Vaio EXTREME |
ソニーの最薄ノートパソコンです。
実際に見てみると、本当に薄いパソコンです。
TypeUと比べてどうなのか、検証してみたいと思います。
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名称 |
VAIO type 505 EXTREME
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モデル |
PCG-X505/SP
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PCG-X505/P
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OS |
WindowsXP Professional |
CPU |
Pentium M 1GHz |
メインメモリー |
512MB |
液晶 |
10.4型XGA(1024×768ドット) |
ハードディスク |
20GB |
スロット |
Type II×1、CardBus対応 |
外寸 |
幅259mm 高さ9.7mm(後部21mm) 奥行き208mm |
重量 |
785g |
825g |
バッテリー
駆動時間 |
約2.5時間〜4時間 |
付属品 |
● メモリースティックスロット内蔵USB光学式マウス
・ メモリースティックPRO対応/マジックゲート対応
● 2.4GHzワイヤレスLAN PCカード
・ IEEE802.11b/g準拠、WPA対応、Wi-Fi適合
● ディスプレイ/LANアダプター(本体専用コネクター経由)
・ 外部ディスプレイ出力(VGAタイプ、D-sub 15ピン)×1
・ ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)×1
● ACアダプター
● リチャージャブルバッテリーパック
● キャリングケース(本体用×1、アクセサリー用×1)
● クリーニングクロス
● リカバリーCD |
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EXTREMEの性能 |
本体を見た第一印象は、薄いの一言につきます。持ち歩くのが心配になるくらいの薄さです。
強度はあるのでしょうが、移動にはハードケースを使った方が気分的に安心かもしれません!
メモリーは増設できないのですが、512MBあるので、通常の使用であれば、特に問題はないと思います。
HDDは20GB、モバイルノートであれば問題ないようにも思うのですが、他のモバイルノートは40GB〜80GB程度の容量のものもあるので、他のモバイルパソコンと比べると少なく感じてしまいます。
値段的にも、他のモバイルノートであれば、同程度の金額でDVDマルチドライブ内臓、オフィス付なんていうのもあるので、軽さを重視しないの場合には、ちょっと手を出しにくい製品ではあります。
個人的に気になるのは、ネットワーク機能です。無線LANはPCカードで提供されているのと、有線LANはアダプターを繋げないと使えないということで、持ち歩く際に不便です。モデムも入っていないのですが、個人的には、モデムは使わないのでなくても特に影響はないのですが! |
TypeUと比べて |
基本的な性能にあまり違いのない両機種、本来まったくコンセプトが違うので比べるのも変なのですが、個人的にこういう思い切ったパソコンに引かれるので、無理を承知で比べてみたいと思います。
TypeUは本体だけであれば軽いのですが、キーボードやポートリプリケーターなどをあわせると、EXTREMEより重くなってしまいます。
液晶の大きさや、トータルの重量で考えるとEXTREMEの方がパソコンとしての使い勝手は良いようにも思います。
ネットワークについては、内臓にして欲しいというのが個人的な要望です! |
EXTREMEは買い? |
果たしてEXTREMEは買いなんでしょうか?
正直言って、EXTREMEは値段的にかなり割高です。モバイルノートはある程度割り切って使うものと私自身は思っているのですが、最近のモバイルノートはDVDドライブ内臓の物も多く出回っていますし、モバイルノートと言ってもかなりオールマイティに使えるパソコンが増えている中、EXTREMEは薄い事により、かなり割り切った使い方を要求されるマシンだと思います。
しかし、雑誌よりも薄いパソコンはほかになく、カバンに入れていても邪魔にならないのと、広げれば他のモバイルノートと同じように使える事などを考えると、軽いノートパソコンが欲しい人にはお勧めできると思います。
ただ、個人的に軽いノートパソコンで考えたとき、Lets note LIGHT CF-R3
などの方が、トータルでみると引かれるのも事実です。
長時間駆動、ネットワーク標準装備、40GBのHDDなど、薄さにこだわらなければかなり良いと思います。
505がついてるバイオはいつも革新的なパソコンで、EXTREMEにも505がついている事を考えると、Vaioに思い入れのある人、Vaioブランドを象徴するパソコンが欲しい人のパソコンというのが私の結論です。 |
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