旅日記Vol.45 悪魔が囁いて取材の旅へ 2005.11.16 大阪 11.24 東京

「レイル・ストーリー12」の構想がまとまったのは前作を書き上げてしばらくした頃。書ききれず持ち越しになった話もあったものの、どのみち東京地区や大阪地区の追加取材は必要で、いつ行こうかと夜勤明けで帰宅してからのフトンの中でネットしながら考えていたら、11月は勤務調整で平日の休みが2日多く、しかも2週連続。これなら行くべきだとまた悪魔が囁き(笑)、まずはJR西日本のサイトをチェック。

ところが11月16日は既に午前中の大阪行き『サンダーバード』は軒並み満席。帰りの『サンダーバード』も同様で、結局行きは『サンダーバード』か『雷鳥』の自由席、帰りはなんとか夕方の『サンダーバード』グリーン車に空席があってそれに決定。帰りはいつも贅沢してしまうなあ。
その次の週の休みは東京へ行こうと23日のJAL、ANAのサイトをチェックしてみたらこちらも満席ばっかり。じゃ24日も休みだしこの日にしようと再度チェックしたらバッチリ空席があって、なんでこんなに違うのかなあと考えてみたら23日は祝日だというのをすっかり忘れていた。4日パターンの仕事で土曜も日曜も関係ない生活をしていると、やはりこんなもんだなと苦笑しつつ、結局JAL便の往復で予約完了。JRのキップはルネサンスへ行ったついでに金沢駅みどりの窓口でカード発券して、JAL便はもちろんカード決済のチケットレスでラクラク。

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 ●まずは大阪へ

自由席なので金沢を出るのは7時台か8時台かと迷ってみたものの、あまり早いのも…と8時台の『サンダーバード10号』か『雷鳥12号』に。このほうが気が楽というもの。駅西の時計駐車場にFitくんを駐め、金沢駅のホームに立ったのはちょうど8時頃。これなら先発の『サンダーバード』でも乗れるものの、指定席満席の影響で自由席を待つ人の列はいつもより長く、一度は並んでみたものの電車が入ってみるとパスカル通勤の金沢下車客は思ったより少なく、これじゃとても座れそうにもないので金沢発車時点で確実に座れる『雷鳥』に変更。まあこうなるかなと思ったけどね(笑)。485系に乗れるじゃないかと独り納得。

『雷鳥12号』は接続の七尾線電車の遅れを受けて少し延発、小雨の金沢を後にする。松任、小松とこまめに止まり関西へ向かうスーツ姿を載せていくが、加賀温泉での乗車客はまだ旅館帰りには時間が早いせいか僅かだった。さてCDでも聞こうかなとリュックの中からプレーヤーを出してみると、ややっ!ヘッドホンだけないっ。しまった〜忘れてきた。結局CDポーチとプレーヤーはいきなりただの、いやホントのお荷物に(笑)。しかたなく電車のジョイント音ばかり聞いていたら、福井県内に入るとちょっと早起きしたのがたたったか、それとも前日のエアロが効いたかウトウト…。

まどろんでいると電車はもう滋賀県を走っていてちょうど近江今津あたり。まだ雨模様だな…と思っていたらどうやら安曇川を過ぎる頃には青空が見えてきた。ここまで電車は快調に飛ばしてきたのにスローダウン、何事かと思ったらこの電車は西大津停車だった。長等山トンネルを抜けて山科で東海道線に合流、今日はまず京都で下車。

 ●さあ取材、ついでに買物

京都からは近鉄京都線で伏見へ。青空は見えるものの殆どは雲が空を覆い、ちょっと肌寒い。伏見といえば日本の路面電車発祥の地だが、この駅の前にある小さな公園には京都市電1800形が集会所として使われながら保存されている。ただし塗装はやや褪せていて保存状態は決して良いとは言えないのが残念だが、やはり京都で見る京都市電はしっくりくるものがある。市電伏見線はもともと京都電気鉄道だったので本来ならN電が保存されるべきだったかもしれないが、最後はこの1800形も走っていたのでこれでいいのかもしれない。再び近鉄で伏見桃山へ。

