感じるままに vol.4



 授業が自習になると、当然おしゃべりタイムとなる。

なかには校外まで買い出しに行く奴らまでいて、そんなクラスの中を見渡すのが俺は結構好きだった。

 課題は一応出ているんだけれど、みんな誰かのを期待していてやっていない。

 受験は来年の話だし、二年の、それも春は一番気楽なこの時期、課題より友情を深めることにみんながみんな忙しかった。

 二年F組にはバスケ部員が四人いた。和義と、徳永、大森、篠田。
そして、「STEP」のメンバーはヴォーカル兼サイド・ギターの千葉悟、キーボードの佐藤健司。

 いま、和義と徳永のふたりがバスケの部室へと席を離れてて、残り俺を含めた五人が固まって音楽の話に夢中になっていた。

 でも、そのうち悟が落語研究会真っ青の回り舌でおもしろおかしく話を進めるものだから、ほとんど音楽論っていうよりギャグの連続になっていて、俺のまわりはすごく賑やかだった。

「悟、おまえって、ほぉんとMCの才能まであるよなあ。
これからは『STEP』もお笑いバンドでウケを狙うかあ?」

 大森が腹を抱えながらそう言うと、悟がちらっと横目で俺を見て、
「克己がそれっぽい曲を書いてきたら考えてもいいけどぉ。
俺、自分ではシリアスもののほうが合ってると思ってるからなあ。
ほら、俺ってダンディーだろ?やっぱ、イメージって崩しちゃまずいと思うんだ。
千葉悟のファンを嘆かすのは遠慮しなくちゃな」
と、大言壮語を吐いて、またひとつ笑いをとる。

 よくもそんなにぽんぽんと、口から出任せが出てくるよなあ。
もう感嘆混じりの感心の領域に入ってるよ。

「では、『STEP』の専属ライター『KATSUMI』殿、貴殿はいかがかな?」
「悟をモデルにするんだったら、もしかしなくても書けるかもね」

「どーゆー意味じゃあっ!!!」

 俺の頭をこずくマネをして、悟は俺の首を締めにかかった。

 許してぇっ、冗談だって。

 そんなふうに俺たちが笑い者になると、バスケ部のふたりは珍しく俺に話題を移した。

「克己っておもしろい奴だったんだな。
そういえば、おまえの書くテンポのいい奴のイメージってこんなだもんな」

「うん、俺も好きだな。おまえの曲、聞きやすいよ。
『KATSUMI』だなんて格好つけてるからどんな奴かと思ったら、おまえじゃん。最初、イメージ狂ったよ」

 和義がくれた自信。こんな時、すごく噛み締められる。

 胸が熱い。涙腺まで緩んでしまいそうだ。

「けどま、『KATSUMI』がカズの義弟って知ってショック受けた奴、ほんと多いんだよなあ」
「この間なんかさ、練習が終わったあと、部室でカズが寺井と値段の交渉しててさ」

「ああ、あれね。最初、何の話かなってみんな首を捻ってたら、キーボードがどうとか言ってんだよな」
「そ。誰かがさ、おまえが使うのかってカズに訊いたら、『俺のおとーとっ』ってあいつ一言で片付けちまうしよ。
部内じゃカズの父親が再婚したのは知られていたから、一応、へえっ……って頷くじゃん。
そしたらそこに、まさにタイミング計ったように千葉が現れて、『幾らだった?』なんて言うもんだから、ザワザワザワ……だよ。
『STEP』ってキーボードは佐藤だけだろ? 佐藤の親が再婚したなんて話、聞いたことないしさ。
で、そのうちのひとりが言ったわけ」

「『カズの義弟ってG組だった藤井だったよなっ!?』」
 悟が大袈裟に、そのときの様子を実演してみせた。

「まさにその通り。いくら何だって藤井克己って名があがれば、千葉も絡んでるし。
あの『KATSUMI』に結び付くってもんだろう? そのあと、すっげえ騒ぎになったんぜ。
見渡すと結構『STEP』が好きな奴っているんだ。中でも『KATSUMI』の曲がいいってのが大半でさ」

「ぶっとびだったよなあ。こっちの会話をどこで拾ったのか、女子部の奴らまで乱入しちゃって。
カズの奴はいつの間にかいなくなってるし。あいつ、逃げんのはえーのなんの」

「そーいや、寺井もいなくなってたんだよな」

 そうして、ふたりの話が完全に「KATSUMI」になると、今度は悟が新入生勧誘会での演奏の話を持ち出してきて、「ところで、おニューの曲はできたのかね?」と、伺いを立ててきた。

「ひとつはね、もう渡せるよ」

 でも、片想いのあの曲は渡せない──。



 夜、あれからひとりになって窓越しに外を見たら枝が揺れてて──俺はやっぱりひとりなんだって気付いた。
隣りの部屋にはあいつがいてくれるとわかってても、俺の側にいてくれるわけじゃないんだって。

