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朝鮮側論調における変化
-トランプ政権への言及ぶりと対中批判-

2017.3.30.

1.朝鮮メディアのトランプ政権への言及ぶり

3月28日付の中央日報WS(日本語)は、「「暴言大王」北朝鮮、トランプ大統領は何と呼ぶ?」と題する記事で、「北朝鮮は特に外交安保当局者や記者を実名で取り上げて動物に例えることを楽しんできた。米国に対して北朝鮮が好んで使う表現は「山犬」だ。…北朝鮮は米国の外交安保当局者にも「山犬」という表現をよく使った。オバマ前大統領の国務長官だったジョン・ケリー氏にも「山犬」という言葉を使った」と述べた上で、次のように指摘しました。

 北朝鮮がこうした暴言をまだ控えている人物が1人いる。トランプ米大統領だ。
北朝鮮はこれまで米国の大統領に対してもためらわず暴言を吐いてきた。オバマ前大統領に対しては「国民を飢えさせて孤独な道を行く国(の大統領)」「アフリカ原始林の中の猿」など露骨な表現を動員した。しかしトランプ大統領に対してはまだ眺めている状況だ。匿名を求めた外交安保専門家は「今のところトランプ政権の政策が確定するまで待っているようだ」とし「しかし自分たちが気に入らない結論が出る場合、トランプ大統領の容貌などを侮蔑する表現をどうするか深く考えているはず」と話した。

 私も、朝鮮のトランプ政権に対する見方・姿勢の変化を判断する上での一つの材料は、中央日報記事が指摘するように、トランプ政権に対する言及ぶりの変化を見ることだろうと考えています。朝鮮中央通信が報道したものから、トランプ大統領及び同政権への言及として、私がこれまでに収録したものを紹介しておきます。
まとめて言いますと、1月6日付朝鮮中央通信ではきわめて好意的かつ積極的なトランプ政権に対する呼びかけを行いましたが、「斬首作戦」を含む露骨な米韓合同軍事演習の実施を背景に、3月1日には「現米行政府」、3月2日付朝鮮人民軍総参謀部スポークスマン談話では「米帝」、3月4日付朝鮮外務省スポークスマン談話では「米国に新たに登場した行政府」、3月7日付朝鮮中央通信社論評では「米国の現執権者」となり、3月11日付朝鮮中央通信社論評ではヘイリー国連大使に対するありとあらゆる罵声、3月27日付朝鮮中央通信の他紙紹介文の中で「トランプ行政府」と直接名指しへとエスカレートしてきていますし、その内容も警告的トーンが高まっています。
今後の注意点としては、ヘイリー大使に対する漫罵がトランプ自身にも向けられるようになれば、朝鮮が完全な対決姿勢モードに入るということになりますが、朝鮮半島の平和と安定を願う者としては、そのような事態に至らないことを願うほかありません。
なお、引用部分の強調は浅井が付したものです。

