時2倍速、にじのメガネによる攻撃超強化、とタイムアタックに特化した装備構成にする。プリズムメットを用いないために頭防具では状態異常耐性を得られないことに注意が必要である。男性キャラは体防具にノヴァアーマーを選ぶことで耐性を補えるが、女性キャラには対策を施せない。従って、女性キャラの混乱には注意が必要である。
武器は各キャラの最強装備でよい。ただし、ロボはテラパワーアームではなくクライシスアームである。
仲間
- クロノ
-
ダメージ6000オーバーのシャイニングや連携技を中心にボス戦全般でその攻撃力を活かす。魔法/物理、単体攻撃/全体攻撃、全てにおいて穴がない。
- マール
-
初回プレイならばアレイズやヘイストによる補助が非常に重宝するが、今回はどちらも活かされないため、見せ場は少ない。アイスガはガ系のなかではエフェクトが短めなので序盤の雑魚戦に利用。また、黒の夢ではルッカとのはんさようボム3を活用する。
- ルッカ
-
終盤はダメージ5000オーバーのフレア、中盤まではメガトンボムなどを活用。
- カエル
-
HPが少ないほど大ダメージのカエルおとし、カエルフレアを使いジール戦でカウンター作戦を仕掛ける。また、魔王城の強制連続戦闘でウォータガを活用する。
- ロボ
-
HPの1の位により攻撃力が変動するクライシスアームのすさまじい破壊力を活用する。1の位が9であれば、通常攻撃で1800ダメージをたたき出し、マシンガンパンチが5600ダメージへと劇的にパワーアップする(他の武器では2000ダメージ程度)。ただし、HP変動の恐れが無い場面にしか使えない。
- エイラ
-
クリティカルなら防御無視9999ダメージのごうけんで防御解除前からブラックティラノやラヴォスコアを狙う。5000ダメージ弱の3だんキックも合わせ、物理単体攻撃に活用する。
- 魔王
-
4600ダメージほどのダークマター、他キャラの同技よりダメージが500ほど高いガ系魔法を使い、黒の夢の雑魚戦、ラヴォス戦に活用する。
事前準備
- 稼ぎ
-
パーティ全員をレベル★★にし、カプセルで上げられるステータスも★★まであげておく。アイテムはラストエリクサーが十分量あればよい。アイテムコンプを目指すなどしていて自然にそうなってしまったデータがあるのが望ましいが、無い場合は、以下の方法が手っ取り早いだろう。
- 手軽な最強データ作成法
-
まずは、全員のレベルを★★まで上げてしまう。黒の夢の1つ目のセーブポイント付近のルインゴーレム×2+ブラックサイトを魔王のダークミストで倒し続けるとよい。ここの敵は画面切り替えですぐ復活するうえにスーパーエーテルを落とすので、効率のよい稼ぎを永続的に行うことが出来る。
全員のレベルを★★にしたことによって、スペッキオがヌゥの姿になる。これに勝つともらえる「スペッキオにぎやかセット」で各カプセルとラストエリクサーが10個ずつ手に入るので、時の最果てまで進めて再スタート、を繰り返して稼げばよい。
- タイムアタック用データの作成
-
強くてタイムアタックに特化した引き継ぎデータを作成する。具体的には、各キャラの装備とラストエリクサーを除いた売れるアイテムを全て売り払ってしまう(選択の手間を減らすため)。所持金が9999999Gを超えるとものを売れなくなるため、購入→売却を繰り返して所持金を減らしながら売り払っていく必要がある。また、黒鳥号対策として残す装備は個数に余裕を持たせ、アイテムとしても持っておく。
攻略ガイド
旅立ち!夢見る千年祭
バトルモードWAITで開始。クロノの装備はまだ変更しない。おこづかいを無視してリーネ広場へ。
後にドッペルくんをもらう際必要になるため、ゴンザレスと3回戦いシルバーポイントをためておく。初期装備で戦った方がクリティカルが出ない分速い。
