カバー裏から引用する
苦悩と挫折を乗り越えて不朽の仕事を残した物理学者たち。 歴史、文学、音楽、映画などの話題を織り交ぜて、彼らがいきいきと生きていた街角に読者を案内し、彼らの実像に迫る珠玉エッセイ集第2弾。
哲学者たり、理学者たりの続編である。
計16人の物理学者が取り上げられている。私が名前だけでも知っていたのは下記の10人だ。
名前すら知らなかった人は下記の2人だ。
マッカラー、フィッツジェラルド、コンドルセー
マッカラー(James MacCullah)は北アイルランドの数学者。マッカラーの公式などで知られる。
フィッツジェラルド(George Francis FitzGerald)はアイルランドの物理学者。マイケルソン-モーリーの実験を説明するために物体が収縮するという仮説を、 ローレンツとは独立に(しかも前に)発表していた。
コンドルセーはフランスの政治家であるが、当初は数学者であった。「コンドルセーのパラドックス」で知られる。
| 書名 | ほかほかのパン |
| 著者 | 太田浩一 |
| 発行日 | 2008 年 10 月 1 日(初版) |
| 発行元 | 東京大学出版会 |
| 定価 | 2800 円(本体) |
| サイズ | |
| NDC | 420.2 |
| ISBN | 978-4-13-063603-2 |
| その他 | 川口市立図書館で借りて読む |
まりんきょ学問所 > 読んだ本の記録 > 太田浩一:ほかほかのパン