宮本 雅行:はじめてのアラビア語

作成日: 2015-04-11
最終更新日:

概要

日常会話から始まり、アラビア文字の読み方や発音、文法からアラブ人の考え方まで紹介する。著者、宮本 雅行 氏はいう。

本書は、アラビア語という外国語をちょっと知ってみたい、 あるいは中東諸国を旅行するために片言でもいいからアラビア語を覚えてみたいという人のために、 実践的なアラビア語の初歩をご紹介するものです。(中略)感心のある部分だけ拾い読みしていただいてもかまいせん。

感想

アラビア文字が小さい、という指摘が amazon のレビューであったと思う。これは仕方がないだろう。 アラビア文字に親しむためには、英語版の下記の本がよいと思う。日本語でアラブの考え方やアラビア語の文法を学ぶための本、 と割り切ればよいのではないか。

ことわざ

「怒らされて怒らない奴はロバ」ということわざを紹介している。著者曰く、 誤解を恐れずに言うと、アラブでは、他人に侮辱されたのに怒りもせずグッと我慢してしまうのは、いけないことなのです。(中略) ちなみに、アラブでは、ロバは有益な動物であるにもかかわらず、いわゆるバカ・マヌケの象徴です。 そのあとで、日本の例と著者自らの例を引いている。俺など、どう見てもロバだ。

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書誌情報

書 名はじめてのアラビア語
監修者宮本 雅行
発売日2003年 4月 20日
発売元講談社
定 価700円
サイズ
ISBN4-06-149659-X
その他講談社現代新書、越谷図書館で借りてくる
NDC829 その他のアジア諸語

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MARUYAMA Satosi