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last update 05/06/06

 

 

2003/09/05

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4.

シャシ−、デザイン

4.1 シャーシ


 シャ−シは鈴蘭堂のSL−9HGです。本来2A3アンプをプッシュプルで作る場合は、ドライバ管が双三極管で少なくとも3本ないしは5本必要でドライブ周辺の難しさからとてもこの大きさでは入りませんが、半導体でドライブしたため、2A3アンプとしては大変コンパクトな仕上がりです。 面積は 400×200×40mmのシャーシが相当品になります。これ以上小さいシャーシでは筐体内が収まらなくなると思います。
 

4.2 アンプデザイン






  信号系はいつもの通り、すべて後ろからで、背面からの入出力の配置としました。 デザイン的にも従来どおり前面に2A3を1列にならべ、放熱の為、サブシャーシを使って沈めます。  奥は正面左側から電源トランス、チョ-ク、出力トランスを一列に配置して、電解コンデンサはシャーシ内へ組み込みました。
 筐体内は電源トランスに近い出力トランスの下に半導体用の定電圧回路を配置。 右側出力トランスの下へは半導体による差動ドライブブロックをおきます。内部は無駄な空きがなく意外にすっきり、きっちり、まとまりました。
 オープンシャーシデザインの場合、シャーシ上はある程度キッチリしたスペース利用のほうが機能美を感じます。
 コンパクトなシャーシですが、サブシャーシのチムニー効果のおかげで、長時間の運用にもかかわらずシャーシ温度が上がりません。良好な仕上がりです。

4.3 グランド 


 玉石混合の場合、アースのとり回しが ”???” となります。機会がありましたら図示いたします。 基本は真空管と同じと考えます。

整流直後のリップルフイルター(電解コンデンサのマイナス側)は、 

   1.両波整流の場合トランスのOV
   2.ブリッジ整流の場合ダイオードマイナスへ戻し、

チョークを通ったあとの電解コンデンサのマイナス側は,

   3.2A3のカソードグランドへつなぎ、ファイナルの大電流をリターンさせます。

この位置に、半導体の電源側グランドをつなぎます。シャーシ側アースですが、ドライブ側の入力VRの信号入力コネクタ近傍で、はじめてシャーシへ落とします。