<2016年11月25日付労働新聞署名入り論評> 
*「米国の政客」に対する忠告という表現。
  米国の政客に忠告するが、先任者の誤った対朝鮮政策から教訓をくみ取るべきである。
われわれに対する軍事的圧迫は、永遠に通じない。
米国の核脅威と専横が続く限り、核抑止力を中枢とする国防力を磐石のごとく打ち固めるというわが千万の軍民の意志はいささかも変わりがない。
米国の政策作成者らはこれを銘記し、熟考して戦略的選択を正しくすべきである。
これだけが米国を危機から救い、地面に落ちた大国の体面をある程度でも立てられる道である。
<1月6日付朝鮮中央通信「チュチェ朝鮮の一貫した対外政策理念」>
*「過去にはたとえわれわれと敵対関係にあった国」という間接的な積極的呼びかけ。
  わが共和国政府は、自主、平和、親善の理念の下でわれわれに友好的に接する国々と友好関係を結び、発展させるために積極的に努力している。
過去にはたとえわれわれと敵対関係にあった国だとしても、わが国の自主権を尊重し、われわれに友好的に対するなら関係を改善し、正常化するということがわれわれの一貫した対外政策的立場である。
<2月7日付朝鮮中央通信社論評「暴悪の核には正義の核保有が正答だ」>
*米議会報告書の中での「トランプ行政府」という言及。本文では「アメリカ」「米国」。
  去る2月1日、米議会にはわが共和国を「米国の『悪夢の目録』の中でトップに近接した国」に規定し、われわれの核戦力高度化措置によって「トランプ行政府が先任者らがぶつかっていなかった最も危急な状況に直面することになるだろう」という内容の報告書が提出された。
  われわれは、アメリカとその追随勢力の核の脅威と脅迫が続く限り、また、われわれの門前で「定例」のベールをかぶった核戦争演習騒動をやめない限り、核武力を中枢とする自衛的国防力と先制攻撃能力を引き続き強化していくであろう。
米国とかいらい一味は、相手と大勢の流れを直視して今からでも分別のある行動を取るべきであろう。
<3月1日付労働新聞署名入り論評「米国内で増大する恐怖は朝鮮の勝利に対する証拠」>
*「現米行政府」という間接的名指し。
  共和国のものすごい核抑止力強化速度に正比例して米国内で急激に増大する不安と恐怖は朝鮮の偉大な勝利に対する明白な証拠だ…。
  国際的に公認されている戦略兵器開発の速度をはねつけて超音速で突っ走るわれわれの不屈の意志と気概の前で、米国をはじめとする敵対勢力は顔がほてるのも知らずに悲鳴を上げているのである。
現米行政府は時間も、正義も朝鮮のものだということを明確に認識すべきである。
米国が以前のようにわれわれを相手にしようとしてはさらなる苦境に陥りかねない。
われわれの強力かつ威力ある核戦略兵器である「北極星2」型弾道ロケットの試射が、米国に厳重に警告することがある。
それはまず、制裁が自力自強を動力にして力強く前進する先軍朝鮮に絶対に通じないということである。
次に、われわれとのミサイル対決戦で米国が敗れるしかないということである。
<3月2日付朝鮮人民軍総参謀部スポークスマン談話「正義の核の霊剣で侵略者の核戦争騒動を無慈悲に粉砕する」>
*「米帝」という言及。
  重大な現情勢に対処して、朝鮮人民軍総参謀部は朝鮮革命武力の原則的な立場を次のように明らかにする。
1.
米帝と南朝鮮のかいらいがわれわれの面前で危険極まりない北侵核戦争演習をまたもや強行した以上、わが軍隊はすでに宣布した通りに超強硬対応措置で立ち向かうであろう。
世界に公開したわれわれのこの立場は決して、空言ではない。
2.米帝と南朝鮮のかいらいがわが共和国の自主権が行使される領域にたった一点の火の粉でも落とすなら、即時無慈悲な軍事的対応が開始されるであろう。
