打ち方 その3 : 角だし〜切り(ゆで方も)

 次に、四角になるようにのします。これを 「角だし」 と言いますが、これが難しいんです。
 


 
 麺棒に巻きつけます。 
 そして、生地を中心から外側に向かって押しまわして行きます。
 広げると菱形になっているので、今度は別の角から同じように巻きつけてのしていきます。 

 うまく正方形になるように繰り返し、好みの厚さになるまでこれを繰り返します。この厚さが麺の太さになります。
 なんか、あんまり綺麗な四角形になってません。頑張って修行しなくては・・・・。

 
 
 で、いい感じにのすことが出来たら、切りやすい大きさになるように、折りたたみます。

 まず、右半分にたっぷりと打ち粉を打って重ねます。左端を麺棒に軽く巻きつけて、麺棒を移動させて重ねると楽に出来ます。

 こういう感じですね。
 

 更に上半分に打ち粉を打って、上端をそろえる様に重ねます。
 

 更に更に、上半分に打ち粉を打って、上端をそろえる様に重ねます。
 これで、8枚重ねになった訳ですね。

 最後に麺を切れば、おいしいおそばの完成です。

 麺切り板の上に打ち粉を打って、その上に生地を乗せます。そして、その上に更に打ち粉を十分に打ってから、切り始めます。
 こま板をあまり強く押し付けると、折り目のところから麺が切れてしまうので要注意です。

 

 

 切り方は、なるべく包丁の中心辺りを握るようにして、水平に一気に押し込みます。切ったら、その位置で包丁を左に倒して駒板を麺の太さ分だけ左にずらします。これをリズミカルに、出来ればいいんですが。
 最初は、この単調な作業にイライラしたものです。最近では慣れましたが、まだまだ最後のほうになってくると麺がかなり太くなっています(笑)。
ゆで方です
 大き目のお鍋に、たっぷりと水を入れて沸騰させます。
 麺を入れます。
 1〜2分で沸騰します。吹きこぼれそうになったら、完了です。あまりゆですぎると美味しくありません。
 また、沸騰するまで絶対に箸なんかでかき回さないでください。麺がポキポキに切れてしまいます。
 ゆであがったら、ざるなどですくい取って冷たい水に浸し、麺を締めます。その後、流水で軽く洗ってください。
 水を切り、盛り付ければ完成です。
 ざるそばが一番美味しいようです。暖かいのがよかったら、そのまま熱い汁をかけて食べるのがいいでしょう。煮込んだりすると、手打ち麺独特の歯ごたえや、そばの風味がぶっ飛んでしまいます。

おしまい

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