 春だというのにシーツがちょっぴり冷たく感じたっけ。
冬の寒さがぶり返したような……。



 抱き締めて……。俺を暖めて……。

 一晩中、ふたり一枚の毛布にくるまれて、ずっと眠らずにあいつの顔を見ていられるのなら、朝、どんなに熱が出ても構わない。

 その時の暖かさが得られるのなら──。





 あの譜面を見たら悟はきっと採用する。
悟は俺の想いに気付きながらも、上出来の曲と判断したら絶対使うに決まってる。

 あれはそれほど、自分でも怖いくらい感情移入してる曲だ。

 そして、もしも演奏されたりでもしたら、きっと和義に聞かれてしまう。
「KATSUMI」の名で歌われたあの曲に込められたものを、鋭いあいつが聞き逃すはずがない。

 確信をもって言える、そんなの身の破滅だ、と──。

 渡せない、どんなに綺麗に仕上がっていたって……。これだけは渡せられない。

「俯いたりして、どうした? ん?」
 その声に顔を上げると和義がいた。

 顔色を読まれた気がして、一瞬、目を見開いてしまった。

 徳永がふたつ椅子を運んできて、メンバーが揃ったところで再び話に花が咲く。
でも、和義は俺の顔を伺うようにして、時々見透すような瞳でこっちを向く。

 たまらないくらい切ない。そんな瞳を向けないでよ。

 俺は落ち着かなくて、悟に「曲を渡すよ」と言って、一旦そこから外れた。
自分の席に戻る俺を悟が追ってきたので、「じゃ、これ」と、その手に楽譜が入った紙袋をのせた。

「今回早かったじゃん。いいのできた?」
「本命はまだ……。悪い、もうちょっと待ってくれる?」

 袋の中身を取り出す手を一度止めて、悟は「珍しいな」と呟いた。

「おまえ、いつもと様子が違う。新しい曲を渡す時って、早く感想聞かせろってせがむのが克己なのに」

 悟も鈍感じゃないんだ。曲絡みになると特に、ね。

「わかった。なら、言うよ。曲はふたつ書き上げた。でも、ひとつしか渡せない」
「そう言うからには、そっちのほうがこれよりいい出来なんだな?」

 そんな……睨むなよ。俺が書いたんだから、渡すかどうか、まずは俺に決めさせてくれよ。

「もう一度書き直す。だから、もう少し待ってほしいんだ」
「勧誘会、三週間後だぜ。せめて二週間は練習期間にあてたいんだ。
アレンジの見直しも入れると待ってもあと三日だぞ。
おまえ、できるのか? 無理したら寝込むくせに」

「約束は守る。俺だって男だ、二言はないよ。みんなにはうまく言っといてよ。必ず渡すからって」

 悟はふうっ……と溜め息ついて、一言。
「ひとつだけ、訊かせろよ。その曲、ラブソングか?」

 そして、俺は悟から視線を外して、応えた。

「悟がほしいと思ってる類のかどうかはわからないけど、一応、そう……だよ」

 語尾は消え入りそうなくらい、小さくなっていた。

 悟がふいにうしろを振り返る。
一度、真摯の瞳をひとりの人に向けると、ゆっくりとまた俺のほうに真面目な顔を向き直した。

「和義か……」
 そう、ひとりごちてから、
「じゃあな、もしも三日経っても新しいの書けなかったら? その時は、それ貰っても構わないのか?」

 自分の頬が強張るのがわかった。知らずに鞄を抱き締めていた。

 できなかったら……? アレを渡す……? 

「──了解、わかったよ。おまえを信じる。それにもしもできなくても、『STEP』はその曲を使わない。
克己の曲だもんな。おまえの了解がなきゃ表に出せないよ。その代わり、楽譜見るだけならいいだろ?
なあ、克己。絶対使わないから……。約束する」

