仮名漢字変換 ― 人工知能学会誌を読む(1996年 11 月号)


作成日: 2007-09-24
最終更新日:

仮名漢字変換の実用化技術と今後の課題

ジャストシステムの社員による論文である。以下用例のみ抜き書きする。

振り返り

新型コロナウイルスで大変な最中、今このまとめを見直すと、 「コレラから癒えることは」という変換にドキリとする。

そういえば、ジャストシステムは「いれたてのおちゃ」を「入れた手のお茶」と変換する競合製品に関して、 自社のかな漢字変換システムの優位性を宣伝していたような覚えがある。 その宣伝はいつごろだっただろうか、と調べていたら、次のページが出てきた。
https://linux.srad.jp/story/01/08/28/2156203/
さらにこれを参考に調べていくと、 「入れた手のお茶」は同社のワードプロセッサである一太郎9の宣伝で登場している。 この発売は 1998 年 9 月 25 日である(同社ホームページによる)。

さて、「入れた手のお茶」に関する談義が上記ページにあり、日本語入力フロントエンドプロセッサ(FPE)である SKK とか Wnn6 とか Canna とか T-CODE とか出てきて、 なつかしさが込み上げてきた。なお、SKK や Wnn6 や Canna は使ったことがあるが(Wnn は 4 だったかもしれない)、 T-CODE は使ったことがない。 ひとこと追記すると、T-CODE は無連想で漢字に変換する方法なので FPE の範疇には入らない。 (2020-05-20)


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MARUYAMA Satosi