マールにぶつかり、先にマールに話しかけてからペンダントを拾う(裁判での回想シーンを無くすため)。マールの装備もまだ変えなくてよい。
噴水そばの人に話しかけてフラグを立て、ルッカのショーへ。クロノは1回も実演してみせなくてよい。いきなりマールに話しかければ話が進む。
帰ってきた王妃〜消えた王女
マール消滅を見届け、ルッカ加入。ルッカの装備もまだ変更しない。
マノリア修道院では目印のないまま髪飾りをいきなり発見する(本来はオルガン前のシスターと会話後、ヒントの光で発見する)。カエル加入。ここで初めてクロノ、ルッカ、カエルの装備を3人まとめて整える。
オルガンの部屋のとげをなくすには右側のスイッチだけを押せばよい。ヤクラ前のフロアは一気に走り抜ければ道を塞がれずにすむ。
ヤクラはクロノの通常攻撃1発で撃破。大臣を無視して帰る。
マール復帰。出口のカエルは大きく避ければ無視出来る。近づくと話しかけなくても会話が始まってしまうので注意が必要。
ただいま!〜王国裁判
裁判はAボタン連打で何事もなく終了する。鉄格子を3回叩いて脱獄。えいへいが道を塞ぐ箇所は間をすり抜けられる。きょろきょろしているインナーガードは気絶させて戦闘を避ける。
ドラゴン戦車はかいてんぎりで3箇所全てを巻き込んで1発撃破する。
廃墟をこえて…〜不思議の国の工場跡
16号廃墟はエンカウント無しで抜けられる。ポーションを盗むねずみは全く気にしなくてよい。最後のミュータントは近い側を通るのがポイント。
ガードマシン+ビット×2戦は、クロノが本体をクリティカルに賭けて通常攻撃する。クリティカルが出れば1発撃破だが、出ないとエフェクトの長いカウンターをくらってしまう。しかし、クリティカル率は70%なので悪い賭けではない。
32号廃墟ではバイクを使おうとするよりも右画面に進もうとしてジョニーを登場させた方がわずかに速い。レースは、ゴール間際まで一切操作せずに走り、ポイントが30まで減ったらブーストを使って一気に追い抜くようにすると確実に勝てる。
ロボ加入。ルッカを残しマールとまとめて装備を整える。
工場跡へ。パスコードを既に知っているので(XABY←「ザビィ」を綴ったもの)、いきなり左側を進んでしまえばよい。Rシリーズはサンダガ1発で。
時の最果て〜魔の村の人々
ハッシュに話しかけ、メンバー編成画面が出たらそのまますぐキャンセルし、クロノ、マール、ルッカにする(ロボがいるとエイラ登場時の会話が伸びるので)。ゲートの方へ進もうとし、「おーい」が来るのを見越して即座にUターン。再びハッシュに話しかけ、スペッキオに会って魔法修得。次の「おーい」は無視して進んでよい。
ヘケランの洞窟のどうくつこうもり×3がいる箇所は下側にはりついて進めば戦闘を避けられる。ヘケランはルッカのメガトンボム1発で。
現れた伝説の勇者〜タータとカエル
ゼナンの橋で騎士団長と話し、ガルディア城厨房の料理長に伝える。厨房では料理長に話しかけたらすぐにUターンして出口の階段でセリフを流し、「るせぇ!お前に…」のセリフと同時に階段を上ってしまってよい。
ゼナンの橋で再び騎士団長と話す。ゴールドヘルムはもらわないでよい。ビネガー+スケルトン×2or3戦はビネガーを攻撃して進める。
ジャンクドラガーの上半身は死に際にMPバスターを使ってくるので、くらっても後に差し障りのないマールがアイス1発で倒す。下半身は残りのメンバーの通常攻撃で。
一直線にデナドロ山へ。連続戦闘箇所は迂回すれば避けられる。グラン+リオン戦はリオンをクロノが通常攻撃1発で撃破。グランとリオン戦はルッカのメガトンボム1発で撃破。
タータの家でゆうしゃバッジ、カエルの家でおれたけんのつかを入手し、ボッシュの家へ。
赤い石 めずらしい石〜足跡!追跡!!
