コナン・ドイル:シャーロック・ホームズの冒険

作成日 : 2025-02-02
最終更新日 :

概要

近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集(裏表紙より)

感想

この「冒険」を初めて読んだのはいつのことだろう。だいたい読んだことがあっただろうか。リライトしたものを読んだのかもしれない。 「まだらの紐」や「唇の捩れた男」は筋を覚えていた。

そういえば、土屋賢二のエッセイで、<横田順彌の「まだらのひもの」>について触れていたものがある。確かに、横田順彌には、 「金大事包助の事件簿 まだらのひもの」という作品があるようだ。

本書は、「柳広司:二度読んだ本を三度読む」に取り上げられていたので、読むことにした。推理小説は、こんなに短くていいのだろうか、 と今更ながら思った。長い小説が読めなくなったので短編はありがたいが、そうならばそうなったで物語の終わりが早いのが残念だ。なんという身勝手な考えなのだろう。

書誌情報

書名 シャーロック・ホームズの冒険
著者 コナン・ドイル
訳者 延原謙
発行日 平成 23 年(2011 年)4 月 30 日 118 刷 改版
発行元 新潮社
定価 552 円(本体)
サイズ 文庫本
ISBN 978-4-10-213401-6
その他 新潮文庫、越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi