「まえがき」から引用する。
統計について,ともかく「手法の紹介ではない,おもしろい本」というものの可能性を検討することになった.
p.23 にあるコラム 1.2「ウィル・ロージャーズ現象」から引用する。
アメリカのユーモア小説家ウィル・ロージャーズ(Will Rogers)が 「オクラホマの移民がカリフォルニアを離れてオクラホマに帰ったとき,彼らは二つの州の平均値を高めた」 といったそうである。
いっぽうで、Wikipedia にある説明は、これと逆である。これは、どちらかが誤りというより、 どちらかがもう片方を皮肉ったというべきなのだろう。
書名 | 実践としての統計学 |
著者 | 佐伯胖・松原望(編) |
発行日 | 2000 年 1 月 25 日 初版 |
発行元 | 東京大学出版会 |
定価 | 2600 円(税別) |
サイズ | A5 版 |
ISBN | 4-13-042070-4 |
NDC | |
備考 | 草加市立図書館で借りて読む |
まりんきょ学問所 > 統計活用術 > 統計の本 > 佐伯胖・松原望(編):実践としての統計学