岩国基地への厚木基地機能の移転に関するシンポジウム

2006.01.28

今日は岩国で集会があり伺いました。岩国基地への厚木基地機能の移転に関するシンポジウムがあり、私は、米軍基地機能の移転の本質ということについてお話ししたのですが、会場がいっぱいの人で埋め尽くされていたことに感激しましたし、会場からの発言にも力強い思いを味わいました。岡山、島根からも参加者があり、米軍再編が早くも各地に姿を現していることをヒシヒシと感じさせられました。地元住民を無視して政府が強行しようとしている在日米軍再編計画は決して許されてはなりません。日本全土がアメリカの思い通りにじゅうりんされることになるなど、本当に想像するだけでも恐ろしいことです。

岩国をはじめ関係自治体の態度は極めて中途半端であり、私としては到底納得がいきません。シンポジウムでのパネリストの発言や会場からの発言も私の懸念を共有するものが多かったのには力強い気持ちになりましたが、休日にこういうシンポジウムに参加する人々の問題意識は元々高いものがあるわけですから、これだけでは安心することはできません。