457
  交直流急行形電車

  「立山」

          (国鉄)




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[8両所属]KATO社製)10-115410-115540244314
J.N.R Express Train Series 457 “Tateyama


東北方面上野・喜多方~山形・会津若松・仙台・盛岡・青森)
常磐方面(上野~
勝田・日立・平)
北陸地区(大阪・米原~名古屋・金沢)
山陽・九州方面西鹿児島・熊本大阪・名古屋



 457系は、451系からスタートした国鉄の交直流形急行電車の集大成として、1969年(昭和44年)に登場しました。直流1,500Vと交流20,000V50/60Hz両用の3電源機能を持ち、東北地方から北陸・九州地方を中心に活躍しました。
 JR化後はローカル輸送の主力として、地域カラーに塗られて各地で活躍を続けましたが、交直流車両の標準色ともいえるローズピンクとクリームの塗装を身にまとった全盛期の交直流急行列車の姿です。

 急行「立山」の列車名は、北アルプスに位置している立山が由来となっています。
 1950年(昭和25年)上野駅 - 長岡駅 - 大阪駅間で運転されていた急行列車「北陸」が1956年(昭和31年)11月のダイヤ改正によって上野駅 - 福井駅間に短縮されたため、大阪方面への代替として急行「立山」の運転が開始され、後の1965年(昭和40年)に電車化されました。
 湖西線開通後の1975年(昭和50年)3月のダイヤ改正で、「雷鳥」とともに湖西線経由となりました。しかし、その後の「雷鳥」の増発に伴って本数では大きく差を付けられ、198211月のダイヤ改正で「雷鳥」に編入される形で定期運行がなくなり、583系電車による夜行の臨時列車1往復のみとなりましたが、それも1985年(昭和60年)3月に廃止されました。


室内灯:KATO11-204112-206(6P)
カプラー:KATO11-703密連形カプラー


457系 交直流急行形電車編成例
←大阪 「立山」 富山・糸魚川・立山・宇奈月温泉→
←大阪 「ゆのくに」 金沢→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車
クハ455-48 モハ456-12 クモハ457-13 サロ455-28 サハ455 モハ456 クモハ457 クハ455-52 モハ456-13 クモハ457-12
普通車 普通車 普通車 グリーン 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車
(M) - - -
←博多 「つくし」 大阪→
←大分(熊本・博多-小倉間逆編成) 「ゆのか」 博多・熊本→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車
クハ455-48 モハ456-12 クモハ457-13 サロ455-28 サハシ455-16 モハ456 クモハ457 クハ455-52 モハ456-13 クモハ457-12
普通車 普通車 普通車 グリーン ビュッフェ/ 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車
(M) - -


  

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