核廃絶運動や平和運動にかかわっている方たちの集会(広島にて)

2005.11.23

今日は広島で核廃絶運動や平和運動にかかわっている方たちの集会でお話をする機会がありました。このお話があったときは一瞬ですが迷う自分がいました。広島で地道に運動を重ねてきた方たちに、広島滞在わずか8ヶ月弱の私が生意気な発言をすることに対するためらいがあったからです。しかし、自分の考えていることが見当はずれでな方向を向いているかどうかを、聞いてくださる方たちの反応を伺うことによって判断するまたとない機会だと思い直して、お話をお受けした次第です。

集会での反応は私にとって励ましになるものでした。私の話に真剣に耳を傾けていてくださることを感じとることができましたし、その後の質疑や発言でも、皆さんが私のお話ししたことを前向きに受け止めていてくださることを実感することができました。集会の後懇親会があり、そこでもいろいろ貴重なお話を伺うことができましたし、私のお話ししたことについても過分な言葉をいただくことができました。私にとって何より嬉しかったことは、この8ヶ月の間に考えてきたことが少なくとも的はずれではなく、広島で運動、実践を重ねてこられた方たちにとって違和感を与えるものではなかったということです。私が広島で活動することに対する励ましと期待の声を寄せられて、身が引き締まる思いがしました。

横川駅から例によって歩いて帰宅するときに、娘(のりこ)からメールが入り、斉藤とも子さんとお会いして充実した時間を過ごすことができたとの報告。15分の道のりも、娘とのメールのやりとりをしている間にあっという間に過ぎていました。

人生って素晴らしい、ということを実感できた一日でした。明日からまた新しい気持ちで前を向いて牛歩の歩みを続けていこうと思います。