タイプ別デジカメ選び

　デジカメも色々なメーカーから発売されるようになり、様々な機能を持ったデジカメがあってどれを選んだらよいのかわからないという意見を聞きます。
　基本的な機能としては、どのカメラもそん色ない状況になってきたと思うのですが、それぞれ特徴があるので、今回はタイプ別にどれを選ぶのが良いのか、その理由もあわせて紹介したいと思います。

　・初心者にも使いやすいデジカメ
　・手振れをできるだけ抑えたい
　・くらい所でもストロボを使わず撮影したい
　・バッテリーが長持ちするデジカメが欲しい

初心者にも使いやすいデジカメ


COOLPIX7900
特徴	このデジカメを初心者の方にお勧めする理由は、初心者の方に優しい機能がいくつか搭載されていて、失敗を防ぐための配慮がされています。特にお勧めなのは、「顔認識AF」という機能で、写真を撮るとき、通常は画面の中央でピントを合わせるのですが、画面上に立っている人物の顔をカメラが自動的に捉え、画面上の端に人物がいてもその人の顔にピントを合わせてくれると言う機能です。　これは画面上で確認でき、顔を四角の線で囲みピントを合わせる場所を教えてくれるので、どこにピントが合うのかを意識する必要がありません。　ツーショット撮影などでは、画面の中心に人物がいない場合が多く、後ろの風景にピントが合ってしまい、ピンボケになると言う事があるのですが、そのような失敗を防ぐ事ができます。　最近のデジカメには、シーンモードが搭載されていて、風景やスポーツなど撮影状況によってモードを設定する事で、状況にあった撮影方法が選べるのですが、ほとんどのコンパクトデジカメでは、液晶画面からシーンを選択する必要があります。しかし、このカメラでは、スポーツや風景などの良く使うシーンはダイヤルひとつで切り替えが出来るようになっており、簡単に変更できます。　初心者の方が一番困るのが、メニュー画面だと思うのですが、このデジカメであれば、ヘルプボタンで画面上の各項目のヘルプ画面を参照し、内容を確認できるようになっています。　通常であれば、マニュアルなどを見なければわかりにくい機能なども、ヘルプがでるのでその場で内容を確認できます。　グリップがしっかりしていて持ちやすいのも初心者の方にはお勧めで、デジカメ写真で失敗したくないと言う方には、お勧めの機種です。

手振れをできるだけ抑えたい


LUMIX DMC-FX7-S
特徴	一見ピンボケに見える写真も良く見てみると手ぶれの場合が多いのですが、最近は手振れ補正機能を搭載したデジカメが出てきています。その中でも、このカメラは薄型にもかかわらず、手振れ補正の機能が付いており手振れを防げるようになっています。　薄型で、ポケットにも収まるサイズで手振れ補正機能が付いているカメラは他になく、液晶画面も大きいので、撮影も見やすくなっています。デジカメで撮影する場合、液晶画面を見ながら写真を撮る方がほとんどなのですが、その場合どうしても手振れがおきやすくなります。　コンパクトデジカメは手振れがおきやすいので、手振れ補正機能が付いているとかなり違いますので、手振れが気になっている方は一度使ってみてください。

くらい所でもストロボを使わず撮影したい


FinePix F10
特徴	通常のデジカメでは、CCDの感度が４００程度がほとんどで、室内や曇り空の時の撮影では、シャッター速度が遅くなりがちなのですが、このカメラの場合、ISO感度が１６００と高感度なので、暗い場所でもシャッター速度をはやくでき、ストロボを使わなくても撮影ができます。　通常の撮影時でもより高速なシャッターが切れるので、手ぶれを防ぐ事も出来るようになっています。　ストロボを使うと、どうしても周りの雰囲気を壊してしまうので、できるだけストロボを使わずに撮影したいと言う方には、お勧めです。

バッテリーが長持ちするデジカメが欲しい


EX-Z55
特徴	デジカメはバッテリーがないと動きませんから、電池がデジカメの命です。いざと言う時にバッテリー切れと言う事は避けたい所ですが、たくさん撮影するかたであればバッテリーのもちって大事ですよね！コンパクトなカメラはどうしてもバッテリーが小さくなり、撮影枚数が少なくなるのですが、このデジカメであれば、コンパクトでありながらバッテリーの持ちがよく、しかも液晶画面も大きいので画面も見やすいカメラです。

総評

　今回取り上げたデジカメは、すべて５００万画素以上の高画質で記録でき、個人用途での撮影であれば十分に満足できる性能だとおもいます。
　その中で、カメラを選ぶ際の参考になればと思い、機種毎の特徴をまとめて見ました。
　コンパクトであるとか、デザイン優先で選んでしまうと使いにくい物もあるので、自分の状況に合わせて選ぶ事が大事だと思います。