<3月4日付朝鮮外務省スポークスマン談話「侵略者がいささかの発砲でもするなら容赦なく粉砕する」>
*「米国に新たに登場した行政府」という間接的名指し。
  スポークスマンは、米国が南朝鮮で強行している「フォール・イーグル」「キー・リゾルブ」合同軍事演習は朝鮮半島と北東アジアを核惨禍の中に追い込もうとする最も露骨な核戦争策動であると糾弾した。
敵が南朝鮮とその周辺水域に数多くの核攻撃手段と膨大な侵略武力を引き込んで行っている戦争演習騒動がいつ実戦に移るか知れず、それによって朝鮮半島の情勢はまたもや核戦争勃(ぼっ)発の瀬戸際に突っ走っているとした。
米国の核戦争演習策動は、最近、朝鮮の核戦力強化に言い掛かりをつけて史上最悪の政治経済的制裁・圧迫騒動に執着している中で強行されることによって、いっそう危険なものになっていると主張した。
米国はあたかも合同軍事演習の強行が朝鮮の核保有のためのように世論をまどわそうとしているが、それは黒白を転倒する詭(き)弁であると暴いた。
朝鮮は、米国に新たに登場した行政府が「力による平和」を唱えて共和国に対する軍事的圧迫と侵略企図を露骨にさらけ出していることについて、絶対に袖手傍観しないであろうと言明した。
<3月7日付朝鮮中央通信社論評「われわれの自衛的核戦力強化措置は続く」>
*「米国の現執権者」という間接的名指し。
米国の現執権者は2月23日、外国のメディアとの会見で「米国の核戦力が他国に比べて立ち後れた」などと言いながら、「軍事力における圧倒的な地位維持のために核戦力を強化していく」と力説した。…
  今のこの時刻にも、米国では「力による平和」を唱えながら以前の行政府時代から推進されてきた1兆ドルの巨額がかかる核兵器の近代化が変わることなく行われており、他の核大国と結んだ核兵器削減条約を撤廃すべきだという主張も唱えられている。
世界最大の核保有国であり、人類に初の核惨禍を浴せかけた核犯罪国である米国の露骨になる覇権的野望と核兵器近代化策動は、この惑星で核戦乱の危険と核軍備競争をいっそう増大させるだけである。
このような米国が毎年、南朝鮮と周辺の水域でわれわれを狙った核戦争演習騒動を起こして核先制打撃の機会だけを虎視眈々とうかがっている状況の下で、われわれが核兵器を放棄するということは言葉にならない。
<3月11日付朝鮮中央通信社論評「よこしまな政治的娼婦」>
*ヘイリー国連大使を名指しし、「よこしまな政治的娼婦」「奸悪な者」「政治的詐欺師、犯罪者」「政治的売春婦」「醜い女」「希世の政治的娼婦」と漫罵を浴びせましたが、トランプについては「現在のホワイトハウスの主人」「現執権者」という自制的表現。
  ヘイリーと言えば、何の外交的経験もなく世渡りと変身に長けているおかげで、国連駐在代表という似合わない職にまでついた奸悪な者にすぎない。
ヘイリーはこれまで、政治目的のために自分を白人に変身させ、2010年州知事選挙の際には寄贈者から密かにお金を受け取った事実を隠した罪によって罰金刑を言い渡された政治詐欺師、犯罪者である。
利害関係によって肝に付いたり胆のうに付いたりする気質をよく発揮することによって、米国の一般市民からも政治的売春婦として後ろ指を指される醜い女である。
昨年の大統領選挙の際もヘイリーは、現在のホワイトハウスの主人に反対して「支持しないということだけは確実だ」と唱え、共和党内で現執権者の主要ライバルであったルビオが選出されてこそ「毎日毎日がよい日になる」と言うなど、こびへつらった。
このような彼女が、現執権者が大統領に当選するやいなや、変心して彼の懐に入って国連駐在米国代表の職まで得たのを見れば、カメレオンも顔負けするほどの希世の政治娼婦であるのが確かだ。
<3月13日付朝鮮中央通信社論評「いささかの誤判も終局的破滅へとつながる」>
