愕然とする記事に「出くわしました」

2005.06.27

沖縄タイムスで愕然とする記事に「出くわしました」。沖縄の慰霊の日に、自決した牛島中将を祀った塔の前で陸上自衛隊那覇駐屯地の幹部・隊員約百人が慰霊祭を行ったという記事(23日付夕刊)です。

「沖縄戦体験者や研究者らは『戦闘に住民を巻き込んだ第32軍を賛美する行為』などと批判」と24日付の沖縄タイムスは報道していました。私が最初に記事を読んだときの気持ちそのものでした。何という思い上がりでしょう。沖縄戦について何も学んでいない自衛隊(日本軍隊)の実像を見る思いです。首相の靖国参拝はこういう行動までをも「当たり前」のこととしてしまうのです。そしてそれは今の日本の縮図だと思います。許せない気持ちでいっぱいです。なんとしてでも平和憲法を守り抜きたい、広島の被ばくを無駄にしたくない、と心の底から思います。