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ショー・劇 SHOCK

2001/12/16(夜)・2002/1/19(夜) 帝国劇場

黒はそのシーンの説明&12/16の感想、茶は1/19の感想。
ちなみに席は、12/16が1階後方下手側、1/19が2階前方下手側。

あらすじなど
コウイチ(光一)率いるカンパニーのショーも千秋楽。本番中にアクシデントが起こるも、盛況のうちに終わる。
ある日、カンパニーの一員である義弟のツバサ(翼)がバイク事故に遭い、足に大ケガを負って踊れなくなってしまう。しかし何があっても「Show must go on」だというコウイチは公演を行う。そのショーは好評を博し、カンパニーはニューヨークへ進出することとなる。
このカンパニーは以前、創立者のコウイチの兄(光一2役)が率いていた頃にもブロードウェイに進出したことがあったが、兄は自信作のショーを酷評され、失意のまま命を絶っていた。その時と同じ劇場で公演し、見事成功を収めるコウイチ。
兄が作った曲の著作権問題をクリアし、ケガが治り日本から駆けつけたツバサも加わってさあこれからという時に思いがけない事実が明らかになる。
実は、兄のショーに対する酷評、兄の死、ショー中のアクシデント、ツバサのバイク事故、そして著作権問題、すべてはサキホ(樹里。サキホは兄の妻だった )の夫であるカンパニーのマネージャー(今)の陰謀だったのだ。
悪霊の本性を現したマネージャーだったが、最期は息子のリョウ(錦戸)に撃たれる。
そしてカンパニーは日本へ帰ることになり、サキホ親子はニューヨークで暮らしていくことに決めたのだった。

Jr.はカンパニーの団員役。その中でも秋山さんはコウイチ・ツバサに近いポジションにいる役で大活躍。
セリフがあるのが長谷川、風間、町田、屋良米花(のセリフは劇中劇だけだったような)。打ち上げなどのシーンにも出てくるのが赤西亀梨田口小山五関島田萩原、ほかの子は主にショー場面に出演。

1幕
オープニング〜ショー
オーケストラピットから現れた指揮者光一が開演前の挨拶。上手の壁の中にあるピアノを弾いている翼、オーケストラに混じってバイオリンを弾いている樹里さんの紹介もあり。
客席に降りた光一さん、そばにいた男の子(横尾)を抱えてフライング。そのままショーへ。
光一さんのフライング中に男の子が落ちそうになったり、セットに激突したりするアクシデント発生。しかしショーは続く。
幕が上がるとステージ上にはJr.が既にスタンバイ。ギリシャ宮殿のようなセット。ステージ中央の柱の前左側に伊藤。上下白で腰に青い布を巻いた衣装が素敵!
そこから下りて最前列左端で踊る。ひゃーいきなり真正面!!正直な話、開演前はこれからホントに舞台見るんかい、ってくらいテンションが低かったのだけど(殴)一気に上がった。やっぱり踊る伊藤最高!
というわけで、以後伊藤が出てくる場面では伊藤に集中していたので、他の方々の様子はほとんどわかりません(苦笑)。すみません。
ちなみに伊藤の左隣(下手花道)は島田。この2人立ち位置が隣同士とか近いことが多くて嬉しかったのだけど、島田のダンスまで見る余裕はなかったのだった…。
そして伊藤は腰布の後ろ側に手をやりつつ(エプロンの紐を解くかのように)ハケていった、ような記憶が。気持ちはもう衣装替えだったのかしらね?
オケピや客席に出た光一さんの姿は見えず。
フライング後階段最上段からコウイチが再登場する時に、ダンサー達がコウイチの方を指すのだけど、振り向いて右手をさっと伸ばす伊藤がステキ。


翼、続いて樹里さんが登場してダンス。樹里さんカッコいい〜!現役タカラジェンヌをナマで見たのは初めてだったのだけど、もう目が釘付けっす。
まず翼・赤西亀梨で踊り、そこに伊藤たちが加わる(前回は見逃していたと思われる…)。伊藤は後ろから2列目センター左あたりで少しだけ踊ってハケる。衣装は黒シャツ・袖なしGジャン×黒パンツ。
翼ソロ曲が「フィエスタ de VENUS」に変わってた。Jr.の衣装が↑で曲に合ってない…。