*「米行政府」「現米行政府」という言及。
  最近、米行政府がわれわれに対する先制打撃方案を検討しているという世論を流している。…
  現米行政府は、先行政権の対朝鮮政策の失敗から教訓をくみ取らず、始めから勝ち目もない、百戦百敗だけをもたらす行方のない核恐喝政策を踏襲している。
  米国がわれわれの面前でまたもや危険極まりない核戦争演習を強行する以上、われわれはすでに宣布した通りに核戦力を強化するための超強硬対応措置を取らざるを得なくなっている。
共和国の自主権が行使される領域にたった一点の火の粉でも落ちるなら、侵略と挑発の本拠地は生存不可能に焦土化されるであろう。
米国は、われわれに対するいささかの誤判も自国の終局的破滅へつながることになるということをはっきりと認識すべきである。
<3月18日付労働新聞署名入り論評「米国の時代錯誤の対朝鮮敵視政策は破滅を免れられない」>
*「米国の新しい行政府」「米行政府」と言及。
  最近、米国の新しい行政府が対朝鮮政策案を包括的に検討しているという。
米国の新しい行政府は朝米対決史において百勝は先軍朝鮮の必然であり、百敗は米国の宿命であるという哲理を悟らなければならない…。
  米国がいかなる対朝鮮政策案を選択しようが、それには朝鮮式の合わせ型対応が伴うことになり、その時になって後悔は手遅れとなる。
米行政府は「悪い道には悪い結末が与えられる」という警句を深くかみ締めてみる方がよかろう。
<3月27日付労働新聞署名入り論評「米国の政客らは今からでも大胆に対朝鮮政策転換をすべきだ」>
*朝鮮中央通信のイントロで「トランプ行政府」と始めて直接的名指し。労働新聞本文は「現米行政府」「米国の政客ら」。
  27日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、トランプ行政府が対朝鮮政策を確定していないというが、最近、米国政府内で取り上げられる内容を見れば、オバマの失敗した「戦略的忍耐」政策と大きく違うものがないと主張した。
  現米行政府が過去の誤った選択と惨憺(たん)たる失敗から深刻な教訓をくみ取らず、超強度軍事的威嚇・恐喝と制裁・圧迫に期待をかけるなら、そのような政策は米国により不利な結果だけを招くことになる…。
  米行政府は、途方もない対朝鮮敵視政策を固執すれば先任者らのように苦い体験をするようになるという国際社会の厳正な忠告に耳を傾ける方がよかろう。
米国の政客らに少しでも理性があるなら、今からでも過去から教訓をくみ取って大胆に政策転換をすべきである。
米国という国を破滅から救える道は、これだけである。
<3月28日付民主朝鮮署名入り論評「朝鮮には軍事的圧力と威嚇・恐喝が絶対に通じない」>
*「米国の企業家出身の当局者ら」という軽蔑的ニュアンスを込めた表現。朝鮮中央通信のシメで「トランプ行政府」と名指し。
   問題は、米国の企業家出身の当局者らがその浅い政治感覚を持ってわれわれを驚かせてみようと物心のつかない子どものように無分別に振る舞っている事実である。
軍事的圧力と威嚇・恐喝が弱者には通じるかも知れないが、強者には絶対に通じない。
米国が核保有国だとして威張りながらわれわれとの軍事的対決姿勢を見せているのは、不安と恐怖にふるえている者の虚勢にすぎない。
誤った選択がよい結果をもたらすことができないように、時代錯誤の対朝鮮敵視政策が米国に残酷な結果をもたらすということは、火を見るより明らかである。
今こそ、米国が目を大きく開けて世界をはっきり見なければならない時である。
論評は、トランプ行政府の代になって米国が終えんの時刻を迎えたという歴史のらく印が押される恥をかきたくなければ、米国は自国の旧時代的な対決政策を大胆に放棄しなければならないと強調した。

