バジル (Basil)
タネまき/5月、 苗の植えつけ/6〜9月、 収穫時期/7〜10月
シソ科(一年草)
和名:めぼうき
学名:Ocimum species
スイートバジル
最初の頃は、なかなか料理に使えなくて、大きく成長し過ぎた事も有りました。
 最近は、植える本数を減らしたことも有りますが、サラダにスパゲッティにと利用する頻度がふえたため、成長速度が利用量に追いつかず、いつも丸禿げ状態が続いています。
スウィートバジル
シナモンバジル
初めて知ったのは、飲み屋のママさんに一枝頂いたものでした。 冗談半分に匂いを嗅いで見ると本当にシナモンの香りがします。 その後、園芸店にたまたま置いてあったのを見つけ、植え付けました。
 香りは良いのですが、味はスイートバジルに比べると今ひとつで、結局、1年間しか栽培しませんでした。
シナモンバジル
★名前の由来
バジルの先端の花冠の形が伝説上の怪龍バジリカスに似ているところからつけられたといわれています。

★誕生花、花言葉
『愛』

・いろいろな使い方ができる ハーブ [出典:園芸ガイド '99/4月号]
 バジリコとも呼ばれ、イタリア料理には欠かせないハーブです。スパイシーな芳香を生かすには火を通しすぎないことがポイント。スパゲッティのほかオイルやビネガー漬けに使われます。タネでよくふえ、暑さに強く、夏でも発芽します。花芽は早めに摘んでおくと株の寿命が長くなります。鉢やプランターで育てる場合は、早めに摘芯して枝分かれさせるとよいでしょう。

・バジルの仲間たち [出典:園芸ガイド '98/8月号]
 ヒンズー教徒は、バジルは空気を浄め、家族を邪悪から保護する効果があるということで寺院や家の周辺にバジルを植えていました。 そして、遺体にはバジルの葉もいっしょに埋めると生前の罪が軽減されr、天国にいけると信じられています。 バジルという言葉はギリシャ語の「王」を意味するBasileusから派生したもので、香りが高貴で王侯の館にふさわしいとされ、宴会場の床に大量のバジルがまかれたそうです。 イタリアではプロポーズのとき、バジルの1枚を髪にさす習慣があったようです。
 1世紀ごろの有名なギリシャの医者であり、薬草学者であるディオスコリデスは、ワインとともにバジルを適量食べた場合、視力のためによいとすすめています。 また、中世の薬草書にはバジルは鼻かぜ、イボ、寄生虫の駆除薬として推奨され、アラビアの医者たちはバジルがさまざまな病気に効くのだと強力に使用をすすめています。 さらに後世に至って、東洋ではせき止め、腎臓薬、下痢止めなどに用いられるようになったそうです。
 葉と花の咲いている先端部分を水蒸気蒸留法で抽出した主な成分は、リナロール、ボルネオン、シネオール、ナイゲノール、カンファーですが、種類と産地によって成分のばらつきがあります。
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多年草木 積極的に植えた年 自然に生えてきた年
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