京都市電1800形 柳並木をゆく十国舟
伏見駅前の京都市電1800形 柳の並木をゆく十石舟

伏見桃山からそのまま京阪中書島駅まで歩く。その途中で十石舟がゆったりと進んでいるのを見たが、なかなか風情のあるいい景色だなと思ったり。でも「あの、寺田屋はどこでしょう」と道を聞かれ困ってしまった。出先で道を聞かれるのはこれで何度目かな?(笑)。今年のNHK大河ドラマは「義経」だけど、前にやっていた「新撰組」の舞台はここ伏見。まだブームが続いているんだなと改めて認識。
だいぶ雲が切れて暖かくなってきたところで中書島駅に。カード残額がなくなったのでKカードを購入…していたら淀屋橋行き特急が行ってしまった。もう10分待つか。

かつて日中15分間隔で京阪間ノンストップで走っていた京阪特急だが、近年は乗客の指向が変わって10分間隔になり、停車駅も増えてこうして中書島にも止まるようになったが、ホームに滑り込んできたのは3扉の9000系電車。ラッシュ時の使用も考慮した設計ながら、特急の運転本数が増えた結果、今は特急車8000系・3000系と完全に混用されている。電車を見た途端「ハズレ〜」と思ってしまったけど、たまにはいいか。この先くずは、枚方市と以前の急行並みに停車。電車も急行並み(笑)。運がよければ二階席に座れたかもと思うとやっぱり損した気分になってきた。そこに陽の当たる側の窓の日除けを降ろしながら車掌さんが巡回、ちょっと心が和んだ。実はこれは眩しくないようにと乗客に配慮する京阪特急の伝統サービスなのだそうだ。

そのまま終点淀屋橋まで乗って、地下鉄御堂筋線で難波へ。「レイル・ストーリー11」で話題に取り上げたが、京阪は中之島新線乗り入れに向けて準備を進めている。でも京阪淀屋橋駅が寂しくなるのかなと思うと、ボク個人的にはちょっと心境複雑なのも確かだ。

地下鉄を降りて南海なんば駅へ。大阪球場跡には最近「なんばパークス」が出来ていて、ゆっくり見たかったが時間の都合でパス。ここでプロ野球の試合が行われていたことを知る人も少なくなっていくんだろうな。一時期グラウンド内が住宅展示場になっていたのには驚いたけど。
一駅だけ南海線に乗って新今宮でJR大和路線に乗り換えてJR難波へ逆戻り。車内の路線図はJR東日本のスタイルに似ているが、これは国鉄時代からの伝統なのかな。初めてOCATへ来たものの、関空への玄関口になるはずだったのがすっかり目論みが外れたのは残念。かなり洗練された空間だけに惜しいと思う。なんばパークスを歩いて御堂筋線で梅田に戻る。四つ橋線難波駅のほうがよっぽと近かったのに。バカだなあ(笑)。

梅田では旭屋書店で資料をいくつか購入。ここではよく買物をするけど、「鉄」のフロアは8階というのはちょっと…エスカレーターは上りだけで7階までしかなく、さらに階段を上らなきゃならないのは困るなあ。それに下りるのは階段か、なかなか来ないエレベーターだし。気を取り直し焼売太楼ホワィティうめだ店で昼ゴハン。いつものハーフ麺セットにあんかけ焼売も食べちゃった。でも絶品だもん。
取材はほぼ終わったので、イングスのリーボックショップへ。最近エアロのシューズがくたびれてきて(レッスン数激増という噂(笑))、そろそろ新しいのが欲しいなあ…と思っていたところ。どれにしようかなと思った矢先にカーディオDMXマイクロの「ショップ限定カラー」を発見、これはもう買うしか。サイズもぴったりのがあってウキウキ。
今度は一度行ってみたかったミカランセ本社ショップへ。福島だけど近いので歩き。途中ヨドバシカメラで、うっかり忘れてきたヘッドホンを買うはめに(爆)。
ミカランセは最近メンズモデルもリリースしているのがうれしいところ。ショップは意外と小じんまりしていて驚いたが、既に11月発売のモデルも並んでいてタンクトップ1枚購入。しかも店頭発売はニューモデルも20%オフ!(会員に登録すると30%オフに)。よしっ!これで場所も判ったぞ。

