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2007.1.17〜31 於 佐川郵便局 主催 JPS高知支部 |
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![]() ![]() 富太郎博士を文化人切手に、と言う趣旨で続けてこられましたが、文化人切手は廃止され、ふるさと切手では、四国八十八箇所が続いていて無理でした。 没後50年ですから、博士の肖像を描きたかったのですが、以前に博士の銅像の写真でPスタンプを作りたいと、支部で牧野植物園に依頼した際も断られた経緯がありましたし、あまり面倒なことはしたくないので、今回も花と昆虫にしました。 最後を飾る・・・大事な題材選びで、また富太郎博士ゆかりの植物選びから始めました。 以前からピックアップしていましたが、切手があることも重要な要素なので、ヤッコソウやスエコザサ・・は残念ながら無理です。 ヤマザクラ、サクユリ、シコクスミレ、ヒメスミレ、シハイスミレ・・・などが候補に残りました。 ヤマザクラにはギフチョウを組ませたかったのですが、高知にギフチョウの生息地は無いとのことで没、サクユリは富太郎博士が発見、命名しましたが、その後、現在ではヤマユリの変種とされています・・・ 一方、植物に合わせる昆虫として、サクユリには「ナガサキアゲハ」、スミレには「原点に帰ってツマグロヒョウモンはいかが?」とのご提案を、昆虫の大先生、倉橋敏一氏にいただいていました。 原点に帰って、とは、わたしが始めて牧野植物園に行ったときに見て、衝撃を受けたツマグロヒョウモンであり、一番最初に手がけ始めた(実際の使用開始は2番目になりましたが)熊本北帯山局の風景印で描いたツマグロヒョウモンを違った形で、と言うことだと思います。 これは大変悩みました。 「makino」の名前がしっかりと学名に入っているスミレ類を選びたい気持ちが大変強かったのですが、スミレとツマグロヒョウモンの組み合わせは、また熊本北帯山局の小型印でも描くことがあるだろう、との判断も手伝って、派手やかさと希少さ(ナガサキアゲハは徳島名東局風景印に小さく描かれていますが)で、サクユリとナガサキアゲハに決めました。 サクユリの図は、富太郎博士が描いた繰り返し描いた図をアレンジ。 ナガサキアゲハは自分が撮った写真も含め図鑑や、徳島の藤原寛氏からもたくさんお送りいただいた写真を参考にしました。 が、あまりにたくさんの写真を見、欲張りすぎて、最初の絵は、向こう側の翅が大きく出すぎていて2頭に見える、との大先生からのご指摘を受け、なるほどと描き直しました。 もちろん、その前に、花とチョウが少しでも大きく見えるよう、チョウの向きを変えたり、文字をずらしたり・・・と何度も描いていますが。 「合格!」のおことばいただきましたので、こちらで申請しました。 これまで、一番好きなように、花と昆虫の消印を描かせていただき、高地支部の方々にはほんとうに感謝しています。 2007.11.28 「郵趣ウィークリー」2007-2号に掲載されましたので、公示が降りました。 2007.1.記 (右 申請イメージ図) |
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![]() 分譲ご希望の方は、お早めにメールにてお申し込みください。 今度の絵は、どのPスタンプでも合うので、どれにしようか、ほんとうに迷ってしまい、その結果3種類作ることにしました。シート数は少しずつになると思います。 2006.12.24記 完売いたしました。 2007.1.11記 |
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12/25の朝、郵便局に振替依頼をして12/29の午後には発送されています。 今回年末年始の休みが入るので、切手展に間に合うだろうかと心配していたので、ほんとうによかったです。 今回の色合いは「JAPAN POST」がずいぶん赤味が増したようですね。「スマイル」は色がくすんだ感じです。 2006.12.30記 |
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2001年 「花と恋した富太郎・花と自然の切手展’01」 2002年 「花と恋した富太郎・花と自然の切手展’02」 2003年 「花と恋した富太郎・花と自然の切手展’03」 2004年 「花と恋した富太郎・花と自然の切手展’04」 2005年 「花と恋した富太郎・花と自然の切手展’05」 2006年 「花と恋した富太郎・花と自然の切手展’06」 |
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絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。 |
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富太郎博士没後50年記念で、この切手展は最後となりましたので、博士の肖像を描いておきたいと思いました。 晩年、植物画を描いておられた写真を参考にしました。若い頃の姿にしようか、植物採集の姿にしようか、迷いましたが、同じ絵を描く人間として、やはり絵を描いている姿に惹かれました。 背景は昨年同様、博士の植物画を模写していましたが、モノクロだと寂しくなるので色を入れてしまいました。右下にあるのはサクユリの根の部分です。 |
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103×152ミリ 封筒 |
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Pスタンプ作成のときに描いた絵に筆を加えました。 消印と同じ構図にしてあります。 |
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左は終日印をお送りいただきました。 右はフレーム切手の中の写真を切り取り、富太郎博士の写真を貼られたそうです。 |
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