
BioFire SpotFire Rパネルを用いて院内で15種類の呼吸器病原体のPCR検査を実施しています。従来は複数回の検査が必要で、患者様の身体的負担が大きかった検査が、1回の検体採取で完了するようになりました。
1.
ウイルス性呼吸器感染症
(1)
SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)
(2)
インフルエンザA
(3)
インフルエンザA/H1-2009
(4)
インフルエンザA/H3
(5)
インフルエンザB
(6)
RSウイルス
(7)
アデノウイルス
(8)
ヒトメタニューモウイルス(hMPV)
(9)
ライノウイルス/エンテロウイルス
(10)
コロナウイルス(季節性)
(11) パラインフルエンザウイルス
2.
細菌性呼吸器感染症
(1)
マイコプラズマ・ニューモニエ
(2)
クラミジア・ニューモニエ
(3)
百日咳菌(ボルデテラ属)
(4)
パラ百日咳菌
気管支喘息が原因で、咳が長引くことがあります。特に夜ふとんに入ってからや明け方、タバコの煙や会話で悪化するときは疑わしいです。当院では呼気一酸化窒素濃度の測定や肺活量の検査で気管支喘息を診断し、主に吸入ステロイドによる治療を行っています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療を行っています。大きなイビキをかく、日中いつも眠い、居眠り運転をよく起こしそうになる、夜間の呼吸停止、夜中に何度も眼が覚める、朝起きた時に頭痛やだるさがある といった症状があるヒトは睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われます。当院ではご自宅での終夜睡眠ポリグラフィー検査を行っております。検査結果によっては精密検査が必要になります。この検査結果によっては鼻マスクによる治療(CPAP)を行います。

肺活量(スパイロメーター)検査を行い、肺年齢を計算します。高齢者の増加、タバコの影響・環境汚染・アレルギーなどが原因で閉塞性肺疾患(COPD)が増加しています。COPDでは、肺年齢が実年齢より高くなります。当院ではまず呼吸リハビリによる生活指導を行っております。診断には肺活量(スパイロメーター)検査を用います。検査の自己負担金は3割負担では900円、1割負担では300円です。

厚さ10cmのタオルを通しても聴診できる超高感度聴診器を使用しておりますので、着衣のままの診察も可能です。

自動体外式除細動器(AED)を導入しました。心室細動など致命的な不整脈が発生した場合に必要不可欠です。この機械はバイフェージック技術により、除細動率が向上しており、また心筋に対するダメージが最低限に抑えられています。アメリカでは飛行機などの交通機関や公共施設に設置が義務付けられており、救命率の向上に貢献しています。