DD16304号機
  ディーゼル機関車
  「単線形両頭式排雪列車」

          (JR西日本)




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[1所属]KATO社製)10-1127 「編 成」へ
JR-WEST Diesel Locomotive Type DD16-304 (Russell Car)


 JR大糸線

 DD16は、1965年(昭和40年)代後半にローカル線のなかでも線路規格が低い線区の蒸気機関車(C12C56など)を置き換えるために開発された小形軽量のディーゼル機関車で、総数65両が製造されました。全長12m弱、48tとコンパクトなため、小海線、飯山線、大糸線、七尾線、能登線、九州の山野線などで軽入換用の無煙化に投入され活躍しました。
 ラッセルヘッドを持つ除雪用のDD16300番台は、1979年(昭和54年)から1983年(昭和58年)にかけラッセルヘッド新製・改造を行い登場しました。2011年(平成23年)時点で現存するのは富山地域鉄道部富山運転センター所属の304号機(糸魚川運転センター常駐)のみです。304号は単線仕様であり、複線化した線路を除雪することはできないため、大糸線糸魚川駅~南小谷駅間の除雪を担当しています。前日の気象情報で降雪予報が発表されると糸魚川駅~南小谷駅間の35.3km1往復運転していましたが、2015年(平成27年)をもって廃車となりました。2015年(平成27年)8月に、津山まなびの鉄道館に収蔵され現在保存されています。




カプラー:ナックルカプラー付属


編 成


DD16-304

  

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