次の言語について、述べられている。
前著は「40ヵ国語習得法」であり、このときは次の言語が掲げられている。 ただし、「40ヵ国語習得法」のほうは未見であり、次の言語の一覧は https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000194006 からの転記であることをあらかじめお断りする。
新しく付け加えられたのは、次の10言語であることがわかる。
この付け加えられた言語のうちのクロアチア語は、厳密にいえば付け加えられたというより、 「40ヵ国語習得法」にあった「セルビア・クロアチア語」 がセルビア語とクロアチア語に分離したというのが正しい。 実際「50ヵ国語習得法」でも、セルビア語とクロアチア語の関係について解説されていて。 両者はほとんど同じであるが発音や単語が違う部分があるとしている。
また、「40ヵ国語習得法」ではヒンディー語とされていたのが、 「50ヵ国語習得法」ではヒンズー語となっている。「50ヵ国語習得法」の Amazon での書評にもある通り、 ヒンズー語というのは誤りでヒンディー語が正しいはずなのだが、なぜこのような改悪がされたのか、不思議である。 なお、表記が変更された例として、「40ヵ国語習得法」ではフィリピン語となっていたのが、 「50ヵ国語習得法」ではタガログ語になっている。こちらに関しては両者は実質的に同等な言語としてよい。 ちなみに、Wikipedia によれば、フィリピン語でもISO 639-1 の言語コード は tl を使うので、 タガログ語の言語コードと同じである。
個人的にはエスペラントが入っていないのが悲しいが、国のことばだとすれば致し方ないか。
私は多言語対応のページを目指していて、 まずは前著の 40 ヵ国語を、そして本書の 50 ヵ国語のホームページを実現したいと考えている。
書 名 | 50ヵ国語習得法 |
著 者 | 新名 美次 |
発行日 | 2015 年 11 月 20 日 第1刷 |
発行元 | 講談社 |
定 価 | 円(本体) |
サイズ | 306p 18cm |
ISBN | 978-4-06-257947-6 |
NDC | 807 : |
その他 | 講談社現代新書 |
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