 ●金沢へ

ここでそろそろ時間切れ。キップは大阪市内区間から使えるので福島から今度は環状線を1駅だけ。11番のりばには既に帰りの15:42発『サンダーバード29号』が待っていた。もう少しゆっくりしていきたいが、いつもこんなカンジだ。グリーン車の1号車はいちばん後ろ。

大阪を発車した時点では空席が目立った『サンダーバード29号』だったが、次の新大阪では新幹線からの乗り継ぎ客が大挙乗り込んで、さらに京都でも多くの乗車があってグリーン・普通共に指定席は全て満席に。自由席はもっと混んでいるだろう。湖西線に入った頃には陽がすっかり落ちて、いつもならまたウトウトしてしまうところが、この日はずっと買ってきた本に没頭。CDプレーヤーはヘッドホンという相棒を得てようやく本領を発揮(笑)。直流区間の北限、永原駅にはJR西日本関西地区の主力223系が折り返し準備中だった。

来年秋には北陸線は敦賀までの直流化が行われ、関西から新快速の直通運転が実現する。さっき見た223系もいよいよ日本海側へ進出だ。福井の悲願がこれで一つ実現することになるが、計画時とは事情が変わってしまって、行く末は決して明るくはないという。敦賀-京都・大阪間での『サンダーバード』『雷鳥』自由席の混雑緩和にはなるだろうけども、特急料金という収入源を失うというのも大きく、工事費用の償還など今後の情勢を見守りたいところだ。でも大阪駅なんかで「新快速 敦賀」なんて行先案内を見たら、関西と北陸がまた一つ近くなったという感じがするだろうなあ。

冷たい雨が降る金沢に到着、短い日帰りの旅は一旦これでおしまい。そのままスカイシップへ行って早速新しいシューズでNnイントラの中級クラスを1本。レッスンで汗を流して、ついでにおフロで旅の疲れも。

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 ●続いて東京へ

既に冬型の気圧配置が続き、時雨の続く金沢だったが東京は晴れて暖かそうだ…と天気予報を見ながら身支度。携帯でWebチェックインを済ませて少しは時間に余裕を持って出発…したつもりがやはり平日とあって道路は少し混んでいて、小松空港駐車場に着いたのは便出発の20分前、そのままセキュリティゲートへ急ぎICカードをピピッ。ここで15分前。ギリギリだった(汗)。以前のようにカウンターでモタモタしてたら乗れなかったかもしれないな。
既にボーディングが始まっていて、搭乗ゲートで再びICカードをピピッ。Suicaと同じ音だ(笑)。飛行機というより電車に乗るみたいだね。

JAL便だとプラス\1,000でちょっとゆとりのJクラスに乗れるのはおトク感があって、最近はずっとこちらを愛用。肘掛もシートピッチも広いしね。エコノミーだと既に隣のオッサンに肘掛を占領されていることが多いし、後ろの席のオッサンがこちらのシートバックを足でゴリゴリ押してくることもある。どちらも不愉快な思いをするのは確か。ただしこの日は隣が二日酔いですごく酒臭く閉口…。

やがて定刻にプッシュバック開始、地上スタッフに見送られてJAL1270便のB777-246は小松空港R/W24からエアボーン。
小松空港は滑走路の嵩上げ工事が行われていて、見たところ八割方進んでいる模様。現在は本来の滑走路と民航側誘導路の間につくられた仮の滑走路で運用中だ。工事中の滑走路には大きく×点が描かれている。小松空港は航空自衛隊小松基地との共用空港なので滑走路は本来コンクリート舗装だけど、仮滑走路は民航専用空港と同じアスファルト舗装。…まあこれでいいのだろう。
滑走路のセンターちょっと手前でリフトオフ、そのまま真っ直ぐ福井NDBをへとクライム。いつもなら少し右へ変針するのに。まだ空域が空いているからなのかな。アナウンスでは予定より5分ほど早く到着するようだったが…