イオカ村のうたげはマールに話しかけてしばらく待ち、マールが下に降りてきたらもう一度話し、エイラに話しかければよい。
エイラ加入。ニズベール戦に支障をきたすので忘れずにエイラの装備を整える。メンバーはいじらないでよい。
迷いの森はエンカウント0で抜けられる。恐竜人アジトは、セーブポイントを守るドデッカダッダ+きょうりゅうじん×2も逃げられることに注意。ニズベールはサンダー+3だんキックで撃破。
戦え!グランドリオン〜決戦!魔王城!!
ボッシュの家でグランドリオンを完成させ、カエルを連れて魔王城へ。メンバーはクロノ、カエル、ロボ。
左右の一番奥のフロアまで進み引き返す。ビネガーと会話後、マヨネーから倒していく。
マヨネー?のMPバスターはロボに引き受けさせる。マヨネーはロボ、カエルの通常攻撃+クロノのみだれぎりで撃破。
メンバーをクロノ、カエル、ルッカにチェンジ。ソイソー(素手)は通常攻撃の連打で倒し、ソイソー(剣)はカエルフレア+みだれぎりで倒す。
転がるまるまじろはこちらから動いて当たらなければ戦闘にならない。従って、立ち止まってすり抜けさせることでやりすごせる。落とし穴は位置を記憶して落ちないで進む。床下から敵が巻き上げられてくる箇所は2戦目のみ逃げることが出来る。最後のフロアは像の外側を進めば戦闘を回避出来る。
魔王戦はバリアチェンジが天か火になればシャイニングorフレアで一発。
気がつけば原始〜大地のおきて
ラルバに寄った後、プテランの巣へ。メンバーはクロノ、エイラ、ロボにする。
ニズベールRはシャイニング+ロボ、エイラの通常攻撃で。
アザーラ直前のキョジュウとの連続戦闘は右端やや左を進めば回避出来る。
アザーラ+ブラックティラノ戦はまず、シャイニング1発でアザーラを撃破。エイラはブラックティラノを殴り続ける。うまくクリティカルが出れば防御解除前に倒せる。防御解除まで出なかった場合は素直に誰かの大技をぶつければよい。
魔法の王国 ジール〜とけよ封印 呼べよ嵐〜なげきの山の賢者様
エンハーサ、カジャールを無視してジール宮殿へ。話を進める前に、緑の若木を守らせ、緑の夢フラグを立てておく。その際、すぐ傍で体力回復もついでに行う。サラの部屋、封印された扉、魔人器の間とまわり、謁見の間へ。ダルトンゴーレムはエイラとロボのじごくなげ1発で撃破。
32号廃墟は再びレースをするより歩いて抜けた方が速い(ただし一番最後のミュータント×3戦を回避することが前提)。地下水道跡では2匹のカエルの会話の2つ目は回避出来る。
シルバードを入手し、地の民の洞窟へ。ドロクイつかい+ドロクイL+ドロクイRはエレキアタック1発で撃破。ギガガイアは3人連携ビッグトルネード(全体9999ダメージ!)で1発撃破。
天空で待つものは〜ラヴォスの呼び声
海底神殿のラヴォス戦では手早く負けなければならないので、このあたりからHPを減らしにかかっておく。ダルトンは鉄球を受けるように敢えて通常攻撃で倒す。
海底神殿は右側のミリオンとビリオンが守るスイッチを押し(逃げてしまってよい)、下の部屋中央のスイッチを押すだけで先へ進める。ゴーレムシスターズはビッグトルネード1発で撃破。
防具を初期装備に変更してから奥へ。ラヴォスに負け、クロノ死亡。
古代の新王
メンバーをエイラ、ロボ、マールに。黒鳥号はまっすぐ出口へ。装備を取り戻さなくても、出口前の宝箱でアイテムさえ取り戻せば、アイテム欄内の装備品を装備してしまえるので、いつもの装備を2セット用意していれば問題無い。しかし、マールは力不足なので敢えて装備を与えず、クライシスアーム、ヘイストメット×2、にじのメガネ×2だけをエイラ、ロボに着けてやる。
マスターゴーレムはロボ、エイラの強烈な通常攻撃で殴り倒す。ダルトンRはロボタックル1発で撃破。
時の卵〜運命の時へ…
マルチイベント
残された村で店を開くヌゥにラストエリクサーを売り、所持金を40000G以上に。魔王を仲間にしたら、初期装備になっているロボ、エイラと合わせて装備を整え、メンバーはロボ、ルッカ、カエルに。