続いて♪サニーサイドホリデー(とサビで歌ってた。光一曲)。伊藤は下手花道の一番ステージ寄り。衣装は黒シャツ・赤ベスト×黒パンツ。イトウさんクールに踊ってますが、楽しい雰囲気の曲だからもっと笑顔を見せてもいいんじゃないかなぁ…と思ったのは、右隣の田口がものすごい笑顔で踊っていたからかも。
田口は全編表情豊かでよかったっす。舞台を楽しんでるのが伝わってくるし。
イトウさん、1つ1つのポーズがキレイだなぁと思った。指先までピシッと伸びてるし。そして前よりも姿勢がよくなったような気がする。

打ち上げ
ショーの千秋楽が終わってみんなで乾杯。島田が可愛い。伊藤は不在。
途中の曲で一時最前センターになった田口。一瞬”田口オンステージ”のように見えた(笑)。

パーティの後にサキホとマネージャーがコウイチの兄の話をし、兄の自殺の回想シーンが入る。

DO ME CRAZY
ツバサとジュン(秋山)がバイクで京都公演の会場へ出かけるシーンの曲。
伊藤は上手側。奥の方や前の方で踊ったり芝居をしたり。衣装は白長袖Tシャツの上に紺Tシャツを重ね着、下は覚えてないっす。
ステージ中央にバイク(ハンドル部分だけ)が登場。それに遮られたりして上手奥はよく見えず。そのせいかどうかわからないけど、ダンスの記憶があまり残っていない…。見えない〜!とイライラしているうちに終盤になってしまった(泣)。
ここは芝居をしている伊藤が見られる数少ないシーン。上手端でしゃべっている伊藤&島田が可愛かった。フツーに会話しているような感じで。
最後はオケピのところまで出てきて(上手端の方)、踊りながら奈落へハケる。相変わらずよく回っていた(笑)。幸人さんは一度にたくさん回るけど、伊藤は1回転を何度もやるのよね。
今回はよく見えた(喜)。曲が始まってすぐのフリーのところで3回転ターンをしていて(2回)驚いた。3回転見たのは初めてのような気がするのだけど…今まで見落としてただけかなぁ。数が増えてもスピードと軸がぶれないのは変わらず。
サビの♪いつか〜の振り(手をくるくるっとやってから上体を前に倒す)がツボった。少クラの時よりも上体を大きくガクッと倒していたような気がした。
後半の芝居するところでは、マル(だったと思うんだけど)とハイタッチしたりしていた。

バイク事故〜病院
バイクで橋を渡ろうとしたツバサが転落して大ケガをしてしまう。病院に駆けつけるコウイチ達。サキホをはじめ皆はショーを中止した方がいいと言うが、コウイチは「Show must go on!」。

ショー
・「幻炎
まず光一&赤西カメで踊る。彼らを見ていたら、いつのまにか下手に伊藤がいて焦った(^^;)。衣装は今年のプレゾン「It's BAD」の時と同じノースリーブで着物っぽい形のもの。
3人に加わって踊ってから(双眼鏡で伊藤しか見ていなかったので全体の様子はよくわからないのだけど、ここは少人数だった)、下手端最前の灯台(と呼べばいいのか?)の後ろに立ち、そこに火が灯されると2つくらい後ろの灯台に移動して同じように待機、点火されると上手へ移動して踊る。終わりの方はセンターあたり。
伊藤素敵〜!!と思わずフォントを大きくしてしまったくらい(笑)よかった。
のだけど、あまりにも集中していたためか、具体的に「ここのこんな動きがよかった」とは説明できない…。どんな振りだったかもPJのビデオを見返さないと思い出せないという体たらく。キビキビと踊ったりステージを走ったりする伊藤が息をのむほどカッコよかったということしか覚えていないのだった(殴)。肝心なところがレポできてなくてすみません…。
あ、最後に一列に並んで下手上方を見て踊るところの横顔がツボ。目線が力強く男前。
以後、2幕まで伊藤の出番はなし。
下手側の灯台が下手花道のセットに隠れて全く見えなかった。あそこで火が灯されるのを待つ姿も好きだったので残念だけど仕方がない。
揺らめく炎のような腕の動きが艶めかしい…。それから腕を前に伸ばして「おいでおいで」てな感じ(笑)で指を動かすのがたまらないっす。あとはなんと言っても腰骨のあたりに手を当ててすたたたたーっと走るのが好き。


・「Hey!みんな元気かい?
2001年プレゾン「Let's Fight」のような演出。ていうかそのまんま(^^;)。殺陣の途中に「本日はご来場ありがとうございます」的な口上が入る。
光一さんと殺陣をするのは町田米花屋良島田。バックにABCほかリトル。素浪人島田を見るかハッピ姿の塚ちゃんを見ようか迷った(笑)。
今回はふみを見てた。相変わらず元気に大口開けて歌いながら踊ってた。口上の途中でボールが島田の頭に当たって倒れ、それを見てるバックの子達が笑うトコではふみの笑い声が聞こえたような気がした(笑)。

