183800番台
  直流特急形電車
      「たんば」
          (JR西日本)



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[4両所属]TOMIX社製)92282 「編 成」へ
JR-WEST Limited Express Train Series 183-800 “Tamba”  


たんば4号車クハ183-203・まいづる5号車クモハ183-202  


183系800番台
 JR西日本の福知山運転所に所属する183700800番台は、交直流形485系から交流機器を外し改造の上、直流形とした特急電車です。(183200番台は、交流機器を使用停止のみの措置をして改番したグループ)
 これらは京都と北近畿地区を結ぶ特急で運用されていました。編成は3両、4両、6両とバリエーションに富み、3両編成と4両編成は区間乗車率に合わせた増・解結を伴う列車と、「まいづる」・「たんば」などの併結列車に使用されていました。2003年(平成15年)にはクモハを含む編成も誕生し、様々な列車に使用されていました。

(京都~福知山)

 「たんば」は京都から福知山を結ぶ特急で、多くの列車は京都から綾部間で「まいづる」と併結運転されていました。
 1996年(平成8年)316日に山陰本線園部駅~福知山駅間および北近畿タンゴ鉄道福知山駅~宮津駅~天橋立駅間が電化されたことにより、京都駅~城崎駅間(現在の城崎温泉駅)で特急「きのさき」が運転を開始しました。このダイヤ改正により、気動車で運転されていたキハ181系特急「あさしお」が廃止され、2011年(平成23年)312日には特急「たんば」が「きのさき」に統合されて廃止されました。

(京都~綾部・東舞鶴)

 「まいづる」は京都から東舞鶴を結ぶ特急で、京都から綾部間では他の列車と併結運転されています。前身は、1972年(昭和47年)10月のダイヤ改正で急行「丹後」の増発により新設された、山陰本線京都方面からの東舞鶴駅直通列車です。その後、1985年(昭和60年)には特急「あさしお」が東舞鶴駅までの運転を開始しました。しかし、1996年(平成8年)3月に山陰本線の園部駅~綾部駅間が電化され、京都駅~城崎駅(現在の城崎温泉駅)間が全線電化されると同時に、特急「あさしお」と急行「丹後」は廃止され、京都駅と東舞鶴駅を直通する列車は一時的に全廃されました(西舞鶴駅までは、当時京都駅発着だった「タンゴエクスプローラー」が乗り入れていました)。
 1999年(平成11年)102日に舞鶴線電化開業に伴い、183系の特急「まいづる」が新設されました。2004年(平成16年)にさらに1往復増発され、「タンゴディスカバリー」と合わせて京都駅~東舞鶴駅間には5往復の特急列車が走るようになり、2011年(平成23)
312日、183系の運用を終了しましたが後継車種の287系が登場し、287系およびKTR8000形が投入され、列車名統合によって「タンゴディスカバリー」の一部を吸収しています。また、併結運転の相手を「たんば」から「きのさき」に変更していました。




カプラー:TNカプラー付属
室内灯:07560796白色室内照明ユニットBL(2P)・ユニットLA(5P)
 


編 成


←福知山  
1号車
クロ183-2702
2号車
モハ182-704(M)
3号車
モハ183-808
4号車
クハ183-203
京都→  

  

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