「俺、我がまま言ってるのかなあ……。ほんと、ごめん……」

 鞄をそっと開けた。小さくたたんだ一枚の紙。
まだ清書もしていない、主旋律に詩がのせられた状態の、まだ真っ白な曲。

「ダンケ」

 楽譜を受け取ると椅子に深く腰を下ろして、悟は一心に読み始めた。
絶対音感がしっかり耳についてる悟は、軽くメロディを口ずさみながら詩を追い……。

 そして、それをもう一度小さくたたんで俺に返した。

「ピアノだな」
「うん……。生のね」

「ピアノがメイン、ギターもアコースティク。ピアノから入って、ドラムス、ベースの順か」

 悟の頭では曲のアレンジがもう出来上がっていた。
すでに、もう俺がほしていた音を拾い集めている。

「……ごめんね」

「馬鹿、誤るなよ。いい曲だぜ、抜群だ。バラードか。それも子守歌って感じだな」
「ごめん……」

 涙が出てしまいそうだった。
こんな教室の真ん中で泣いたりしたら、それこそまずいのに。

「おまえの気持ちわかったから。だから、さ。……なあ、克己」

 俺の頭をごりごり擦る。
そのうちぽとりと一粒落ちて濡れた俺の頬を隠すようにして、悟は俺の頭を双の腕で抱えてくれた。

 すると、頬を濡らして顎を伝わる液体が、次々と沸いてくる。


 止まらない。ただ静かに涙だけが落ちてゆく。



 ああ、目を閉じると和義から離れるバスケットボール。
まるで夕陽みたいな丸いボール。

 白いリストバンドが描いた弧から放たれて、「…………──……」と音がする。
網を掠る音が続く。


 あの日にこの気持ちを溶かせてしまえれば……。
あの時間、あそこを通らなければ──。



 そんな回想に心を飛ばしていたら、耳が裂けるほどの悲鳴が届いた。

「きゃ──っ!!!」

 俺と悟は女子の悲鳴で引き離されたのだった。





 悟はうまくいい逃れをしていたけど、涙の跡を拭いきれなかった俺のほうはその場から逃げるしかなかった。

 廊下に出てしまえばほかのクラスは授業中だから、誰にも見られることはない。

 俺は教室から脱出して、渡り廊下に向かった。
体育館の裏手の水飲み場にでも行けば、ゆっくり顔を洗える。

 けど、そんなふうに実際うまくことは運ばないんだよね、特に俺の場合。

 何度か瞬きをしていたら急に右眼が痛くなって……。
コンタクトがずれたのだった。

 すっげ、痛い。

 しゃがみ込んで懸命にコンタクトを取ろうとしたのだけれど、指が滑って、うまく目尻を引っ張ることができない。
きっと泣いたせいだ。眼のまわりが濡れているから。

「君、何してるの、そんなとこで」
 天の助け。やった、養護のセンセ。

「ウンチングスタイルは美しくないわよ、藤井くん。……あ、今は工藤くんか」
「ど……っちでもいいから、早くセイセ、助けてよ。痛い……んだってば、これ……」

 見せてみなさい、と、ぐいっと頭を回されると、首のほうもすごく痛い。

「……っ痛、センセっ、痛いって……」
「このくらい我慢おしっ。他人にものを頼むときには我慢がつきものなのよっ」

 美人なのにね。これじゃ、嫁の貰い手、なかなかないよぉ。

 そうこうしているうちに右のコンタクトがぽろりと落ちて、痛みからは解放された。
けど、今度は視力の差に泣かされた。

 ガチャ目すぎるんだ。このままじゃ頭がふらふらしてしまう。

「これ消毒してあげるから、今から保健室いらっしゃいな。ほれ、武士の情け、手を貸してあげるから」
「すみません」

「あら、いいのよ。ただじゃないんだから。すぐに君のお義兄さんに迎えに来てもらうからね。
んで、あたしはあの秀麗な顔をじっくり拝ませてもらうの。さ、歩きなさいな、君は人質よ」

 この、よくわからない養護教諭の先生は保健室に着くと、
「ついでにベッドが空いてるから、寝てっていいわよ」
と、おっしゃってくださって。

 だから俺もお言葉に甘えて、横にならせてもらった。

 多分、センセは俺の泣き跡を見たんだろう。

 だって、両目のコンタクトを水に浸してくれると、
「あたし、お昼食べてくるね。学食って早めに行かないと混んじゃうのよ。
昼休みは生徒が来るし。ああ、忙しいっ。
そうそ、頃を見計らって迎えも寄越してあげるわ。それまで留守番頼むわね」
俺をひとり残して勢いよく出て行ってしまったんだから。

「武士の情け……か」

 薄い掛蒲団を顔まで被ると、また自然と眼が水浸しになっていった。

 俺、ほんとはこんなに泣き虫じゃない
きっと和義のせいだ。あいつがかけた魔法のひとつ。

 鼻を啜る音とともに眠ってしまったのは、南側で日当たりがよかったから。
これは魔法のせいじゃない。

 暖かくて、ひとりでも寒くなかった。

──だから、眠れた。

 でも、それは熱い眠りだった。

 鼓動が早い……。





「克己……、起きろよ。克己……」

 揺り起こす人がいた。誰だろう。

「う……ん……」

 寝返りをうつ。瞼を開けると眩しかった。

「克己」

 びくっ。冷たいものが首筋に触れた。
ぞくりと背中まで悪寒が走る、そんな冷たさ。

「目が覚めただろう」
「うわっ、……覚めたどころじゃないよ。も、びっくりしたっ」

 目の前にコーヒーの缶が出されたのでそれを受け取る。
けど、俺はコーヒーの冷たさより、和義のアップに驚いた。

「みんなして探してやれば、本人ぐっすりと寝てるんだもんな。やってくれるよ、おまえ」

 掛蒲団のうえにはサンドイッチがあった。

 昼休みも半分過ぎたと知らされる。
先生は業者の人が来たもので職員室なんだそうだ。

「そういや、ここの先生、ヘンなこといってたな。
克己がここに来るのは大歓迎だが、その変わり必ず迎えには俺が来ること、とか何とか……」

 うーん。センセったら本気みたい。

「午後の授業、もちろん出るだろ? おまえの教科書も持ってきてあるから、ここから物理室に直行しよう。
ああ、それ、おまえの昼飯だから。ちゃんと全部食べろよ。克己はもともと体力ないんだから」

