吉本 隆明:増補 戦後詩史論

作成日: 2021-01-25
最終更新日:

概要

詩人として出発した吉本隆明による詩史論。

感想

おもしろい。鈴木志郎康の極私的現代詩入門と合わせ、 現代詩をよく読んでいたときにお世話になった書物だ。

なかでも、私が今でも心に残っているのは、谷川俊太郎の「交合」という作品についての解説である。 そして驚くべきことだが、この谷川の詩の評論が、中島みゆきの詩の評論と並行して進んでいる点にある。

書誌情報

書 名増補 戦後詩史論
著 者吉本 隆明
発行日1984 年 11 月 30 日 新装版第一刷
発行元大和書房
定 価1800円
サイズ
その他
ISBN4-479-80001-8

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MARUYAMA Satosi