副題は「実例で学ぶ初めてのデータ解析」
要再読である。
本書は R コマンダーを用いている。
私の使っている環境は R コマンダー (Rcmdr) のバージョンは 2.9-5 である(本書の Rcmdr のバージョンは2.4-1 である)。
p.55 のインデックスプロットを見てみると、私の環境ではストレス反応得点が高いケース番号は 13 と 310 だった。 本書では 13 と 318 なので、何か違いがあるのだろうが、よくわからない。 同様の相違は、本書の p.72 の図 5.20 層別箱ひげ図にもあった。本書でのこの図で、女性の外れ値は 13 と 318 だったが、 私がグラフとマウスで確認すると外れ値は 13 と 310 だった。
p.79 では、そこで,ストレス反応得点分布の右へのひずみが少なくなるよう平方根変換を施してみます。
として以下説明があり、
新しい変数名を「ストレス反応」と呼ぶことにします。
とある。どうすれば平方根変換ができるのだろうか、
と思ったがその説明はない。ただ、図 5.25 を得るのはたやすい。今まで使ってきたグラフでは変数として「ストレス反応得点」を使ってきたが、
これを「ストレス反応」に変えればいいだけだ。
書名 | 統計ソフト「R」超入門 |
著者 | 逸見功 |
発行日 | 1994 年 4 月 20 日 第 1 刷 |
発行元 | 講談社 |
定価 | 1280 円(税別) |
サイズ | 新書版 |
ISBN | 978-4-06-502049-4 |
NDC | |
備考 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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