 三角パックのミックスサンドを渡される。

 和義が缶を開けるときの気持ちいい音を鳴らすと、俺は掌に冷たい重さを感じて一気に喉を潤した。

 冷たい。でも、気分は暖かい。

 そんなとき、突然、卵サンドを手にする俺の足元に和義が腰を下ろして、額にかかった俺の髪を払いのけた。

 もう、二〇センチも離れていない、俺と和義。

 俺の卵サンドを持つ手が震えた。

「コンタクトしてないな。どうしたんだ?」

 大きな手に頬を包まれて瞳を覗かれた。
和義の茶色の瞳に俺が映っている。

「ずれて……痛くなって、先生に取ってもらったんだ。そっち……に、あるはずだよ」

 心臓の音が耳に響く。

 和義に聞こえてしまうだろうか。
もしかしたら振動が伝わってしまうかもしれない。

「おまえ……、泣いたな。眼が赤い」
「…………」

「千葉が新しい曲待ってるって言ってた。仲違いでもしたのか?」
「ううん。そんなんじゃない。ちゃんと書けなかった俺が悪いんだ。悟は全然関係ないよ」

 俺に触れていた手がすうっと引かれる。
俺はこのまま離れたくなくて、和義の手を掴んで自分の両瞼に当てた。

 暗闇に赤い閃光がいくつも走る。眼が熱い。

「……克己。何もかも自分で背負い込もうとすると、いつかおまえ、潰れるぞ。
適度にまわりの奴らに荷物を肩代わりしてもらえよ。曲を作るのだってそうだ。
千葉の奴もあれはあれで作曲するんだろう? おまえが全部作ることはないんじゃないのか?」

「でも……、俺、作りたいんだ。それに約束だし……」

 俺のたったひとつの小さな自信。失くせないよ。

 曲を作るのが重荷なんじゃないんだ。
曲に託しても託し切れないほど溢れてる想いが苦しいんだ。

「俺だっているんだ。少しは義兄貴を頼ってくれよ。
自分でも、そんなに悪くない男だと思ってるんだからな。
ま、頼りないって克己に思われてるんなら仕方ないけど」

 馬鹿、おまえのこと、そんなふうに思う奴なんているもんか。

 誰にも頼ることなんてできないんだ。だって、恋ってそんなものだろう?
特に俺はおまえに恋心を抱いてるんだから、おまえに頼るなんてできっこない。

「和義は……俺にはもったいないくらい、いい義兄貴……だよ」

「でも、頼れない、か?」
「……ごめん」

 今日は誰にでも謝ってばかり。和義もきっとこんな俺に呆れてる。
頼っていいぞってせっかく言ってくれたのに無下に断るんだ、当たり前だよなあ。

 俺、せめていい義弟になりたいんだけどな……。

 せめて……、ね。

「じゃ、これだけ。曲のことで千葉と約束したんなら、俺ともひとつ約束してくれよ。
最後には……どうしてもだめだっていう最後には、俺に縋ること。
誇りも恥じも外聞も、それら全部をかな繰り捨ててでも、必ず俺の前に立つこと。
義兄貴としてでもいい、クラスメートとしてでもいい。ただの見知らぬ通りすがりの他人としてでもいいんだ。
克己は落ち始めたら落ちるところまで落ちていく感じがするからな。見てるこっちのほうが辛いんだよ。
いいな、約束したぞ。身体が爆発しそうになったら俺のところに来いよ。
ひとりで悩むのにも限度があるんだからな」

 和義を好きになってよかった。好きになったのが和義でよかった。
俺が好きになったのは間違いなんかじゃなかった。

 こんなに好きになってしまったのも和義だったから。

 和義だったから好きになった。
和義だから荵かれたんだ……。


 この恋だけでいい。もうこんなに人を好きになったりしない。

 だって、行き場はなくても、いつだってこの想いは和義に向けられてる。

 ずうっと。いつまでも。

 だから──。

「和義、ほんとおまえいい奴だね。俺、おまえのこと大好きだよ」


 義弟として、クラスメートとして、それでいいから……今は「好きだ」と言わせて。



 好きだ……って──。






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