概要
「まえがき」から引用する。
群論は,線形代数や解析学と異なって高校では学ばないテーマであるので,最初は取りつきにくいかもしれない. しかし,群論的な物の見方は,学問上の問題に限らず日常出くわすデザインやゲームの問題などで,ほとんど無意識のうちに適用していることがたびたびある. それらを意識的に整理し,応用することは物の理解を大きく進展させる.
感想
右剰余類と左剰余類
p.17 に右剰余類の定義がある。\( \boldsymbol{H} \) を群 \( \boldsymbol{G} \) の1つの部分群とする。途中は思い切り省略して、 \( \boldsymbol{H}g_i (i = 1, 2, \cdots, m) \) を群 \( \boldsymbol{G} \) の\( \boldsymbol{H} \) による右剰余類という、という記述がある。 この右剰余類の定義は、多数派である。左剰余類と右剰余類にまとめている。
誤植
本書は誤植が多いらしい。私が見つけたのは、p.18 の上から 10 行目、左乗余類とあった箇所だ。もちろん正しくは、左剰余類だ。
同じページの上から 11 行めも、左乗余類と右乗余類
となっている。もちろん正しくは、《左剰余類と右剰余類》だ。
数式の記述
数式はMathJax を用いている。
書誌情報
| 書名 | 群と表現 |
| 著者 | 吉川圭二 |
| 発行日 | 2003 年 11 月 5 日 第 6 刷 |
| 発行元 | 岩波書店 |
| 定価 | 3300 円(本体) |
| サイズ | A5 版 |
| ISBN | 4-00-007979-4 |
| NDC |