池永天志:現代角換わりのすべて

作成日 : 2024-03-12
最終更新日 :

概要

「まえがき」から引用する。

ご存知の方も多いと思うが、角換わりは以前と比べて定跡や戦い方が様変わりしてしまった。今までは先手も後手もいかに玉を堅く囲うかが大事だった。 ところが近年は堅さよりもバランスが重視され、金が4八で飛車が2九にいる形が定番となった。さらに後手には千日手を含みにした手待ちがあり、一手一手の意味も非常に難しい。 序盤の手待ちを見て、「こんなことやって面白いの?」という疑問を抱いたことのある方もいらっしゃると思う。

本書はそんな序盤の手の意味についても極力詳しく解説した。内容が想定より少し難しくなってしまったのは反省点だが、肩の力を抜いて気楽に読んでいただければと思う。

角換わり

角換わりでは☗7七角と上がったあと、角交換に備えて☗6八銀と上がるほか、☗7八銀、☗8八銀などがある。この違いについて本書では、 長岡裕也:神速!角換わり2五歩型 必勝ガイドに記載されている、としている。本書は角交換を前提とした定跡が書かれている。 本書を十分に理解して、角換わりを恐れないようにしたい。

書誌情報

書名 現代角換わりのすべて
著者 池永天志
発行日 2019 年 12 月 31 日 初版第1刷
発行元 マイナビ出版
定価 1840 円(本体)
サイズ
NDC 796
ISBN 978-4-8399-7134-2
その他 越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi