国吉秀夫:群論入門[新訂版]

作成日:2024-02-09
最終更新日:

概要

「新訂にあたって」より引用する。

国吉秀夫先生の「群論入門」は,基礎事項を丁寧に解説された数少ない群論の入門書です. このたび,先生ご自身不満に思われていた部分について,残されたメモと時折の接触の際に伺っておりましたことをもとに改定することになりました.

感想

私にはむずかしい。

自己同型写像と自己同型群

p.35 から引用する。

定義 3.3 `G` を群とする.`G` から `G` への同型写像を `G` の自己同型写像という.

(中略)

例題 1

群 `G` の自己同型写像全体の集合 `A(G)` は `G` 上の置換全体の群 `S(G)` の部分群である.これを `G` の自己同型群という.

バーンサイドの補題

本書の第 7 章は「例題」となっていて、7.2 節は「順列への応用」である。この節では、実質バーンサイドの補題を使ってさまざまな数え上げの計算を行っている。 数え上げ数学の項を参照。

数式記述

このページの数式は MathJax で記述している。

書誌情報

書名 群論入門[新訂版]
著者 国吉秀夫
改訂者 高橋豊文
発行日 2001 年 5月 10 日(新訂第 1 版)
発行元 サイエンス社
定価 1200 円(本体)
サイズ A5版 ページ
ISBN 4-7819-0978-7
その他 越谷市立図書館にて借りて読む

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MARUYAMA Satosi