概要
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定電圧管,OTL用として著名な6080/6SA7は,純3極管,低rpのユニットが2つ入っている大変魅力的なパワー管です。しかしながら,定電圧管としての用途的な性格から,増幅率 μ=2前後,Ep=250Vmax,ドライブ電圧±130V〜150V等々,アンプ設計者にとっては最難関の球でもあります。またユニット間のばらつきが予想より大きく,今回は調整途中で固定バイアスから半固定バイアスへ変更する羽目になりました。
2A3AB1アンプと同様に、6080を半導体でドライブすることで,裸特性のよい,広帯域パワーアンを製作してみました。ご参考になれば幸いです。
2A3や300Bとは一味違った低rp管の音はいかがでしょう。
左 組み立て前の主要部品
右 外形
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