副題は時系列・画像・認知への応用
要再読である。
「Ⅲ 視覚計算とマルコフ確率場」を読んだ。なかなか難しい。p.225 の下から四行目に「一撃アルゴリズム」ということばがある。 これはどのようなアルゴリズムなのだろうか。前後の文脈から推測すると、2次元網膜像から3次元世界の構造の推定には一般的に逆問題を解かねばならず、 それには通常繰返し計算を伴うアルゴリズムが必要であるが、長い時間がかかる。 しかし、人間の視覚ではそのようなアルゴリズムが使われているとは考えにくい。そこで、繰返し計算を伴わない、3次元世界の構造推定に必要なアルゴリズムを、 一撃アルゴリズムと呼んでいるのに違いない。
書名 | 階層ベイズモデルとその周辺 |
著者 | 石黒真木夫・松本隆・乾敏郎・田邉國士 |
発行日 | 2004 年 10 月 27 日 第 1 刷 |
発行元 | 岩波書店 |
ISBN | 4-00-006844-X |
定価 | 3800 円(本体) |
備考 | 川口市立図書館で借りて読む |
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