アラン:幸福論

作成日: 2019-05-03
最終更新日:

概要

三大幸福論としてしたしまれているアランの幸福論。帯にはこうある。笑うのは幸福だからではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。 原題は、Propos sur le bonheur

感想

なぜこの本を読んだか

私は自分から進んでこの手の真面目な本を買うことはない。進んで買うのは「怠ける方法」とかそういうものだ。 真面目な本は、人からの勧めや書評の推薦で買う。私の覚えでは、「成毛 眞(監修) : この古典が仕事に効く! 」 にこの本があったからだ。と思ってよくみたら、幸福論はアランのではなくヒルティのだった。私の勘違いだから金返せ、と言おうにも言えない。

苦い本

帯には「もっとも読みやすい『幸福論』」とある。ほかの幸福論を読んだことがないので平気で言うのだが、 この本はけっこう苦い。また、ある文と次の文の意味の関連がよくわからず、途方に暮れる。そこを考えるのが幸福論だ、 と言われれればそれまでである。

笑うから幸福なのだ

これは本当かどうかはわからないが、試しにやってみることにしている時がある。「チコちゃんに叱られる」という番組がある。 そこで、番組の中ほどになると、何か笑いのもとになる言動もなしに、いきなりチコちゃんが笑いだすのである。だから私も、 笑うことにしている。

書 名幸福論
著 者アラン
訳 者串田 孫一,中村 雄二郎
発行日2012 年 2 月 10 日 第6刷
発行元白水社
その他白水 U ブックス 1098,古本屋で買う
定 価
サイズ新書版

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MARUYAMA Satosi