サブタイトルは「現代詩入門・読詩体験・読詩感想」。
おもしろい。私が尾形亀之助を知ったのもこの本であった。そして、私がかつて習慣としていた、 雑誌「現代詩手帖」を年末に買ってそこの現代詩をみな読んでみるという行為もこの本の影響であった。
もう現代詩はめったに読まないけれど、若いころに現代詩とはどういうものかを教えてくれたこの本に感謝している。
カバーには、日本読書新聞の評がある。歴代の入門書の常識をうちやぶる最初のところに梳きをいれた,その緊張がまずつたわる。
この梳きが読めなかったが、これは「すき」と読めばいいのだろう。
書 名 | 極私的現代詩入門 |
著 者 | 鈴木 志郎康 |
発行日 | 1981 年 月 日 |
発行元 | 思潮社 |
定 価 | 1800円 |
サイズ | 335ページ 19cm |
その他 | |
ISBN | (なし) |
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