忠臣蔵、四谷怪談(12/16)
浅野内匠頭の切腹から。内匠頭は幸人。白装束姿が凛々しいのだけど、もっと無念そうな表情をしてもいいかも。
最初の方にリトルが出てきたんだけど、塚ちゃんわかりやすすぎ(笑)。出てきた途端に目に入った。
この後お岩さんが出てきたり、討ち入りがあったり。下手花道の講談師あっきーが説明してくれてたけど、元ネタをちゃんと知らないせいか話のつながりがよくわからなかった(^^;ごめんよあっきー)。
渡辺くんの殺陣は相変わらずスゴイ。

新撰組(1/19)
コウイチが沖田総司役。池田屋事件?(またもや元ネタがちゃんと分かってない^^;)がメイン。基本的には忠臣蔵とやってること(殺陣)は変わらない。幸人の切腹がなくなってしまったのが残念。
最初味方側にいた渡辺くん、一旦ハケて今度は敵になってコウイチと対決と大忙し。
お岩さんに代わって出てくるのは肺病に倒れた総司が見た祇園の遊女の幻。
リトルが新撰組の後ろに腕組みをして立っている。ここもふみを見てた。凛々しい表情だった。顔立ちがだいぶ大人びてきたなぁ。


ハムレット
ハムレット(光一)と父王(仮面被ってて顔は見えないけどたぶん幸人)の衣装はヨーロピアンなのに、ホレイショー(町田屋良)は直衣みたいな衣装で、セットの建物は和風建築なのが謎(苦笑)。
始まる前に講談師あっきーから「日本風にアレンジしたハムレット」との説明が入るようになっていた。やはり謎に思う人が多かったのかしらね(^^;)。

ニューヨークへ
「船中でリハーサルができるから」ということで、船でアメリカへ向かうカンパニー一行。
甲板掃除をしている劇団員(秋山風間)の軽妙なやりとりがいい。ほんとこの2人は安心して見ていられるなぁ。
秋山風間と一緒に富沢小山も掃除。「アメリカで英語の勉強がしたい」なんて言うわりにはしっかり英語をしゃべれている富沢くんを見てあっきーが「どうせ俺は顔だけですよ!」と言うのがお約束(笑)。てゆーかこの舞台、”秋山顔濃い”ネタが多い(^^;)。
そしてリハーサル曲の「In the navy」。デッキブラシを持ってリトルが登場。元気よく手を振って出てきたふみ、シャカリキに踊るとっつーをはじめABCみんなイキイキしていて可愛い。
塚ちゃんが上手から連続バック転。あっきーに「君MAに入らないか?」と誘われる(笑)。最後に頭を打って痛がっていた(演技よねアレは?)のも可愛い。塚ちゃんは本当に楽しそうだ。「BIG」を思い出したわ。
秋山風間のやりとりはほとんどアドリブらしく、前回と全然内容が違ってた。どんな話の流れだったのか忘れたけど、あっきーが風間のことをカザポンと呼んで、風間が「カザポンって言うな!ポンって何だよ!」とキレたり(笑)。
リハーサル曲がJサポの「Private Hearts」に変更。歌うのはもちろんJサポ(シゲは不在)で、バックはABC。ここでもふみは大口開けて歌ってたな。
「In the navy」可愛くて好きだったので変更はちと残念。曲が変わってもABCの振りは前のままだったのだけど、Jサポ曲にはちょっと合ってなかったと思うし…。

白鯨
コウイチの夢らしい。コウイチのツバサに対する心情を表すシーン。元ネタを知らない私は、一緒に見ていたモカさんの解説のおかげでなんとかこのシーンの意味が理解できた。知識なさすぎ…。
オケピから巨大なクジラのハリボテが現れたりしてかなり大がかり。光一翼熱演。海に投げ出されて泳ぐ(フライング)のはやはり2001年のプレゾンっぽかったけど(苦笑)。
船員役に町田米花屋良。

ニューヨーク到着
島田可愛い(そればっかりだな^^;)。
最後に地元の子供役?のラファイが歌い、セオンが踊ったところで幕。
またしても島田見てた。ギリギリ見切れなくてよかった〜(笑)。
それにしても、ラファイの歌が終わらないうちに出口へダッシュする人が結構いたな…トイレで並びたくない気持ちは分かるけどさ。

(2002/1/24記)

  2幕  ショータイム

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