ここからのマルチイベントは順番が自由なので、効率が良いと思われる手順を根拠とともに説明していく。
シルバードに乗って黒の夢出現。その位置から未来へ飛ぶと、ジェノサイドームが真下なのでまずはここへ(そのため、ロボを先頭にしておいた)。充電器を開けるスイッチは3つあるうちの両側。アポロトスはマシンガンパンチ+通常攻撃、マザーブレインはフレア1発で撃破。
ジェノサイドームのすぐ西にある太陽神殿へ。サンオブサンは最初にルーレットシャッフルを使う前は正解の炎がないことに注意。暗黒石を入手。光のほこらはすぐ東(ちょっと南)なのでそのまま向かい、原始に飛んで暗黒石を設置。
現代に飛んで無くなっているのを確認。すぐ南がサイラスの墓なので、太陽石イベントを中断してこちらをこなす(そのため、カエルをメンバーにしておいた)。中世と現代を行き来してだいくどうぐを入手。北の廃墟でグランドリオンをパワーアップさせる。なお、トマのイベントはやっていなくても巨人のツメに入れるので無視してよい。
ここで一旦、時の最果てへ向かい、クロノ・トリガー(時の卵)の入手と体力回復を行ってから現代へ。時の最果てから飛んだ場所は、太陽石イベントを進めるためのパレポリ村付近なので、このタイミングで時の最果てを経由するのがよい。
まきがい亭でハイパーほしにくを購入。中世に飛び、タダでゆずる。ついでにすぐ傍の地底砂漠をクリアしてロボを預けておく(イベントに必須なロボと水属性のカエルがメンバーにいるため、位置的にもタイミング的にも都合がよい)。メルフィックはウォータガをかけた後、上下にマシンガンパンチを1発ずつあてて撃破する。
現代に飛んで緑の夢イベントを終え、暗黒石を入手する。緑の夢終了時、メンバーがマール、ルッカ、ロボに自動変更されるがこのままでよい(カエルが必要なイベントは前にもってきたので)。
太陽石を完成させると自動的にルッカの家へ移動する。この場所移動を有効活用し、すぐ近くのリーネ広場でドッペルくんを入手する(そのため、先に時の最果てに寄っておいた)。物真似はわざといきなり間違え、30000G払ってしまえばよい。
死の山へ行き、クロノを復活させる。道中のプチラヴォスはマシンガンパンチ1発で撃破する。時の最果てへ移動したら、体力を回復させ、クロノの装備を整える。メンバーをマール、クロノ、ロボに。
ビネガーの館をクリアする。スーパーマヨネーとスーパーソイソーは通常攻撃のみで倒す。グレートビネガー+スーパーマヨネー+スーパーソイソーはシャイニング1発。
位置が近いので続けて巨人のツメへ向かう。トマのイベントをやっていないとマップに地名が表示されないが、ボタンを押せば入れてしまうので問題無い。ルストティラノはシャイニング+マシンガンパンチ+アイスガ+シャイニング+マシンガンパンチで撃破。
ガルディア城への場所移動を利用し、現代へ飛んでヤクラ13世戦へ。アイスタックル+シャイニング+アイスタックルで撃破。みだれふぶきでマールが混乱した場合はマシンガンパンチ+通常攻撃で。
黒の夢
全イベントを終えたので黒の夢へ。メンバーをマール、ルッカ、魔王にチェンジ。
メガミュータント戦は開幕のカオティックゾーンでマールとルッカが混乱するが、ダークマター1発で倒せるので問題無い。
逃げられない戦闘は魔王のアイスガ(マールのものより500ダメージ高い)で片づけていく。エレベータでのエンカウント回数は0〜3で運なので祈るしかない。
ギガミュータントははんさようボム3で1発撃破する。
2回目のエレベータの後のルインゴーレム×2は逃げられないので注意。ダークミストを使う。小さいシンボルが動いているデイブ×2はうまくかわし、その先のファットビースト×2は逃げられないのでファイガで倒す。
テラミュータントははんさようボム3で上を1発撃破し、下が勝手に消えるのを待つ。
プチラヴォスRに備えてメンバーをマール、ルッカ、ロボにチェンジし、ラストエリクサーを使っておく。プチラヴォスRはロボの通常攻撃+はんさようボム3で撃破する。
