ファイルの分割

作成日:1998-09-04
最終更新日:

さて、ともかくも検索ページはできた。 私の野望は、日本語の説明だけでなく、英語やエスペラントでも同じような挙動をするページを作ることだ。 今までは一つのページの<head>...</head>部に配列と関数を定義したが、 英語やエスペラントで共有できないかと思ったわけだ。

最初はうまいやりかたがわからず、フレーム機能を使ってウィンドウを分割して目的を達成しようとした。 しかし、もっといい方法があった。 最近手に入れた本には、JavaScript 部を分割して記述できるための src 属性が使える、 と書かれていた。つまり、


<script type="text/javascript" >
	//ほげほげ	
</script>

とする代わりに、hogehoge.jsというファイルにほげほげの内容を書いておいて


<script type="text/javascript" src="hogehoge.js">
</script>


とすればよい。これにしたがって書いた変換プログラムがエスペラント版日本語版英語版だ。 JavaScriptの実際はreferenco.jsを見ればわかるはずだ。

付記:HTML 4.01からは、
<script lang="JavaScript" src="hogehoge.js">
ではなく、
<script type="text/javascript" src="hogehoge.js">
が正しい書き方となる。本文には正しい書き方に直した版に差し替えた。(1999 11/11)

ファイルの分割には別のメリットもある。 JavaScript の式で > や < が出てくる場合で、HTML の本文に埋め込まれているとタグと勘違いされやすいが、 別ファイルに分けておけばその心配はない。(2020-03-09)

もう一つ、HTML5 では、要素名・属性名の記述は大文字でも小文字でもよい。 今までは過去の流れでこれらを大文字で記述していたが、 XHTML でも正しい記述となるよう、すべて小文字に変更した。(2020-03-09)

さらに付け加えれば、HTML5 では type="text/javascript" の記述は不要になっている (2021-04-20)。

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MARUYAMA Satosi