高校の同級生から Musical Button という音楽の連絡が来た。 これに答えてみる。
恥ずかしながらわからない。 私の場合、mp3 形式で持っている曲は、数、容量ともにごく少ない。 10MBもいかないのではないか。 数から言えば MIDI だが容量は少ない。 容量だけからいけば wav が多数を占める。CD 3 枚分だから、700MB * 3 = 2.1 GB だ。 本当は、mp3 を前提とした問いのような気がする。
実は、何も聞いていない。 私の家の外はどぶ川が流れていて、そのどぶ川に注ぎ込む排水の落ちる音が聞こえている。 これは曲ではないけれど、なんとなく落ち着く。 最近よく聞くのは、モーツァルトのピアノ協奏曲第 13 番。 今月に最初の披露をして、もうすぐ二度目の披露をする。
Fauré, Debussy, Ravel:PIANO TRIOS, TRIO FONTENAY
フランスの 19 世紀から 20 世紀を代表する3人の作曲家が遺したピアノトリオ。
ドビュッシーのは若書きで、青臭い感じが伝わる。
ラヴェルは円熟期の作品で、文句のつけようがない。
フォーレは最後から2番目の作品で、無駄な力みがなく、
無限次元ベクトル空間を感じる(意味不明)。
こうしてみると、私は3人組あるいは3つ組の中で、一番目立たない人や物を好むことがわかった。 ドビュッシー、ラヴェル、フォーレのなかではフォーレが好きだ、 バッハ、ヘンデル、スカルラッティの3人ならスカルラッティを好むし、 モーツァルト、ベートーヴェン、ハイドンならハイドンを取る、といった具合である。 ついでに、餃子、焼売、春巻のなかでは、春巻を選ぶ。 もちろん、他の二人、二つも大好きだ。
クラシックのいいところは、数種類の曲(楽章)を1つにまとめて、 ソナタといったり交響曲といったり協奏曲といったり変奏曲といったり組曲といったり連作歌曲といったりすれば、 一曲扱いですむことだ。 その点、ポピュラーではアルバムまとめて一曲とはいえないだろう。 といいながら、クラシック 2 曲、ジャズ、ポピュラー、童謡、それぞれ 1 曲を選んだ。
誰と指名することはしないが、これを読んでいる皆さんも書いてみてはどうか。
残念ながら 9 年前と変わっていない。その後、mp3 プレーヤーも買ったが、 今はほとんど聴いていない。
やはり 9 年前と同様、実は、何も聞いていない。 つれあいが家にいる間は、何も聞けない。
トリオ・ジョルジュ・サンドの「ラヴェル、フォーレ」だ。
今回は別の5曲を挙げる。
誰と指名することはしないが、これを読んでいる皆さんも書いてみてはどうか。
Twitter で
#好きな作曲家を5人あげるとその人の趣味がわかる
というタグにのって書いてみた。
ついでに蛇足でこうつぶやいた (2017-04-10)
このタグでフォーレを挙げている人が多いことに驚愕しました