メンバーをカエル、ルッカ、エイラにチェンジ。ジール(人間)は3だんキック+(ハレーションを受けた後の)カエルフレアで撃破する。このままHP1をキープして戦うのでコマンド入力は迅速に行わねばならない。まじんきはカエルフレア2発で撃破する。その間にエイラはスーパーエーテル(道中、敵から入手したもの、無ければハイエーテル)でルッカのMPを回復させておく。ラストエリクサーを使ってしまうとHPも回復させてしまうので注意。ジール(顔)は、カエルフレアをまずはルッカのコマンドから発動する。これによりライフシェイバーとMPバスターはルッカにいくので、カエルはもう1発カエルおとしをうつことが出来る。エイラは3だんキックを連発。確実に死人は出るので誰が倒されたかによってアドリブで攻撃を変える必要があるが、捨て身の作戦なので躊躇は禁物である。
メンバーを最終メンバーのクロノ、魔王、エイラに。ラヴォスの外殻は、ドラゴン戦車ははやぶさぎりで、ヘケランはダークミストで、グランとリオンは3だんキックで倒す。他は前と同じか、大技の連発でよい。ラストエリクサーを惜しまず使う。
星の夢の終わりに
ゲーム内時間を見るためにラヴォス体内でセーブし、ラストエリクサーorシェルターを使っておく
ラヴォス第2形態はシャイニング+ダークマター+3だんキック(左腕)で両腕を同時に倒せる。本体は、邪気が来るまではクリティカルに期待してエイラが殴り、防御解除後は邪気でエイラが混乱しているので、シャイニングとダークマターで倒す。
ラヴォス最終形態は、開幕はクロノがみだれぎりでラヴォスビットを倒し、魔王はラストエリクサーを使い、エイラはラヴォスコアを殴り続ける。防御が解除されたら全員で大技を連発して終了。
筆者記録
リアルタイム
時の最果て到着 | 0:44 |
---|---|
グランとリオン撃破 | 0:58 |
魔王撃破 | 1:35 |
アザーラ撃破 | 1:47 |
シルバード入手 | 2:01 |
クロノ死亡 | 2:23 |
太陽石入手 | 3:05 |
クロノ復活 | 3:14 |
黒の夢クリア | 3:48 |
ラヴォス撃破 | 3:59 |
THE END | 4:10 |
ゲーム内時間
3:38(ラストセーブ@ラヴォス体内)
関連研究
強くてタイムアタックの先行研究を見つけることは出来なかったが、通常のニューゲームでのタイムアタックであれば、ULTIMA GARDENでオクト氏による4:45(ゲーム内時間)の記録、いんいち氏による3:49(ゲーム内時間)の記録が報告されている。
また、某ツールの力を借りて撮られた、いわゆる「TAS動画」(通常環境で通してプレイしたものではない)では4:21(リアルタイム)という記録も存在する。
これらの記録はもちろん、全イベントクリアの制限は課されていない。しかし、いきなりラヴォスに挑んでも1周目のパーティでは勝てないので、ラヴォスを撃破可能なパーティを少しでも速く育てるために、どこで稼ぐか、どの時点までシナリオを進めるかを考えるのがアツいようである。
まとめ
アイテムコンプなどを通して培った、最強パーティでサクサク話を進めるノウハウを活かし、強くてニューゲームによる全シナリオ消化のタイムアタック、「強くてタイムアタック」を行った。同条件の比較対象はないものの、通常のニューゲームの記録と比較して、イベントを全部こなしたにも関わらず数分程度の差であることから、最強パーティを利用した爆速のタイムアタックをという目標は達成出来たと言えよう。
今回のやりこみでは、ロボのクライシスアームによるマシンガンパンチや、ビッグトルネードなどの思わぬ強力技を発掘出来たのが収穫であった。逆に、じごくなげやアイスタックルなど、わざわざ変な連携技を駆使している部分はかえって遅くなっているかもしれない。その辺りは、新記録をもってより良いパターンを示してくれる人が現れるととても嬉しい。