とある組織の中心的な役割を担って欲しいと頼まれて引き受けたのは、2008年の7月であった。周りの意向と期待を受けつつ、たいへん僭越ながら、俺にとってはたいへん大きくて非常に大きな役割を受け持ち、そして実行する立場となった。
2年間という任期を終えて、今思う事。
過ぎてしまえば、あっという間だったかな。
でも、役割を担っている間はとても辛かった。
24時間・365日と言うと少しばかり大袈裟な表現になってしまうのかもしれないが、そのくらいの覚悟で役割を担ってきた自負はある。
任期中は、自分を犠牲にして「誰かの為」にという思いでいたのだが、任期を終えた今感じる事は、結局「自分の為」であったのかもしれない、と感じている。
今まで見えていなかった物が見える様になった。
見えていたにも係わらず、見えにくかった物を見える様なスキルを身に付けた。
何よりも、「自分」を見つめ直す事が出来た。
これはとても大きいと思う。
2010.9.16.