名古屋上空あたりですーっと雲が切れてくる。そのまま浜松へと進み駿河湾上空へ。揺れもなく順調なクルーズだ。ドリンクサービスはゆずジュースをチョイス。

駿河湾上空をクルーズ
駿河湾上空をクルーズ中

伊豆半島を横切ってディセンド開始。ところがこの日は一旦御宿の先まで遠回りして房総半島へ戻るコース。羽田空港R/W34Lにタッチダウンしてスポットインしたのは結局ほぼ定刻だった。東京は晴れ。いいなあ。旧ターミナルエリアには真っ白になったANAのB747が駐機していた。長い日本での活躍を終え、海外へと売却されるのだろうか。東京へ、小松へ、沖縄へとよく世話になった機体だけに、ねぎらう気持ちと同時に寂しさがよぎる。

 ●再び取材…と買物

いつもなら最近盛んに金沢でもCMが観られる京急に乗るところだけど、この日は取材経路の都合でモノレールに乗ることにして、ついでにSuicaもチャージ。いや〜日中乗るのは久しぶり。懐かしい車窓だ。浜松町で山手線に乗り換えて東京駅へ。東京駅ではちょうどブルートレイン『富士・はやぶさ』が到着。
続いて新宿へは中央線快速。「省エネ電車」という肩書きでデビューしたオレンジ色の201系電車もそろそろ引退時期が近づいてきたようで、既にJR東日本は新車の導入を決めている。この電車の乗り納めも…意外と近いのかもしれない。四ツ谷あたりまで外堀沿いにカーブしながら走るのは中央線だなと感じる瞬間だが、この間にはかつて飯田町という貨物駅があった。そこへは通称「紙列車」というのが走っていて、オレンジやイエローの電車に混じって貨物列車が異彩を放っていた…中央線が「中央本線」という名前でも通用した頃の話。

東京駅に到着する特急『富士・はやぶさ』 JR九州14系特急型客車
ブルトレ『富士・はやぶさ』只今東京駅到着 遠路はるばる九州から

新宿周辺を少しウロウロしたところでちょうどフラッグスが開店したのでオッシュマンズへ。お気に入りだったBODY BODY WEARが入荷しなくなり一気にメンズが寂しくなってしまったけど、サイトを事前にチェックしたらそれに代わってというブランドが進出していたのは知っていた。一度実物を見てからと思っていたが、ちょっと細かい部分の仕上げが雑で、外人サイズなのでボクにはとても大きく、それに種類も少なくてガックシ。結局アンダー1枚とEnergy 4 FitnessのCD1枚を買っただけ。その他シップスやユナイテッドアローズも流して渋谷へ移動。

ストーンズの来年版カレンダーが欲しかったのと、ツアーグッズなどがないかとギミーシェルターへ。カレンダーはもちろん、ロブスターや衛兵がキースのテレキャスを持ったデザインのカナダツアーTシャツ2枚など購入。ふふっ。ところで来年の日本ツアーはあるのかな。

今回は取材箇所が少なめだったので、あとはエアロな買物だけ〜。山手線を半周して御徒町まで乗って、ジュエンのベネックス館へ。先日セールのDMが来ていて、行かなきゃと思っていたところ。メンズの在庫もなかなかで、しかもBOMBERのタンクトップが赤札。これは今買うしか…と色違いで2枚購入、ついでにBAPROのソックスも。しかもDMのおかげで全部20%オフはありがたい。
JR御徒町駅構内で遅いお昼を取ったが、支払いはもちろんSuica。こんなトコでも小銭がいらないというのは便利だね。まだ時間があったのでBODY BUTTERも寄ることにしたが、また山手線というのも面白みがないので地下鉄銀座線と日比谷線の乗り継ぎで恵比寿へ。ボクの処女作「地下鉄銀座線ストーリー」以来、東京へ来てこの路線に乗らないとどこか寂しいものが(笑)。でも銀座線はよしとしても日比谷線の電車って、なんであんなに遅いんだろう(笑)。
恵比寿から少し歩いてショップに。少し前にすごくディテールに凝った新作「10カラットパンツ」が発売になったので、一度実物を見ておきたかった。なるほどこれはスゴイなあ…と感心するばかり。Webでは判らなかったバックスタイルを見てさらに驚き。でもサイフが…(泣)。申し訳ないが冷やかしだけで店を後にした。

