N2000系
  特急形気動車
  「うずしお」
          (JR四国)




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[5両所属]KATO社製) 10-1628 「編 成」へ
JR-SHIKOKU Diesel Cars Series N2000 (Limited Express “Uzushio”)


徳島~高松・岡山)

 特急「うずしお」は、高松市と徳島市の輸送を担う列車で、1988年(昭和63年)410日に本四備讃線(瀬戸大橋線)の開通に伴い、それまで高松駅~徳島駅間で運転していた急行「阿波」をすべて特急に格上げするかたちで運転を開始しました。1990年(平成2年)11月には、本四備讃線の開通時に「むろと」から改称された「阿波」も「うずしお」に吸収されています。
 N2000系の通称を持つこのグループは、高徳線向けに1997年(平成9年)から量産が開始された、最高速度130km/h運転を目的とした2000系の出力増強形で、16両全車が富士重工業で製造されました。
 岡山駅発着の列車は2001年(平成13年)以降「南風」と併結運転を行うため、号車番号は68号車が付番されていました。N2000系が導入された当初は4両編成でしたが、利用者の減少などもあって2008年(平成20年)以降は3両編成となり、2011年(平成23年)3月以降は2両編成も存在しました。
 2019年(令和元年)928日「うずしお4号、5号、7号、10号、12号、15号、18号、21号、24号、25号、27号、28号、30号、31号、33(一部9/27から)」に2700系気動車が導入され、定期運用を開始、2020年(令和2年)7月の運用変更で、「うずしお2号」を2700系に置き換え、これによりN2000系が「うずしお」の定期運用から全て撤退しました。
2400形(2424, 24252429
 上り方先頭車で、全席普通車。定員47名。行先表示器を装備し、洋式トイレ、小便所(2424は設置なし)、洗面所、車椅子対応座席が設置されています。前面助士席寄り窓下には「SHIKOKU」の文字が、乗務員室下側面に「N2000」の文字が表記されています。洗面所を撤去して喫煙ルームを設置する改造がされています。
2500形(25202523
 編成の中間に組成される、運転台なしの普通車。定員68名。
2450形(2458, 24592463
 下り方先頭車で、全席普通車。定員52名。行先表示器と振子制御装置を搭載し、トイレと洗面所を設置。量産車はトイレ寄りデッキにカード式公衆電話が設置されていましたが、後に撤去されました。




カプラー:ボディマウント密連形カプラー付属
室内灯:KATO_ LED室内灯クリア11-212 (5P)


編 成


← 徳島/宇多津 特急「うずしお4号」2016年(平成28年)6月頃
1号車
指定席/自由席
2458
2号車
自由席

2522
3号車
自由席

2428(M)
4号車
自由席

2462
5号車
自由席

2425
岡山/高松 →  

  

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