有澤誠：パラドックスの不思議 - 論理と集合 -

概要

「まえがき」より引用する。

今回は，筋道だてて考えることを主題として，集合，論理，パラドックスを題材にしている．

世論調査のパラドックス

第 9 章は世論調査のパラドックスである。本書には名前が出ていないが、これは「シンプソンのパラドックス」と呼ばれるものである。

選挙のパラドックス

参考：議員定数配分方法

誤植など

誤植などは下記を参照のこと。
https://web.archive.org/web/20070915163547/http://web.sfc.keio.ac.jp/~arith/mibk/mibk.html

情報数学の世界

本書のカバーによれば、続刊を含めて情報数学の世界は次の全５巻が予定されていた。

• 1. パターンの発見 - 離散数学 -
• 2. パラドックスの不思議 - 論理と集合 -
• 3. ランダムさの中の秩序 - 暗号，符号，乱数 -
• 4. 賢いコンピュータ - 計算モデル -
• 5. 必勝法を求めて - 数理ゲイムの世界 -

しかし、実際に刊行された情報数学の世界は次の全３巻である。

• 1. パターンの発見 - 離散数学 -
• 2. パラドックスの不思議 - 論理と集合 -
• 3. コンピュータの思考法 - 計算モデル -

数式の記述

数式記述は ASCIIMathML を、 数式表記は MathJax を用いている。

書誌情報

まりんきょ学問所 ＞ 数学の部屋 ＞ 数学の本 ＞ 有澤誠：パラドックスの不思議 - 論理と集合 -