 ●ようやく金沢へ

そろそろ帰りの便の時間も近づき、羽田空港へ向かわなくてはならなくなった。東京は欲しいものがいっぱいあっていいなあ…と後ろ髪を引かれる瞬間だ。ちょっとだけ恵比寿アトレで「鉄」な雑誌を立ち読みして山手線を品川へ。ここで京急に乗り換え。またCMを思い出した(笑)。

次の羽田空港行きは急行。どの電車が来るのかなと思ったら京成線から直通の電車だった。この電車、下回りから「ニャ〜ン、ニャ〜ン」って音が時折聞こえてくるけど何だろう。でもなかなかカワイイ音。となりのトトロはネコバスだけど、この電車はさしずめネコ電?(笑)。
立会川で快特の通過待ち。この季節になるとドアが開いたままだと少し寒く感じる。11月も下旬だからなあ…と実感。京急蒲田を出る頃には暗くなりはじめたが、つられたワケではないがボクも歩き疲れでウトウト…。京急の羽田空港駅は第一・第二ターミナルを貫通するように出来ているが、モノレールはぐるっとUターンするように別の駅になっているので、特にANAの入った第二ターミナル利用者は、この所要時間の差をどう感じているのだろうか。今日は帰りもJAL便。

以前はANAだったカウンターはすっかりJALに衣替えしているが、なんかまだ馴れない。ソラリーボードを見ると出発ゲートが変更になったようで30番。何だよバスかよ…と少し早めにセキュリティを通り、1階のラウンジへと歩くとちょうどボーディング開始でそのままバスに乗る。ICカードがまだ普及していないのか、それとも使わないのかは判らないが、まだまだチケットを手にした乗客が多い。
この便もJクラスをチョイス。疲れた身体にゆとりのシートはありがたい。すっかり夜の帳が下りた頃、最終のボーディングも終わってプッシュバック開始だ。JAL1279便はR/W34Rに向かってタキシングしていく。夜7〜8時台の出発便ならランウェィエンドに向けて渋滞(笑)が出来ていて、ともすれば20分以上も待たされることがしょっちゅうだが、この時間は空いていてそのままローリングテイクオフ。眼下に都内の夜景が広がった。

東京湾に沿うようにクライムしながら木更津あたりで変針、金沢八景の夜景が見えてきた。ベルト着用サインが消えやがて黒い塊は丹沢山系、その向こうは箱根かな?芦ノ湖の湖面らしきものが見えたが、箱根駅伝のゴール地点…あっという間に今年も終わるのかもしれないな…。松本トランジションからレーダーで引っ張られ小松へ。

少しずつ街の灯が疎らになっていく。短い水平飛行の間にドリンクサービスがあり、配られたコーヒーを飲み干す頃にはディセンドが始まっていた。再びベルト着用サインが点灯、小松上空をヒットして右へターン、今度は見慣れた(笑)夜景が広がってR/W24へVOR/TACアプローチ。進入角2.5度に合わせるようにスロットルを調整しながら高度を落としていく。スクリーンに映るPAPIは赤二つ白二つ。そのままタッチダウン。

スポットインする頃には15分後に羽田を出たANA便らしきランディングライトが見えた。駐車場の料金所が混まないうちに帰らなきゃ。ボーディングブリッジが繋げられ、席を立ったところでムーンフォートのメンバーさんとバッタリ(笑)。少し談笑しながら到着口を後にする。

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…でもそのまま帰宅するワケではなく、北陸道に乗り向かった先はルネサンス(笑)。#2と合流してMイントラのローインパクトクラス。あと少し取材して、最終的な調整をすれば執筆開始だ。がんばらなきゃ!請うご期待!

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