概要
副題はパラメータ計算とリー代数による最適化
。
感想
要再読である。
本書の参考文献のうち、私が読んだものは以下のとおりである。
ニュートン法
p.80 ではレーベンバーグ・マルカート法が解説されている。以下引用する。なお、本書では行列をイタリック太字にしているが、引用ではイタリック通常太さとした。 `R` は回転を、`J(R)` は回転 `R` の関数を表す。
- 初期値 `R` を与える.
- `J(R)` の勾配\( \boldsymbol{g} \)とヘッセ行列 `H` を計算する.
- 未知数 `Delta omega` に関する次の連立一次方程式を解く.\[ H \Delta \omega = -\boldsymbol{g} \]
- `R` を次のように更新を行う \[ R \gets e^{A(\Delta \omega)} R \]
- `norm(Delta omega) approx 0` であれば `tilde R` を返して終了する。そうでなければ,ステップ 2 に戻る.
では実際の回転はどのように計算するのかと言われると、よくわからない。
レーベンバーグ・マルカート法
p.85 ではレーベンバーグ・マルカート法が解説されている。以下引用する。なお、本書では行列をイタリック太字にしているが、引用ではイタリック通常太さとした。 `R` は回転を、`J(R)` は回転 `R` の関数を表す。
- 初期値 `R` を与え,`c = 0.0001` と置く.
- `J(R)` の勾配\( \boldsymbol{g} \)とヘッセ行列 `H` を計算する.
- 未知数 `Delta omega` に関する次の連立一次方程式を解く.\[ (H + cI) \Delta \omega = -\boldsymbol{g} \]
- `R` に対して,次の仮の更新を行う \[ \tilde{R} = e^{A(\Delta \omega)} R \]
- `J(tilde R) lt J(R)` または `J(tilde(R)) approx J(R)` でなければ,`c larr 10c` として,ステップ3 に戻る.
- `norm(Delta omega) approx 0` であれば `tilde R` を返して終了する。そうでなければ,`R larr tilde R, c larr c/10` としてステップ 2 に戻る.
このステップ 1 の 0.0001 という数値や、ステップ 5 の 10c という係数 10、またステップ 6 の c/10 という係数 1/10 は、本書によればどれも経験値であるという。なるほど。
数式記述
このページの数式は MathJax4 で記述している。
書誌情報
| 書名 | 3次元回転 |
| 著者 | 金谷健一 |
| 発行日 | 2019 年 10 月 10 日 初版 2 刷 |
| 発行元 | 共立出版 |
| 定価 | 2700 円(本体) |
| サイズ | A5 版 267 ページ |
| ISBN | 978-4-320-11382-4 |
| その他 | 川口市立図書館にて借りて読む |