2.中国(環球時報社説)に対する反論

 3月26日付コラムで、3月21日付環球時報社説が朝鮮の核デタランス戦略を酷評したことを紹介しました。3月28日付朝鮮中央通信は3月28日、「朝鮮中央通信社は、日を追って拡大、強化されているわが共和国の威力に怖気づいた米国をはじめとする敵対勢力がわれわれを「地域不安定要因」に罵倒し、すべての戦略資産を総投入して朝鮮半島の情勢を最悪の状態に追い込んでいることに関連して、論説「朝鮮は世界平和の強力な守護者である」を発表した」と前置きのうえ、次のように論じました。
その主張は相手を特定することは控えていますが、「われわれの核は、侵略と干渉を同伴した列強の核保有とは異なる」と強調し、「戦略的要衝である朝鮮半島を併呑して全世界を制覇しようとする米国にへつらってわれわれの自衛的な核抑止力をけなし、朝鮮民族をいけにえにして漁夫の利を得ようとする勢力は自重すべきである」「核強国の前列に入ったわが共和国の戦略的地位、変遷した時代の流れに即して朝鮮半島の地政学的位置を見る視覚も当然、変わらなければならない」と指摘するなど、明らかに環球時報社説の主張に対する反論を意識したものであると思われます。

超大帝国の覇権と一極統治に立ち向かえる強力な正義のとりでが北東アジアに構築されたのは世界平和守護の大きな力となる。
第2次世界大戦後、米国は世界的に唯一無二の決定権を持っていかなる問題に直面しても相手を圧倒できる権力を振り回したが、こんにち、世界政治の構図と力量関係は変わった。
2016年1月19日、米戦略国際問題研究所が発表した報告書は、アジアで米国の利益に抵触する方向に力の均衡が持続的に変化していると明らかにした。
これは、対アジア覇権戦略遂行の現時間表に不満足な米国の政策的立場を反映したものである。…
史上、最大規模の「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」合同軍事演習によってわれわれの「体制崩壊」を狙った「斬首作戦」と核打撃手段に対する先制打撃作戦などの実戦の可能性を確定している。
これは、わが共和国をなんとしても抹殺し、地域諸大国を力で押さえようとする米国の核戦争策動のエスカレートであり、覇権戦略企図の明確な発露である。
北東アジアで緊張激化の責任は、主権守護の目的からはるかに脱して自分らの利益領域をアジア太平洋地域の広い範囲に拡大して覇権を握るために重大な軍事的衝突の危険もためらうことなく生じさせる列強にある。
現米行政府の国務長官ティラーソンは最近、東アジア訪問の過程に米国が過去の20年間実施してきた対朝鮮政策がすべて失敗したと自認した。
世界の言論が「米国は対朝鮮政策が間違ったということが分かったなら、これ以上、過ちを犯してはいけない」と警告しているのは理由なきことではない。
朝鮮半島の安定は北東アジア、ひいてはアジア太平洋地域の安全と直結している。
アジアの核強国としてのわが共和国の地位がいっそう浮き彫りにされて周辺関係の戦略的構図では根本的な変化が起き始めた。
自衛のために必須的に保有したわれわれの核は一つの国、一つの民族だけでない地域と世界の平和と安定、繁栄を裏付ける。
われわれの核は、侵略と干渉を同伴した列強の核保有とは異なる。
われわれが取るすべての軍事的措置は、米国とその追随勢力が悪らつに加えてきた白昼強盗さながらの核恐喝と脅威、反共和国孤立・圧殺策動に対処した正々堂々かつ自衛的な主権行使である。
世界の政治舞台で正義と真理、平等と尊重がますます消えて不正義と強権、専横がはびこり、人類が合意して規制した国際関係の最も初歩的な原理、原則が無視されて幾つかの強大国が集まって自国の利害得失に従って結託し、排斥する状況がつくられているのは許されない。
戦略的要衝である朝鮮半島を併呑して全世界を制覇しようとする米国にへつらってわれわれの自衛的な核抑止力をけなし、朝鮮民族をいけにえにして漁夫の利を得ようとする勢力は自重すべきである。
核強国の前列に入ったわが共和国の戦略的地位、変遷した時代の流れに即して朝鮮半島の地政学的位置を見る視覚も当然、変わらなければならない。
今後、対朝鮮問題において責任ある選択をできずに目前の利害関係によって右往左往する国々は、われわれがどのように国際的正義と原則を確立するのかをはっきり見ることになるであろう。
正義の核の霊剣で国家の尊厳と地域の安全、世界の平和を守っている守護者の力は神聖であり、チュチェ朝鮮の核保有偉業の真理性は永遠である。