ベートーヴェン「皇帝」
/ W.バックハウス(pf)
C.クラウス指揮 ウィーン・フィルハーモニー
ステレオが登場する以前のモノラルLPには、半世紀も昔の名演が目白押しです。
ごく一部はCD化されていますが、経年変化の進んだアナログ・テープから復刻したCDより、録音後すぐにカッティングされたLPの方が音が新鮮な場合が多い様です。
VPO来日記念に、ぜひお聴かせしたいのが、1930年に就任した最後の常任指揮者で、ニューイヤー・コンサートを始めたことでも有名なクレメンス・クラウスの演奏。
ここでは、バックハウスと入れたベートーヴェン:ピアノ協奏曲No.5「皇帝」から…
宇野功芳はバックハウスの「皇帝」のなかのベスト1だと絶賛していましたが、VPOファンにとっては、クラウス的アンサンブルの匂いこそが至宝です。
英デッカ約50年前のffrr録音。モノラル針を使うのが正統ですが、ここでは弦のきれいなシュアのMR針で再生し、A/Dコンバーターでデジタル変換して、PCに入力しました。
モノラルは同一品位の圧縮なら、ステレオの半分の容量になるのでネット向きです。
より多くのレコード・コレクターの方々が、LPの名演をどんどんアップロードしていただければ、ネットがもっと楽しいものになります。
*クラウスのワルツの名演は「2001年 音の年賀状」バックナンバーでどうぞ。
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