近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集(裏表紙より)
この「冒険」を初めて読んだのはいつのことだろう。だいたい読んだことがあっただろうか。リライトしたものを読んだのかもしれない。 「まだらの紐」や「唇の捩れた男」は筋を覚えていた。
そういえば、土屋賢二のエッセイで、<横田順彌の「まだらのひもの」>について触れていたものがある。確かに、横田順彌には、 「金大事包助の事件簿 まだらのひもの」という作品があるようだ。
本書は、「柳広司:二度読んだ本を三度読む」に取り上げられていたので、読むことにした。推理小説は、こんなに短くていいのだろうか、 と今更ながら思った。長い小説が読めなくなったので短編はありがたいが、そうならばそうなったで物語の終わりが早いのが残念だ。なんという身勝手な考えなのだろう。
書名 | シャーロック・ホームズの冒険 |
著者 | コナン・ドイル |
訳者 | 延原謙 |
発行日 | 平成 23 年(2011 年)4 月 30 日 118 刷 改版 |
発行元 | 新潮社 |
定価 | 552 円(本体) |
サイズ | 文庫本 |
ISBN | 978-4-10-213401-6 |
その他 | 新潮文庫、越谷市立図書館で借りて読む |
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